電子限定描き下ろし漫画付き
「セックスも出来れば言うことないだろ」「ありえねーだろ、俺とお前だぞ!?」
同棲ものが好きな方には是非読んで頂きたいです。
親友から恋人になるまでの王道ストーリーです。
受けのひょんな一言からお試しで同棲することになった二人。
攻めのカミングアウトから一線を越えて、受けが攻めを意識しだしていきます。
受けが当て馬に押し倒されてキスされますが、ちゃんと逃げきるので安心です。
両想いになってからのえっちは甘々で良かったです。
シーモアは白抜き修正でした。
これからも仲良く暮らしていくんだろうなと温かな余韻に浸れるお話です。
らくたしょうこ先生の作品です~!
このお話が好き過ぎてかなり読み返しています。
なんか良い。
らくたしょうこ先生の描かれるコミカルなんだけど、肝心な場面での、ときめく感じがもうたまんない。
こちら、大学同期の付かず離れず腐れ縁のアキと島の恋人になっていくまでなんです。
アキのツンデレ、島のほんわか包容力が絶妙。
喧嘩してから、仲直りの仕方を知らないアキのおずおずした謝り方が、ツボにはまるんです。
あと、個人的に島の性格というか人柄がかなり好き。
冒頭で島の作ったローストビーフが、毎回、なぜか心底食べたくなっちゃう。
ずっと島への恋心を拗らせながら、離れなかったアキの事も、しょうがない奴だなぁと思いつつ、憎めない可愛げが良いんです。
あと、二人のえっちがなかなか良き。キスとかエロいし、きっとめちゃくちゃ二人は気持ち良い。
一応、当て馬の島の後輩登場しますが、彼も憎めないキャラです。
島とアキの二人暮らしは、彼ららしくて、普通なんだけど幸せなので読後感良いですよ。
とにかく軽く読めるけど、また時間を空けて読み返してしまう。
ハピエンなので読み終わると気持ちが軽く優しく成る気がする作品です。
普通さ加減が大変良いです。
1話とその後でなんとなく方向性が変わっていってる気がするのは、先生の中で紆余曲折あったんだろうか?
◾︎アキ(官僚)×島(1人満喫系SE)
中の上(あるいは上の下?)同志の日常という、案外商業BLに少ないジャンルが1冊にうまくまとまってます。アキの二面性とか後半忘れられかけてましたね。
アキが攻めなんですけど、ツンツン加減は受け属性っぽさが出てて、ヘタレ攻めなのかもしれない。ちょこちょこ素直なところが、俺様でもなくスパだりでもなくあくまでも平凡さを感じて好きなところです。電子限定おまけ漫画がまーーー可愛い!なんだこの人。受けか?
アキ、厚労省とかかなって勝手に思ってたのが、今回のウイルス世間の対応に追われてキレるアキと島くんの漫画をらくた先生がtwitterで上げてらしてうれしくなりました。状況は喜んじゃダメなんですけど。
らくた先生の作品で今のところいちばん好きです。特典ペーパー欲しさに紙書籍でも買い足しました。改めて眺めると表紙のアキがすごい美人でびっくりします。
毒舌家で大事なとこでは言葉足らず、怒りっぽいアキの外面版だったのかぁ。
島くんがすっごいふつーのエンジニアなとこが好きです。特に美人でもなく切ない過去もなく。
親友だったアキを意識し始めてひとり悩んで、アキが好きだ、て認めるところがじいんと来ます。認めてから今度は空回りで突き詰めることから逃げちゃったりする、そういうフッと思考停止しがちなとこも含めて、ただ良い人ではない普通な島が好きです。
最後までわかってから読み返すと、アキの掌に始めからいたんだなって。島がぽろっと同居を提案したときのアキの表情とか、ああー!なんとか誘導してたんだねー!!て不器用なアキにジタバタ悶えます。
腹黒エリートって帯にありますが腹黒なのは世間一般に対してで、こと島に関してはただの不器用で何もかも下手っぴなアキがすんごい可愛い。
島の体温に安心して2秒で寝落ちするアキ、後輩春日くんの煽りを思い出しては一人で壁に頭打ち付けるアキ、ごめんなさいをすぐ言えなくてめちゃくちゃ凄んでしまうアキ。どれもこれも滲み出ていてキュン転がります。
致死量のキュンは、島以外の友達の前で初めて酔っ払って「友人の話なんだけど」て相談し始める場面。(自分の話だよな)(自分の話かな?)(自分の話か…)て全員察してるなかで「どうしたらずっと好きだったやつに
素直になれるのかな…」
て零すアキが可愛すぎて!!!
その直後の「今日はもう帰るね…」てふらふらな一言も激可愛い。
素直になれなくて、強引なのに押せてなくて、わりと島のテンションに振り回されてるアキが本当に可愛いです。
苦手だったはずの犬の安村くんと島について語り合うオマケも超可愛いかったです。
えっちが先な二人ですが「カラダから始まる恋」とも少ーし違う気がします。気持ちの話は別で展開していて、ようやく気持ちが通じた後のえっちは、あまあまが濃くて苦しいくらいですが、
日常に馴染んでるえっちもめちゃくちゃえっちで…!そこもこの作品を好きなひとつです。
電子限定のオマケはやっぱり不器用なアキの誘い方が下手すぎてあざとくて悶えます。
何度も読み返してるお話です。
(早くアキのお仕事が落ち着く世の中になってほしいです…。)
好きですわー、この作品。
読み直したけど、やっぱり良い。
気心の知れた友人同士だからこその距離感の心地良さ。
2人とも処世術としての外面の良さはあるものの、根本的に自分勝手。
めんどくさいおとななのです。
だからこそ素でいられる相手の有難さが分かる年頃。
大学時代のサークルの飲み会が発端となって島とアキの2人暮らしが始まるわけですが。
SEの島は女子からも「島」呼ばわり。一方、官僚になったアキは「園部くん」。庶民とイケメン王子の差を感じられます。ただイケメン王子も周囲が身を固めはじめる頃には「元イケメン王子」になっていくわけで特に女子たちから狙われるということもなく。
島の人当たりの良さは面倒を避けるため。
アキの外面の良さは長年培われた対人スキル。
いずれにしても2人とも素で何でも言い合えるのはお互いだけなのです。
再読だと島が一緒に暮らそうと言ったとき、酔った勢いでしたとき、アキはどんな気持ちだったんだろうと思うと追いがつおだしならぬ追いきゅんが来ます。1回目に読んだときは「軽いなー」とアキにちょっと嫌な感じがしたのですが、もう事情を知った身としては「ここぞとばかりに!怪しまれずに食らいつけ!」みたいな気持ちだったんだろうなとにやにやしてしまう。
だけどほぼ島目線なので、全編通して気持ちを伝えられないつらさとか切なさみたいなものはありません。気の置けない友達から気持ちいいこともする友達になって、他の人に同じことをされそうになったら嫌と気付く。「あれ?何でアキだけ特別?」という流れがメインになっているので、とにかく軽いノリです。
ケンカをしても今まで通り「めんどくさいからいいか」と思いつつ、どこか吹っ切れなかったり。アキに対しては「いつもの自分」を貫けなくなっていく辺りでこちらも気分が上がっていくのですが、同居解消のときにどかーんと落とされる。結局島は島…。そういえばケンカのときもアキのコンビニ徘徊やとんかつがgood jobだっただけで島は動いていなかったな…。島よ、君にはがっかりだ。
アキもアキで島の部下の挑発に乗せられそうになったときの反応が面白かったり、家を出て行くときの茶番劇も「島、気付いてやってよー」というくらい茶番劇だけど、エリートさまがそこまでしても失いたくない、手に入れたいと思うもの、それが眼鏡のおっさんというところが痺れるのです。
新しい家族のわんこを加えた「島くんとアキくんと安村のないしょ暮らし」も読みたいです。
そこで島の部下の春日にも春を!!
極めて神寄り萌2です。