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表題作ずっとここできみと

天田征矢
理玖の幼馴染み 高校三年生~大学生
雨宮理玖
両親を事故で亡くして一人暮らしの高校生~大学生

その他の収録作品

  • ずっとずっとずっと
  • あとがき

あらすじ

高校まで一緒だった幼馴染の理玖と征矢。
けれどもうすぐ征矢は理玖のそばからいなくなるはずで……?
惑う季節のエヴァーグリーン・ラブ♥

作品情報

作品名
ずっとここできみと
著者
月村奎 
イラスト
竹美家らら 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
ずっとここできみと
発売日
ISBN
9784403524400
4

(128)

(50)

萌々

(46)

(25)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
514
評価数
128
平均
4 / 5
神率
39.1%

レビュー投稿数17

幼馴染さいこうっっっ!

幼馴染という最強の関係性が好きな方は是非読んでほしいです。

爽やかイケメン征矢(ド執着/溺愛)×
素直になれない美人理玖(意地っ張り/デレた時可愛いすぎ)のお話です。

お話は2部構成で1部は高校生(2人が付き合うまで)、2部は大学生(付き合ってからの甘い2人のやりとりがたまらない)構成となってます。

1部は高校生の2人のお話です。
理玖は両親を事故で亡くしており一人暮らし、
そんな理玖のそばにいるのは爽やかイケメンの征矢、
2人の関係は幼馴染。

一緒にいるのが当たり前になっていますが、高3になり進路を決める時期、征矢くんは都内の大学へ進学するかと思いきや理玖と一緒にいるため地元の大学へ進学を決めていることを知ってしまいます。

征矢のことを思って距離を置くけど、征矢が自分以外の誰かのものになってしまうことを考えて、
本音をポロッといっちゃう理玖に対して熱烈な征矢がすごかった……。
爽やかな顔して激重であるこの男…。
激重感情告白シーンに最高なのでぜひ読んでほしいです。

両思いになって意外とむっつり変態な征矢の大暴走っぷりとても楽しかったです。
2人ともはじめてなのに征矢は妄想中で何度もやってるので手馴れてて笑ってしまいました。
両思いから2人のはじめてみれてとても良き1部です。

2部は2人が大学生になりさらにラブラブな2人と、両親/友人への告白編です。

征矢の家族へ付き合っていることを打ち明けるシーンの理玖の頑張りがとってもよかったです。
これまで征矢の愛の重さがわかりやすく書かれていたように感じるけど、理玖の素直な気持ちが知れて感動しました。
大歓迎で受けいれてくれる征矢ファミリーも友人の晴樹くんもとっても素敵でした。
ラストのいつもより素直になった理玖くんとの甘々えっちも最高でした。

幼馴染っていいなぁと改めて思った作品。
こういう甘々でブレることのない幼馴染大好きです。
読めてよかった!!!

0

幼馴染もの

スピンオフの晴樹の巻を先に読んで気になったので、こちらも読了。
月村先生お得意の幼馴染もの、この続きの構想もあるみたい。

あとがきが面白くて、・・頭痛、肩こり、首凝り対策募集とあった。
・・温泉で温まるのがいいのでは? 

------
北関東の公立進学校。二人の高校生から大学生までの日々。
スピンオフの主人公晴樹も登場。

●雨宮理玖:
二年前、高校入学前に両親が事故死。一人暮らし。
綺麗な顔だけどいつも不機嫌。
お世話になりっぱなしの天田家と征弥から自立して、
自分から解放しなければと、もがいて空回り。

●天田征弥:先天的イケメン スペックの無駄遣い
理玖の幼馴染。小5までは、理玖より背が小さく、泣き虫だった。中一で全て逆転。

●夏川晴樹:後天的イケメン センスが良い
文芸部部長、休眠中の部を復活、執筆作業場として活用。
この物語の中での晴樹は、会話上手でとても面白い。

こちらの巻のほうが、閨シーンが多かった。

0

萌え萌え(´∀`)

近々、この作品のスピンオフが刊行されるとのことで、予習も兼ねて読んでみました。

どぅわぁぁ〜!!
めちゃ好きなヤツでした。
高校生・幼馴染・爽やかイケメン執着攻め・ド溺愛。
これら要素がパンッパンに詰まってました。はいそうです、私の好き設定の爆盛りです(〃ω〃)爆盛りハンターの私でもお腹いっぱいになっちゃうよ…と思っていたけど杞憂でした。ペロリと完食(完読)。ごちそうさまでした!

幼馴染みのハイスペイケメンに、大溺愛されるストーリーが好きな方は好きだと思います^ ^


2部構成になってまして、前半は両想いになるまで。後半は親と友人にカミングアウト。
このラインナップだけで、ほわぁぁ〜!ってなりました。両想いのその先の道筋まで…しかも周囲の公認まで取り付けるエピソードまで盛り込んでくれるなんて、月村先生は神かっっ(拝)

あとがきでは、2人の友人・夏川エピソードを後半に入れるか迷ったと仰っていたんですが、まるまる一冊理玖&征矢の話にしたようです。
私は先生の思いを支持します^ ^

後半のカミングアウト編、2人が幸せに溢れていて本当に素敵な話だったから、これが収録されていないと思ったら悲しい…。しかも、意地っ張りで素直になれない理玖が、征矢のため、2人の未来のためにめちゃくちゃ頑張るんです。
征矢の理玖への溺愛が際立つ描写が多かったけど、理玖も征矢のことがすごく大好きなんだな、って分かって胸が熱くなりました。


高校時代ターンの甘酸っぱさは、青春ならでは。理玖の意地っ張りさに呆れてしまう時もありましたが、後半部で相殺しました(笑)友人の小説家・夏川も良い味出していて好きなキャラクターです。
夏川のスピンオフが出ると知ったら、これは買いに走るしかありません。めっちゃ嬉しい!


挿絵もとっても良かった。
ふんわりとした絵柄が可愛くてキュンとなりました。キャラもストーリーも設定も、全部が私のツボ。読んでる最中から萌え度メーターが振り切ってました(^ ^)
お気に入りの作品がまた増えて満足感でいっぱいです。


6

幼馴染もの 

小説ディアプラス2021年秋号・溺愛特集で、「ずっと〜」のスピンオフが掲載されていて、スピン元のこちらを積んでいたことに気づいたので読んでみました。

幼馴染同士という大好物なネタのはずなのに、読んでてダレてしまいました……。
なんでかなー。

攻めは、高校生にして溺愛攻めとしてほぼ完成形なんだけど、その出来過ぎ具合があまりにもリアリティなさすぎて、こんな高校生いないわ……と思ってしまった……。
(溺愛攻め大好きなのに)
10代は、未完成なほうが好きだからかなぁ。

あとは、受けの後ろ向きぐるぐる思考が月村作品あるあるとはわかっているし、両親を亡くしてしまっている&まだ10代だからしゃーないとは思うものの、ツンツン具合があまり好みではなかった……。

あと、なんかエロが多かったような気がします。
月村作品にエロは求めていないので(すみません)、またエロってる……と早送りぎみに……。

晴樹は完全にノンケというか、この人のお話も読んでみたい!と思うようなキャラじゃなかったな……。
(小説ディアプラスのほうはまだ未読)

3

竹美家先生のイラストがぴったりのお話

月村先生の作品でふんわりしたイラストが似合うと思います。木下けい子先生との相性がぴったりですよね。
でも今回は竹美家先生のイラストがとてもぴったり。高校生の初々しさや相手を想う気持ちなんかが伝わってきます。
今回も主人公は天涯孤独でしたね。月村先生の受けちゃんは天涯孤独率が高い(笑)でも今回は周りのサポートもあり、友達もいて貧乏でもなく食事にも困ってない感じで良かった(笑)
あと月村先生は攻めがイケメン、受けは普通?率も高いと思う。受けが一般的にめちゃくちゃ美人とか可愛いという表現はあまりないような。もちろん攻めから観たらめちゃくちゃ可愛いですけどね。

今回の攻めくんは頭も良いし顔も良いし背も高いし優しいし。高校生なのにスパダリですね。受けくんは顔はカワイイ系どけどいつも不機嫌そうな表情。
恋人になるまでは、そんなに意地を張らなくても、とか思ってしまう場面が。でも男子高校生って不器用だけどプライドがあって、相手の好意を素直に受け止められない時期なのかも。
ポロッと告白してしまったのには思わず微笑んでしまいました。可愛いなぁ。

続編のお話は理玖が前に進んだ話でちょっと感激しました。相手の家族は受け入れてくれるだろうと思ったけど、思わず大歓迎で良かったな。その後のえっちが幸せそうで本当に良かった。
部活のお友達、晴樹の電話相手や気になる所がいっぱいあるんですけど、スピンオフ作品はいつ出るんでしょうか?期待しまくりです。

4

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