ボタンを押すと即立ち読みできます!
2冊同時発売!!
上巻のみの感想です。
前半、ネガティブなことが続き、日夏と久留米のやりとりもなんだか殺伐としていて、楽しいことがなんも起こらんな〜と思いながら読んでいました。
すると久留米の態度が軟化してきて、見た目通りいい奴っぽいとうれしくなり。
でもまだ日夏が頑なな感じでしたが。
自宅が火事になり仕方なく同居することになるというBLあるあるを経て。
日夏のかわいげが出てきたのと同時にDKのライバル登場。
ずっと日夏視点なので、下巻では久留米のターンがあればうれしいです。
期待して下巻読みます。
ほのぼのとした雰囲気で進んでいくお話ですが
テーマはなかなか重いものなのかな、と思いました。
不運や不幸ごとは本当に畳み掛けるように重なるもの。
昭もそのご多分に漏れず、東京での暮らしの中で様々なことがあり
その最後に長い間疎遠だった父の死が待っていて。
そして何年ぶりかで地元に戻った先でのお話となっていました。
昭の父の教え子でとても親しい間柄だったという舟は
あらすじ通り、本当に恋人だったのか…?
限りなくそうである可能性は高そうだけれど、上巻の段階ではまだわからず。
昭のチョロさが面白くてクスッと笑えるところがある一方で、舟の何か抱えているように見える眼差しにシリアスなものも感じて引き込まれました。
今後どのように舟と昭の関係は変わっていくのか下巻が楽しみです。
下巻を読んだ後に感想を書いているので、下巻のネタバレを含んでいたらすみません。気をつけて書きます。下巻の感想には舟と昭のことを書くとして、上巻には父親と昭のことを書きたい。
今となってはもう、父が何を考えていた、どういう人だったのか分かりません。取り返しはつかず、胸のとげは抜けることはないのでしょう。とげがあるからこそ父のことを考える時間が増えるかもしれない。それも幸せなことなのかもしれない。
その人には自分には決して見せることのない一面があり、一方で自分にだけ見せてくれる一面もある。人を画一的に評価するなんて難しいことです。舟だって最初相当イヤな奴らしき素振りでしたが、サラッと態度を変えます。第一話で昭が椿山に抱いていた印象だってガラッと変わって、すっかり"ともだち"です。人間なんてそんなもんだし、それがまた面白い。
疎遠だった父親が亡くなるとこから始まる物語。田舎に一時帰省した昭が出会ったのは、父親と懇意だったらしいイケメンの舟。もうこの導入だけで素敵ですよね。上巻は出会い頭で喧嘩してしまって相性最悪かと思われた2人が、昭の不運のおかげで同棲を始めるところで終わります。ありのままの自分を父親に受け入れてもらえなかったことが引っかかっている昭ですが、舟との出会いは彼にどんな影響を与えていくのか楽しみですね。舟の方も、昭の父親への想いは完全に昇華することができるのでしょうか。同じ人がネックになっている者同士、ここからどんな関係を築けるのか期待が膨らみます。
ぐああああ、先が気になる!
とは言え、上下巻ものは上巻を読んだ時点で上巻のみで感じたことを記録しておきたいので、下巻を読むのはしばし我慢!
教師だった父親の周囲にはいつも、自分と同じくらいの年頃の子供がいた。
周囲に「先生」と慕われていた父に、自分は拒絶された。
そんな思いから家を飛び出して10年。
父の訃報で戻った実家には、父が一緒に暮らしたイケメンがいて…。
モヤッとする。
すごくモヤっとしてます。
謎の男・舟(シュウ)と父親の関係が気になりすぎる。
そこに踏み込んでいかない主人公にもモヤりすぎる。
手前までは行くのに、問い詰めない。
なぜだ。
ふつうの関係なら、温泉旅行で顔を寄せて、しかも片方は頬を赤らめて写真なんて撮らないよおおお!
単なる舟の片思い?
もし関係があったとしたら、女装していた息子を叱り飛ばした父親を責めたくなる。
それが原因で家を出て行ったのに、父親本人が同性愛者でしたーなんてことになってたら、許せない!
と、興奮冷めやりませんが。
核心の周辺をふわふわとしています。
父親と舟の関係が気になりながらも、なぜか「舟はノンケ」という結論に達してる日夏の脳の構造が気になり過ぎます。
そして2人の関係よりも「イケメンと同居」という方にウキウキしてるのにも…。
しかもそこへ舟に迫るDKまで参戦してくるものだから、何だかもう…。
これは絶対、下巻も用意して読まないと気になり過ぎてこころが死ぬやつです。
そんなわけで下巻へ行ってまいります。
このモヤモヤが全部すっきりすると良いのですが…。