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俺以外のヤツと仲良くするなよ―――
作者買いです。
個人的にジェイク先生の本はハマるときとハマらないときの差が激しいのですが、ストーリーというよりもキャラクター設定の要素が強いです。
今作は、1つ目のカップルがメガネの頼れるお兄さん的存在×黒髪褐色なヤンチャくん。受ちゃんのビジュアルはすごく好きでした。可愛い。特にあまのさんが撮影したSIRIがサイコーに眼福でした(*´◒`*)
2つ目のカップルは、飲食店経営者の軽め都会人?×郵便配達屋さん。正直こっちは、どーしても受ちゃんが可愛いと思えず・・・あまのさんには波太とネテほしかった派です。そのルートが消えた時点でちょっと萎えてしまいました(自分のセーヘキに忠実なタイプのヲタク)。
えっちは相変わらずどちゃどちゃにシコいです。シコいを描かせたらなかなか右に出る方はいないのでは?これからも作者買いします!
こと大好き作家さんなので甘め評価になっております。ごめんなさい >_<
この作品は、赤星さんの中でも糖度高めかなぁと思います。
ちょっとほの暗いような、痛くせつないような濃いHを入れつつも、かわいく甘い関係が多い赤星作品。
この単行本では、オムニバス的に2カップルのお話が収録されています。
かわいい漁師の波太と、優しくてちょっと優柔不断な芳晴のカップル。芳晴はプロポーズしたいけどなかなか言い出せなくて、誤解した波太とこじれかけるも、脇キャラの八潮のサポートでめでたくくっつく、というお話。
この八潮がキーマンです。ちょっとつり目で黒髪。抑えた感情の中に少し官能を感じさせる赤星作品の真骨頂とも言うべきキャラ。
後半は、この八潮と、村に取材にやってきた飲食店オーナー、あまのさんの恋のお話で、物語としてはこちらの方が読み応えがありました。
郵便局員の八潮が、控えめだけどはっきりとあまのを誘うシーンがHですね。。
おすすめの一冊。
小さな田舎町での2組のカップルの恋模様が描かれます。
1組目は幼馴染の芳晴と波太です。
初っ端から波太の「しよ?」なんて甘いお誘いから
エッチをおっ始めていたので恋人なのかと思いきや、
どうやらこの2人やることやってはいるけれど
未だ体だけの関係(のつもり)らしい。
こ、こんなに甘い空気醸し出して今さら何言ってんだ…!
だけど、当人たちは恋は盲目が過ぎて、
恋人までのあと一歩を踏み出せずにいました。
そんな中、夏祭りを見にやってきた
観光客・あまのの出現によってさらにこじれてしまい…
両想いなのはわかりきっているのに、
好きの一言で済んでしまうのに、とじれじれ。
だけど、想いが通じ合ってしまえば、
素直で幸せいっぱいの2人なのでした。
波太の焼けた肌に白く映える褌姿は言わずもがな、
BLにおいてしっかり描き込まれることが少ない芳晴の体毛、
というかもはや毛だるまな描写が意外によかった…
心は気弱なくらい優しいのに、肉体はめちゃくちゃ男らしい!
と図らずもときめいてしまいました。
2組目は観光客のあまのと町の住人の八潮です。
前半カップルの当て馬役を担ったあまのと
逆に2人の仲を取り持つ役を担った八潮。
てっきり八潮が攻めかと思っていたら受け!
意外なまでの乱れっぷりにドキドキしてしまいました。
こちらの2人は一進一退して、また一進したのに、一旦休憩して、
今度は一気に一進のような時間をかけて育ててゆくタイプの恋模様でした。
お互いに好意はあるのに、大人だからこそ色々と理由をつけて
素直になれず、遠回りをする2人がじれったくてたまりませんでした。
だけど、時間をかければかけるほどに、相手への想いが
どんどん大きくなってゆく様がみられてすごくよかったです。
理性では終わらせなきゃと思ってはいても、
感情が抑えきれないって愛しすぎですよね?
そんな厄介な障害を乗り越えて実った恋だからこそ、
その後の八潮が甘える姿やそんな恋人にメロメロになっているあまの、
2人のイチャイチャっぷりに幸せを感じました。
神社の境内で2人でお弁当を食べる場面も
真昼の危険な情事な雰囲気を漂わせていましたが、
両想い直後の車中エッチでは勢いつきすぎて
車外にまで飛び出てしまい、エロと驚愕がダブルブッキング!
は、激しすぎる!!と心臓が高鳴りながらも、
フウ、周りに誰もいなくてよかった…
と要らぬ心配までしてしまいました(;´∀`)
その後の2人がみられる描き下ろしも嬉しかったです。
とろけるような幸せをありがとう…
最後まで、すごく満たされた気分です。
表紙の肉感で勝手にガチムチ認定したまま、今日まで放置してました。
早く読めば良かった。
前半の芳晴と波太は、焼きもちや取られるかもしれない不安を感じて初めて関係の不確かさを認識するという内容でしたが、ハバネロマヨネーズをお尻に!?という衝撃が一番でした。
よく熟睡できたなあ。
年齢がはっきり分からなくて、八潮が中学生のときに波太が園児とあったので、ここが10才近く離れてるのは理解しました。波太と芳晴は同級生?後半で高校へ行く八潮に縋りつく2人が同じくらいの大きさで描いてあったものの、芳晴が老け顔なのか、波太が童顔に子供っぽい性格も相俟って10代に見えてしまって、おじさんとショタに見えてしまいました…。
そして波太、脱ぎ過ぎ。法被だけって…。裸エプロンならぬ裸法被は初でした。
どちらかと言うと後半の心理戦が良かったです。
言いたい、でも言っていい?重くないか?言わないでおいた方が…。このまま思い出に…。忘れよう。
八潮とあまのの逡巡に身悶えました。年を重ねていくうちに読まなくていい空気まで読んでしまう心情が巧みに描かれていました。満足です。
これ、褌好きにはたまらない作品だと思います。お祭りの時のお話なので男同士で褌履くお手伝い♥私は個人的にはそんなに褌に萌えないのですが、なるほどこう言うのがいいんだろうな。この角度から普通におしりが丸見えなんだなと新しい扉が開く気がしました。
前半のカプ、受けの子が褐色でショタ気味で可愛いので、仕事は漁師じゃなくても良かったかなぁ。もちろん見習いと言うパターンもあるんでしょうけど、漁師と来たら、いい体!と反応してしまうので少し残念。
後半の大人の二人、体目的っぽくて最初はどうなの?と思っていましたが二人の意外にもピュアなところがちょいちょい出てきて最終的には、「大人だって甘えたくなるときもあるよね」と二人のイチャイチャを目を細くして菩薩のような心で応援してしまいました。
全体的にエッチシーンが多く、絵もねっとりしているので受け付けない方もいるかもしれませんがストーリーとしては甘く、純粋な二組なのでお薦めします。