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表題作及ばぬ恋は馬鹿がする

武内洋平,サラリーマン
西森 潤,レコード店店員

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

高校時代、共通の趣味がきっかけで仲良くなった地味グループの潤とリア充グループの洋平。
仲も深まってきたある日、洋平の提案で“触りあい"をすることにーー?!

それから10数年。独り身フリーターの潤が上京した先のマンションで、
例の出来事以来疎遠になっていた洋平に再会して?!
鮎川ハルの描く、不器用同士の遠回りラブストーリー

作品情報

作品名
及ばぬ恋は馬鹿がする
著者
鮎川ハル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864423137
3.5

(52)

(10)

萌々

(17)

(19)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
179
評価数
52
平均
3.5 / 5
神率
19.2%

レビュー投稿数11

理解はできるけど

絵が変わられましたかね。ちょっとラフになったような。

元同級生の再会もの。
結局、両片思いだったというやつ。

上京先で偶然お隣でしたよ。
街中でも偶然会いますよ←前作でもこのパターン何度かありましたね。

酔っ払ってのキスもありました←BLで何百回見たことでしょう、と「あいもかわらず」のレビューでも書いてました。もう様式美ですね。

偶然が何度もあったり、あるあるベタベタな展開が続くと正直萎えません? 私はまた〜?となっちゃいます(言ってしまうと、作家さんへの信頼度が下がる)

で、ストーリーとしてはわかるけど、萌えどころがあんまりない。
キスするとこくらいかな。

先生作品4作読んできて、どのキャラもわかるんだけど、感情移入とかかわいいとかあんまり思わないわ〜と。
こればっかりは好みとか相性ですね。

潤視点がメインなので、さすがに何を考えているかは理解できるけど、行動がよくわからない。なぜそんなに積極的になれるのか。 

「ごちそうさまでした…」はドン引きでした。
わざわざ思い出して言うこと?と。もしかして笑うとこなの?! や、潤のワケワカメさの表現か。むずい。

本作は現在の洋平がかっこいいと思いました。
先生作品のキャラでかっこいいと思ったのは初です。

0

再会

お話はすごく良い感じにまとまっていたけど、わりと仏頂面だった洋平があんなに心を開いて色々語ってくれたのにそこで終わりなんて…!!
もうちょっと進んでほしかったなというのが本音です。そこだけが残念に感じました。

色々ぶっ飛んでて明け透けな性格の潤と何考えてるのかわからない洋平。
真逆な性格っぽいけど、だからこそうまくいくのかもしれませんね~。
ちょっとクセになっちゃいそうなふたりの温度差が良かったです。

洋平はもやもや考えちゃうタイプだけど、潤と一緒に居たら難しいこと考えることすら馬鹿らしくなりそう。
実際潤みたいなタイプの子といると救われそうな気がします。
ずっと仲良しでいて欲しいカップルでした。

0

ほのぼの?再会もの

高校時代にかきっこをした同級生が、お隣同士として再会するという設定。絵もお話運びもほのぼのとして好きなんですが、何かストーリーが今ひとつピンと来なかったかなー

隣人の洋平は今はIT会社勤めで、彼女もいる。そんな洋平をずっと好きだった(のか?)西森くんは、あれこれとアタックする。そんな西森は、表情があまり変わらず何を考えているかわかりにくいのだが、実は西森のことが気になっていて、はまってしまうのを避けてわざと平然を装っていただけだった、というような展開。

なんとなく、リアルな感じが伝わってこないのがあれなのかな。西森が色々めげずにアタックするのも、あっけらかんとしてるというよりほんわかいい子っぽいだけに馴染めず。おじさんのレコード屋での人間模様がもっと掘り下げられるとよかったかなあ。
ちょっと、二人の気持ちについていけなかった感じ。

0

遠回りすぎ!展開が遅すぎ!

高校の同級生の再会ものですね。
高校2年の時に仲良くなって学年が変わってから疎遠になって洋平が進学で上京して8年、潤も上京したらなんとおとなりさんだったという。

最後の方までこれはくっつくのだろうかと思いました。洋平が女がいいって言うし。
でも高校時代の遊びの責任を感じてはいるようで。

潤は変わらず洋平が好きで真っ直ぐにぶつかります。しかもいきなりアソコを舐めちゃったり。8年ぶりの偶然を逃したくなかったのかな。

後半で洋平の気持ちがようやく書かれています。
洋平も実は潤を。
でも家族や将来を考えると…。
しかもやってみようとしたら勃たなかったし。

最後の最後でエッチするの?というところで終わります。
洋平からの好きは結局聞けたのかな?

遠回りすぎ!もし会えてなかったらどうなってたの?まあそこはファンタジーですからね。
ちゃんと再会できて今でもお互い好きという予定調和でめでたしと。

0

可愛い

潤くんの目が可愛くて好きだ。お話は、続きをください。その先をください。という感じで、これからってところで終わった感が。もうちょっと読みたかったなー。

0

萌えに至る前に終わってしまった…

再会ラブのお話なんだけど、萌え要素が低めでした。
8年ぶりに再会した高校の同級生同士。

住まいのお隣さん同士という偶然に受けは胸が高まるのだけど、攻めは何だかあまり喜んだ様子も見せずリアクションも薄い。
高校時代は「秘密の遊び」をしていた二人なのに…。

ゲイだと自覚していて、攻めのことを「初めて好きになった男の人」だと思ってる受けは、再会に喜んで何かと攻めと接点を持ちたがり予想以上にグイグイいくんです。
受けが、攻めの別れた彼女の服を引っ張りだして着たシーンは正直ドン引き…。
多分、自分のことを彼女だと思っていいから…というつもりなんだろうけど、攻めの傷口にわざわざ塩を塗るような無神経さ、そして図太さを感じてしまいました。

攻めはテンション低めなのには理由があって、高校時代に「秘密の遊び」を提案してしまった事や、それによってうっすら気づいてしまった自分の性癖から逃げたくてずっともがいている。
攻めが白状する「嫌なんじゃなくて怖い」といったシーンが印象的でした。

でもその後、その言葉の意味を知った受けが攻めにキスするシーンとか、普通ならもっと萌えられるはずなのにキュンとしなかったのは何故かなぁ…。
どっちのキャラの気持ちも判るけど感情移入にまで至らなかったからかなぁ。
萌えに至る前に終わってしまった感じでした。

1

もっとラブをください…

作者買いの鮎川先生。
今作は攻めが根暗系・受けが元気系といつもと違うキャラの再会ラブでした。

高校時代にかきっこしてた潤と洋平。
数年後潤が上京した先のマンションの隣が洋平だったことから、潤の洋平への想いが再燃して…。

潤がグイグイくるタイプで小気味良いです。
洋平への気持ちを隠す事なく、チャンスは逃さずみたいな(笑)
対して洋平はちょっとイラつきました。
高校時代に感じた潤への複雑な感情、そして現在の潤への想いは自身のセクシャリティを覆すものだし複雑になるのは当然だと思います。
理解できるのですが潤が自分の感情に正直な分、余計に洋平の感情が曖昧に見えてモヤモヤしてしまいました。

正直なところ、これまでの作品と比べたら萌え要素は少なかったんですが、潤のキャラが好みでしたので『萌』評価で…。

0

受けが頑張る。

高校生の頃秘密のあそびをしていた同級生と大人になって再会する…というお話。

まず受けの潤がとてもかわいかったです。
明るくて積極的な受けというのが新鮮でした。
ちょこちょこ笑える要素もあって見てて楽しかったです。(自分的には「乗っかられると重いわ」と言われてる時のポーズと顔がかわいくてツボです笑)
ただそんな潤だけど淡々と(内心はそうじゃなかったのかもしれないけど)「俺が抜いていい?」「なんで?むかしやってたのと一緒じゃん」というシーンにはギャップ萌えを感じました。
なんだかんだ言いつつさせちゃってる洋平にも萌えました。あのシーン大好きです。

あと所々に出てくる高校時代の抜き合うシーンが絶妙にエロくてよかったです。萌え萌えです。
当時のリア充グループ/地味グループという設定もツボでした。あと高校の頃の洋平の髪型がかっこいい。

前半部分で洋平が「あの時彼女が来てたから」とサラッと彼女持ち発言をしますが、私も次ページの潤と同じ顔( ˙-˙ )←こんな顔笑)になるくらいなんかハッ!としてショックでした。笑
なんか潤の片思い?が健気で、自然に共感というか応援というか「両思いになりますように〜!!」と念じながら読み進めていたので。笑
そこも含めて展開が読めなかったので読んでいて楽しかったです。


後半に進むにつれ洋平は真面目で少し不器用?なかんじで、潤のことを好きなのはわかるのですが、前半潤に感情移入し過ぎたせいか個人的にはもっとラストにかけてラブラブなシーンとか、潤のことが大好き!とわかるような描写が欲しかったです。
ちゃんと愛情を感じるシーンはいっぱいあるんですが、潤の気持ちの方が大きいままで終わってしまった印象です。葛藤もあったしこれからラブラブになっていくのかな??

0

ノンケの葛藤美味し。

攻めの洋平に感情移入してしまいました。
好みの顔というのもありますがそれだけじゃなく、
心情がリアル寄りだと思ったんです。
高校の時の、仲が良かった級友との他人に言えない戯れが
実は尾を引いていて
これは普通じゃない、自分は女が好きに決まってると
自分に言い聞かせてきたものが
再会によって蓋が溢れてしまうわけですから。
潤は避けるどころか変わらず懐いて来て
当時も好きだったと告げるしで
戻れなくなりそうな自分が怖いのも仕方ないんじゃないかなぁ…。
だからと言って「女がいい」と言って
潤を傷つけていいわけではないですけども。
ここで耳触りのいい事を言って、
後先考えず潤を喜ばせてしまったら
そちらの方がよっぽど酷い仕打ちな気もします。

潤も何度も言っていましたが、洋平って真面目なんですよね。
だから終盤の潤を引き留めようとする直前ですら葛藤して
それでも思考より腕が伸びていたっていうね…。
ここ、何回読んでもぎゅおんとときめくんです。
勘違いだとわかり動揺して自販機にぶつかって消えたくなるところも含めてww
「もうお前に、そんな風にしたくないんだよ」
この言葉でもうたまらないでしょ……。

潤は、そりゃ凹んだりしていましたがすっごく明るいし
ぐいぐいぐいぐい行くタイプなので
もうちょっとだけ控えめな方が好きだったかも。
でも潤が積極的でなければ成就しなかったかもしれないので
オールオッケーです←

うだうだ考える洋平が可愛かった!!

1

なんとなくスッキリしない。。

絵柄、特に目つき悪くて淡白そうな攻めのビジュアルはすっごく好みなのですが、終始煮え切らず、受けに対する思いやりが薄い攻めに、カナリイライラさせられました。。
自己愛ばかりが前に来ていて、全く愛が感じられない。。
それに対して、攻めのことを好きな気持ちはよく分かりますが、あまりにグイグイ行き過ぎちゃう受けもちょっと好みではなかったです。
めでたしめでたしなのにキュンとしない。。
好みの問題で、残念ながら、私はあまり萌えませんでした。

4

攻めと受けの温度差

『愚か者の、みっともない、目も当てられない、悪あがき。』
ーと、帯に大きく書かれています。

諦めきれずアピールし続ける片思いがよかったです。
というか、全然みっともなくない!頑張ってた!( ;ω;)و ̑̑


再会ラブのお話です。
上京して、初恋だった相手(攻め)と偶然再会した受け。
浮かれて盛り上がるものの、攻めはテンション低めです。
昔のように仲良くしたくても素っ気なくてー。


受けがとってもポジティブで明るいです。
振られた後だっていうのに、困った時はペロっと頼りに行くメンタル。
「なんもしない」と言いつつ背中にくっつこうとするメンタル。
つ、強い。逞しい…!
片思いの切なさもあるけど重すぎないのが良かったです。

対して、攻めは重い。
高校時代の触りっこの記憶に雁字搦めになっていて。
ずっと見ないふりしてた現実から逃げたくても、受けが目の前にいると嫌でも向き合う形になり。
終始グルグルしてました。

根本となる触りっこの記憶も、受けは肯定的・攻めは否定的で温度差が…。
受けがケロっとしてるのに対して、攻めが責任を感じてたのが切ない(;ω;)

そして、攻めが記憶から逃げたかったのは責任だけではなくてー。
「嫌なんじゃなくて怖い」
ポツリと漏らした本音がズンときて、同時にすごく萌えました(∩´///`∩)
10年以上逃げ続けた気持ちから向き合った瞬間はグッときます。

その後の初エッチまでのモダモダも、
攻めの変に真面目な重さが切なキュンを感じてすごく良かったです!

あと個人的にDKが大好きなので、回想シーンはツボでした(^//^)
攻めの短髪デコだしとか、受けのモッサリ感とか、現在と違うのが良き!
好奇心とノリから始まった遊びに夢中になってる表情が妙にエロかった…。

トータルの印象は、
攻めが最後まで煮え切らない焦ったさというか、
受けがポジティブにグイグイ行って先回りしすぎてる感が…(笑)
2人のバランスの悪さが読んでて面白かったです。

5

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