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意識してからは翻弄攻×5年間片思い受
作家買いです!
夏野先生の作品では『アバウト・ア・ラブソング』が大好きで、今回も迷わず購入!
そして……無事(?)『冬知らずの恋』にもどっぷりハマりました!!
すごく好きな作品です!!
なんかもう、ずっと切ないの!!
高校生なんて未熟で、自分のことばっかりで、性欲もあふれてて、後先考えずに動いちゃう。
そのリアルさがめちゃくちゃ刺さる…!!
私が最初にハマったのは、愁ちゃんの後ろ向きな思考からくる健気さ。切なさの演出が、ほんとすごい。高校生にしては、何かずっしりと背負っていて、その影がミステリアスでセクシーにすら見える。そこがもう、めちゃくちゃ魅力的!!!
そして……来ました、千紘のほんのり漂う“クズ感”!!!ここがいい!!!!自分のことばっかりで、性的同意もイマイチ。愁ちゃんへの執着も、ちょっと傍若無人に見える瞬間がある。
でも、それでいい!!!
だって千紘はまだ高校生。
ここから“クズからの成長”が期待できる、その余白が最高なんです!!!
ていうか、千紘が相手だからこそ、愁ちゃんの健気さがより際立つ。描かれていないところでも、きっと愁ちゃんはたくさん傷ついてきたんだろうな……って想像しちゃう。
その切なさ?不憫さ?そこがまた、たまらなくよくて。でも不思議と、高校生マジックでどこか爽やかなんです!!
夏野先生はやっぱり天才だー!!!
※蛇足
最後に一つ思ったのは、愁ちゃんママの涙。あれはもしかしたら、性別が問題でない可能性もあるなと。そりゃ自分の子どもが甥っ子の明らかな寝込みを襲っていたら泣くわな、と思いました。性的同意大事!そもそも家族の性事情なんてデリケートすぎるもんね!ノックしようね!
初めて読んだ夏野先生の作品ですが、まず、その美しい線で描かれる絵の素晴らしさに魅入りました。陰影での光の表現も美しく、作品全体が綺麗な世界です。
5年前に隣に引っ越してきたいとこの千紘にずっと恋している愁ちゃん。エアコンが壊れたからと夜寝る時にベッドに忍び込み眠る千紘を見ながらオナニーしていたところをばったり自分の母親に目撃され……!?
最近ようやくLGBTが叫ばれ同性同士の恋愛も自由になってきてはいますが、もし自分の家族が…?と考えるとすぐに受け入れる事はなかなか難しいかもしれません。愁ちゃんの母親もまさにそんな感じで、息子のオナニーを目撃して以降、千紘と二人きりでいる事をよく思わない人でした。
無理して女の子と付き合おうとする愁ちゃんも切ないし、元々ノンケの千紘が女の子と致しているのを目撃するのもしんどい……。
高校生独特の爽やかさもありながらモダモダ揺れ動く恋心で胸がいっぱいになります。
そして作品全体を通して夏のじんわりした暑さを感じれる作品でした!
心理描写が凄まじく上手いです。
25時、赤坂でやアバウト ア ラブソングを読み、夏野先生の他の作品をと探して出会いました。
高校生ゆえの葛藤
好きな人が男であり、それを母親にも見られ泣かれたときの愁人の気持ちを考えると胸が痛いです。
千紘は意識してから結構グイグイいきますが、愁人は母親のこともあり1歩が踏み出せない様子。でも好きな人とは離れたく無いわけで。
切ないですね〜
いろいろエグい内容のBLを読んできたわたし的にはちょっと物足りない。でも、これは個人の趣味ですね。
BL初心者にはよいと思います。切なくてキラキラしてます。
ちょっとだけ、その後の母親との関係性が心配かな?察しているようではあるけども。
男女の描写あるので、苦手な人は注意を。
秘めるべきだった千紘への想い。それを抑えきれずにいたところを母親に目撃されてしまった愁人。
中心にいるのは千紘と愁人なのに母親の涙からお話は始まっていて…
お話が進んでいけはその理由がわかってくるのかなー?と思っていたのだけど、それほどはっきりしたものがなかったことにちょっぴりモヤモヤ。
千紘と愁人は従兄弟だし、さらには男同士だし。そういう後ろめたさを印象付けるために「母親の拒絶」を見せたのかもしれませんが、結局それを解決させられるのはふたりの気持ちしかないんですよね。
なので、"蓋をするべき気持ち"だということを母親の拒絶で表現されていたことに「うーん??」という気持ちになりました。
ふたりの関係はといえば。愁人が悩んでいたほど拗れることもなくて、それほど難しい恋ではなかったのかな?と感じました。
幸せなところに着地して良かったけれど、気になるところも結構あったなと思いました。
作者買い。夏野先生の儚げイケメンでちょっとズルい感じの男子(攻)と可愛いお顔で意外と男らしい受が好きだ。
綺麗な顔して強引だったり、打算的だったりする、王子様顔で全然王子様じゃないのほんとずるい本当好きだと、夏野先生に実感させられます。
好きで好きでたまらなくって、でも、それを言ったら壊れてしまいそうな関係があって(この作品だと、母子関係だったり、友人関係)、理性的であろうとするけれど、あふれ出す。『見つからなければ大丈夫』とたかを括りながら、どこかで見つかることを望んでいる。そんな危ういDKの話です。