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幼稚な恋をどうしよう

youchi na koi wo doushiyou

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表題作幼稚な恋をどうしよう

高城広幸,β,転入生
桜野花人,Ω,身寄りの無い高校生

同時収録作品ヤリチンエンゲージ

百瀬太郎,ヤリチン
りの,鬼

その他の収録作品

  • 幼稚な恋をどうしよう(描き下ろし)
  • 電子限定描き下ろしマンガ
  • カバー下 おまけマンガ

あらすじ

叶うわけがない初恋は、少し悲しくて、幸せで、泣きたくなる――。

生活の為に小さな町で体を売っていたΩの花人は、
転校生の高城に男のアレを咥えている現場を
目撃されてしまった!
近所でもクラスでも浮いた存在である花人。
だけどそんな自分を見る高城の瞳には偏見の欠片も見えない。
親しく過ごすうちに、花人はマイペースな
高城にどうしようもなく惹かれてしまうが?

作品情報

作品名
幼稚な恋をどうしよう
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
ISBN
9784799734735
3.9

(93)

(37)

萌々

(26)

(21)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
15
得点
358
評価数
93
平均
3.9 / 5
神率
39.8%

レビュー投稿数15

本編の一コマが表紙と同じで胸を打った

紅先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
健気 4
可愛い 3
エロ 3
不憫 3
な感じだと思います。

マイペースなベータ×健気な売り専オメガのカプです。受けの花人くんは、男の娘キャラではないですが、高城くんと比べると体格が華奢で瞳がキュルンキュルンなのでめっちゃ可愛いです。
因みに同時収録の短編の受けは、攻めが女の子と勘違いしてしまう男の娘系キャラです。

物語り初っ端から、オメガの花人くんは男に口で奉仕している場面を、ベータの高城くんに目撃されてしまう。小さな町で、売り専の花人くんの噂をクラスメイトから聞かされ、売りの場面を目撃していたにもかかわらず、花人くんから直接聞いた話じゃないから信じてないと、マイペースな高城くんは普通に接してくれる。

初めて出来た友達。高城くんに対して友愛から恋愛の好きへと変化し自覚した時の心情や高城くんの言動で一喜一憂する花人くんが物凄く可愛いです。花人くんが噂や陰口、モブキャラからの辛辣な言動で不憫な思いをするが、その度に高城くんの優しさに救われます。

好きになって貰える価値なんてないと、高城くんから離れようとする花人くん。ベータだから発情から救う事が出来なくてごめんと謝る高城くん。お互いを大切に想い合っている2人が健気で切なくて優しくて温かくて心がジーンとなります。

高城くんはベータなので、オメガの花人くんと番になる描写はありませんが、ちゃんと結ばれますので安心して是非とも読んでほしいです。

0

βとΩの恋

「セフレ、やっぱなしで!」「触らないで、抱きしめて」ともまた違った印象の作品でした。

冒頭からの花人のモブに対するフェラシーンには驚きましたが、目撃した高城の態度がフラットでとても良い子なんです。

オメガバとしては田舎ゆえのオメガに対する偏見とか、表では花人を蔑みつつ陰では搾取しようとする男たちには虫唾が走りました。
そんな中でも逞しく生きて来た花人が健気で可愛いんです。高城が惹かれて行く気持ちの流れが自然で凄く良かったです。

ただ、花人が1人でグダグダ考えて突っ走り気味なのは幼さ故なのか、田舎から出たこと無い無知故なのか焦ったく思いました。

途中でウリを辞めた花人が無理矢理やられてしまう場面がありますが、花人に起きた事に感づいた高城が上手く処理してた事に拍手喝采でした。まるでアルファのように出来たベータが高城なんですが、彼等は番になれないし本当の意味でヒートを慰める事が出来ないんですよね。

だからこそ、お互いしか要らないって言う強い気持ちに凄く萌えました。

高城の両親がまたとても素敵な人達で、こういう親に育てられたからこそこんな好人物に育ったのかと納得でした。

同時収録作の「ヤリチンエンゲージ」がちょっと毛色の違うお話だったので、ちょっと戸惑いました。

重くなりがちなオメガバですが、描き下ろしがある事によって花人の母親のお話とか凄く救いのある内容になってて凄く良かったです。

0

絵もストーリーも素敵でした

BL作品でよくある展開(偏見)のモブ女性が、ただのモブではなく、話に説得感を持たせる存在になっていて、そこが特に良いと感じました。
ストーリーや絵の雰囲気は少女漫画のような印象を受けましたが、濡れ場もあってちゃんとエッッッなのが大変よかったです。表紙も一見BLっぽくないので商業BL初心者さんにもおすすめできる作品だと思います。しあわせハッピーエンドです。
「オメガバースといえばα×Ω」的なのが多いなあとずっと思っていて、その組み合わせが普通だと刷り込まれていました。でもこの作品はβ×Ωなので、そこならではの物語があります。そういうところも素敵だなと感じました。オメガバースはあくまでもエッセンスで、本質は別にあると考えるきっかけにもなりました。

とにかく花人がかわいいので、あまあまほのぼのはぴはぴ系が好きな方はぜひ読んで欲しいです。

0

絵といいストーリーといい…

絵がちょっと地雷だったものの、レビューの評価が神ばかりだったので買ってみました。

結論から言えば、絵もストーリーも拙いというか、完成していない感じが目立ちました。

ストーリーの流れが無理やりとまではいかないけれど、どうも自然な感じがしません。諸々の設定を生かし切れていません。具体的にいうと、花人の環境とβ×Ωです。
多分どっちも中途半端にフィーチャーされてるから話の運びがスムーズに感じられないんでしょう。どっちもきちんと描くのが無理なのであれば、どっちかにフィーチャーすればよかったのではないでしょうか?例えば、普通にα×Ωにするか、あるいはβ×Ωにする代わりに花人をただ空気のように扱われているだけにして花人と一緒にいることによって、攻めがクラスメイトから悪いように言われることがないようにし、その分早くくっつけてβ×Ωだからどーのこーのの描写をするとか…?
素敵な設定なのにもったいないなと思いました。

絵は少女漫画みたいな感じ?攻め受けの身長差がありすぎる・体があまりに細すぎる・顔が少女漫画チックでした。試し読みしたので顔が少女漫画チックなのは分かっていましたが、そのほかの部分も少女漫画チックで、そこにばかり目がいってしまって、ストーリーに集中できませんでした。

ストーリーよりエロ重視って方にはいいのかもしれませんが、そこそこストーリーも大事な私にとっては向かない作品でした。

2

こういう、作品との出逢い方もあるのねv

試し読みだけではスルーしていたかもしれない作品。
普段は使っていないhontoさんのチケットをこちらで頂いたので、
とりあえずで買って読んでみた。

導入とか主人公の設定とか、
BLファンタジー過ぎてなかなかハードル高いなぁ……と思いつつ、
読んでいくと、そういえばオメガバだったな、の展開。

しかしこの辺になってくると、
じわじわと花人が可愛くなってくるv
じつに嫌味のないキャラなのだ。
攻の広幸も偏見なしに花人と友人でいてくれて、
これは惚れるなvと。

二人がゆっくりと距離を縮めていく様子を、
いつの間にか微笑ましく見守っている私がv

どこか既視感のある絵柄とか気になるところはありつつも、
結局最後はよかったねvと、しっかり感情移入!
書き下ろしでほっこりさせられ、
幸せになれよ‼︎♡とすっかり近所のおばちゃん状態にw
本を閉じる頃には買ってよかったんじゃない?と納得。

ちるちるさん、新しい出会いをありがとうございましたv

評価はちょっと迷いましたが、
今後を期待しつつ、×2寄りの「萌×1」!

2

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