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続編です(*^^*)
本名と塚原と、刑事同士のお話。
前作では、糖分不足でしたが、結局は買ってしまったのですよ。
忙しい職務ではあるけれど、付き合って2年近くになる模様。
最近、大口の麻薬取引の情報が相手に流れているようで、その調査を始めたら、高級腕時計を付けている人物が浮上。
相手の確認を始めると、塚原の中学時代の知り合いらしい光瀬に当たる。
本名から見ると、光瀬はどうにも怪しいのだけど、塚原はシロだと言い張り。
光瀬と2人でコソコソ会った上で様子がおかしい塚原に、悶々とする本名。
そりゃそうだよねぇ。
その上光瀬は、どう見ても怪しいし、意味ありげだし。
結果、光瀬の行動理由は分かりましたが、私としてはやっぱりスッキリしない。
糖分不足とはいえ、本名と塚原が一番の推しな訳ですよ。
なのに、光瀬にもっていかれてる感が拭えず。
塚原も塚原だよ( *¯ ³¯*)
糖分はちょっと増してたように思いますけど、うーん、やっぱり消化不良です(^_^;)
警察モノの続編。付き合っても甘さのない塚原と本名のこの雰囲気が好き。
職場恋愛中の二人は、あまりに可愛い合図を決めていて笑ってしまった。この二人が話し合って決めたとは思えないし、察する形で出来上がっていくのが想像できる。相手の感情には鈍くても、こういう意図はしっかり伝わりそうで萌える。
今回は塚原の昔馴染みが出て来て、本名がやきもきする展開。といっても恋愛的なものより、信頼関係が崩れる方を怖がっている印象だったかな。それもまた本名らしい。
光瀬の正体は面白かった。ただやっぱり本名の所属側から見ると軽視されているのが分かりすぎて虚しい。光瀬の部署側から見ると、小物が邪魔しやがって、となるところなんだろうが。まあ警察小説あるあるを読めて楽しかった。
後半は二人で温泉デート。まさかこの二人のこんなにほのぼのした話が読めるとは。前半の事件中の塚原は苦しそうな場面が多かったので、本名と二人の状況にはしゃぐ可愛い塚原が見られて良かった。
“愛になれない”は“愛に成れない”でなく“慣れない”の意味合いが強いのかな。本名は二年も付き合ってまだこんなに初々しい反応なのかと、ちょっとびっくりした。塚原の包容力と忍耐力はすごい。
前巻と同じく、キャラクターの魅力と恋愛部分は神。刑事が主人公の事件小説としては惹かれない。書き込みが浅く、そこをさらっと流すのかと戸惑ったりしていた。まあ期待するのが間違いなんだろうけど。
BLとしてはこのくらいの糖度の作品も好みなので、塚原と本名の物語をまだまだたくさん読みたい。あと砂原さんの文章はいつも通りとても良かった。読んでいて心地良いこの文章が大好き。
刑事モノが好きなので、たまたま電子書籍で手に入れたのですが…
何んと続編だった(汗)
ですが、あとがきを見るまで違和感なかったので、最初から恋人同士の話なのね、って事で納得して読めたんでこの本から読んでも気にはなららいかなと思います。
お付き合いを始めるまでのモダモダ(かどうかはわからないですが)は無いけれど、ツンばっかりでたまーにデレが入る受けとワンコに近い年下攻めのCPはなかなかに萌えられます。
もちろん事件も絡むわけですが、麻薬がらみなので薬を盛られて…的なところは萌であります!(実際は違うので、さらに萌、、、という)
何となく、砂原糖子さんがこういう題材を扱うイメージが無くて、どんな感じなのかなと思っていたのですが、違和感なく読めました。
ぜひ前作の「恋愛できない仕事なんです」も読みたいと思います。
”恋愛できない仕事なんです”がすごく好きで、続編ないかな~と思ってたら、あった…!というか作品情報にちゃんと紹介があったのに見落としてました。。
というわけで、あったよ続編嬉しいな!でした。
あれから2年後の設定に驚くほど進展してない2人…。直後じゃないの?な印象でした。今回、いきなりエロスタートだったので、すっげー恋人しちゃってる!と一瞬思って現実に引き戻されます。相変わらずな2人の張り込み事情に苦笑。
今回は前回よりシリアス、というか事件に華やかさ(?)、スリルがあります。失敗した一斉摘発の重要参考人が、塚原の昔馴染み…というお話でした。事件の顛末は前作よりこちらのほうが面白いので、ネタバレなしで読んでみてほしいです。
ワケありな重要参考人・光瀬は、ちょっと本名に雰囲気が似ているという美人設定なのですが、光瀬に寄り添う強面ボディガード・武村(元暴力団組員)との関係性が、萌え萌えでした…(あまり語られていないんですが、だからより一層妄想が…)。この2人のスピンオフ、とても読みたいです!!!
書き下ろし”刑事と休日とソフトクリーム”は糖分補給のおまけ作品。オフでも刑事魂は休まず、、な2人の、突然の休日in温泉町のラブコメです。
前作から二年後。
公私ともにパートナーである彼らなんだけど、二年も一緒にいる感があまり感じられないなぁ‥‥と思いました。
確かに「あいつを失えば……」というところまでに到達してるけど、二年かかってようやくそこ?と。
でも本名だから、恋愛感情が増幅していくスピードが普通の人の三倍かかるのかもしれないです。
正直言うと、彼らのラブ面に関してはあまり萌えがなかったです。
前作はあまりにも酷い本名の恋愛音痴ぶりが愉快だったのだけど、恋人同士になって二年が経過してても未だに合鍵すら「ケジメだから」と拒んでいる本名に何だかなーと。
もう!本当は嬉しいくせに!みたいに素直じゃないツンデレキャラなら萌えるんだけど、本名はいい意味でも悪い意味でも裏がなくて、彼が嫌と言ったら本当に嫌なんだ、みたいなところが読んでてショボンとなってしまう。
まぁそこが正直者な彼らしいし、攻めからも「そのままでいてください」と言われているのだけど。
だけど事件をめぐる真相とそこで出てくる塚原の中学時代の先輩・光瀬が魅力的なキャラで面白かったです。
麻薬の強制捜査が失敗続きで、誰かが情報を流しているとしか思えない中、その被疑者として彼らの前に登場するんだけど、シロともクロともいえないキャラでその正体が知りたくて一気に読んでしまいました。
そして本編で一番萌えたのは、広瀬の少年時代。
くわしく書かれている訳ではないのだけど、塚原に片思いしていた(と思われる)広瀬。
演劇部の劇で、原作通りだけど劇ではしないはずだったキスを塚原にした瞬間を撮った一枚の写真から色々妄想が広がります。
(というか、男二人のキスシーンが原作にあるってBL劇なのか?)
演劇部でもない塚原を助っ人として連れてきたのは広瀬だというので、原作のキスシーンを知って、淡い期待を抱いて塚原に出演を持ちかけたのかなぁ?とか、萌える。
そしてヤク中の母親持ちの自分と仲良くしているせいで、警察官になりたいという塚原の夢が台無しになってしまう事を恐れたからこその縁切り提案とか、その健気さや胸中の葛藤を思うと……萌える。
そして友達の縁を切る際に「二十年くらい経って、もし偶然また会えたら」という台詞をどんな思いで言ったんだろう……とこれも萌える。
(でも、再会しても広瀬の中ではもう過去の事として消化してるっぽいのだけど)
あれこれ想像が膨らんで楽しめました。
二人のラブ面に対しては物足りないと先ほど書いたけど、続編の「刑事と休日とソフトクリーム」はそんな不満を補うような甘いイチャコラ話で、塚原にドライヤーしてやってる本名の姿が貴重だなぁと思わず和みました。