• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作一途な犬は諦めない

秋月大輔,大学1年生
島崎侑史,大学3年生

同時収録作品対岸の犬を呼んで(前後編)

朝日湘吾,21歳,社会人
世田双,30歳,翻訳家

その他の収録作品

  • BONUS TRACK(描き下ろし)

あらすじ

この欲望に首輪はできない。

高校で陸上部の部長だった島崎は、大学デビューして男遊びに耽るビッチになった。ある4月、島崎は大学で再会した陸上部の後輩・秋月に、男との情事を目撃されてしまう。最悪な現場を見たはずなのに、同じ寮に入ってきた秋月は「ずっと部長が好きでした」と不意打ちのキス。目を覚まさせてやろうと、秋月のモノを咥えた島崎だが、秋月は萎えるどころか島崎の口の中に即・発射。追い払おうとしても、秋月は「俺は諦めない」と宣言し……!?

作品情報

作品名
一途な犬は諦めない
著者
きはら記子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
一途な犬は諦めない
発売日
ISBN
9784396784560
3.5

(114)

(27)

萌々

(31)

(36)

中立

(13)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
20
得点
380
評価数
114
平均
3.5 / 5
神率
23.7%

レビュー投稿数20

年下攻め!!!!

無鉄砲でかわいい~年下攻め!!!
そんな年下攻めに、強気受けが翻弄されてしまうの大好物です!!

ゴンっと押したり、読めない行動も、諦めの悪さも、それに対して、こんな俺じゃ……と後退る受けを丸ごと受け止めるの良い!!
受けの過去を許すとか気にしないでとかではなく、嫌だけど必要なことだったって言い切るところが可愛さと懐のでかさを感じられて良かったです!!

もう1編の生意気な犬が我慢覚えてくのも良かったです!!
攻めがtkb責められてるのたまらんです。

0

異なるタイプの2人の年下ワンコ攻めに萌えます♡

年下ワンコ攻めが好きで、増量の試し読みも面白かったので読んでみました。初読み作家様です。
こちらがデビュー作で中編2作収録です。

『一途な犬は諦めない』
タイトルにもあるように、年下ワンコ攻めの秋月が受けの島崎に、一途にグイグイ迫るのが良きです。

外見はかなりのイケメンですが、
・倒れた島崎を心配して手をぎゅっと握り締める
・島崎を後ろからぎゅっと抱きしめる
など、時々すごく可愛い行動をして萌えました。

高校生の時は島崎よりも小さくて、大学で再会して身長が伸びていて、島崎より体格が良くなっているのも萌えポイントでした。

ただ中編の為か、島崎が秋月に落ちるのが、ちょっと簡単だった印象。

『対岸の犬を呼んで』
「一途な犬〜」で島崎のセフレだった世田が主人公で、9年後のお話。

「一途〜」ではふざけた印象だった世田が、色気のあるイケメンというか美人になっていてかなり萌えました。
攻めの翔吾はちょっとふてぶてしい感じの強気な男前で、この2人の攻防が大変面白いです。

前知識一切なしで読んだのですが、正直「一途〜」よりストーリーが面白くて、どうなるんだろうとワクワクしました。
21歳×30歳という年齢差も良きです。
短めですけど素敵なお話でした。

2編とも異なるタイプの、一途な年下ワンコ攻めでした。
中編なので若干駆け足な感じで、どちらの作品も長編としてじっくり読んでみたかった気がします。
でも年下ワンコ攻め好きには、なかなか萌えのある良作でした。

スピンオフあるんですね!試読したらそちらもすごく面白そう!読んでみたいと思います♪

電子(シーモア)
修正は薄いトーン(うっすら見えるのが良きでした〜)

1

年下攻め2本

きはら先生初読みです。
この後、3作読みます。

絵がきれいですね。
特に、絡み絵、抱き合う絵が好みです。

□表題作
序盤、急展開で、ええ〜!?となりまして。
その後、島崎が自分から仕掛けたのに、予想通りにいかなかったからと…寮に戻れないほどになるのね〜と、あまり入っていけなかったんですが。
要は、再会したばかりの後輩のことを既に好きになっていたんですね。再会したばっかりでも。

セリフもちょいちょい意味がわからないところがあり。
単に私の理解力不足なんですけど。

□対岸の犬を呼んで
島崎のセフレだった世田がヤリ○ンのままエロい大人になって。
BL的には受けなキャラデザだなぁと思ったら、やっぱりそうですよね。

年下くんが、一回だけと言われて、それは拒み、世田をあきらめなかったのが一途でよかったです。

0

ふんわり

高校時代からずっと好きだった先輩・島崎を大学まで追いかけてきた秋月。
その再会一発目に見た姿が男とヤろうとしているところだったという…なかなかパンチのある始まり方でした。

大学に入ってから特定の恋人は作らずに身体だけの付き合いをしてきた島崎は、秋月の真っ直ぐな想いを前に戸惑ったり目を覚まさせようとしたりしているうちに、これまでの自分の振る舞いについて考えるようになっていくわけですが。

再会してから島崎の気持ちが秋月に向くまでがわりと早くて、そこに至るまでの感情の変化が見えないのがちょっぴり残念だったなと感じました。
少しずつ距離は近付いていくのはわかるのに、一番大切なところがふんわりしているというか…
同時収録カップルのほうがわかりやすくてスッキリ読むことができたかなと思いました。

スピンオフの作品もあるそうなので、そちらも読んでみたいと思います。

0

「対岸の犬を呼んで」をおすすめしたい

2021年の新作「あした虹がでなくても」の方を読んでからのさかのぼり組です!
だって〜。
セクシーで美形の世田と、独占欲ハンパない湘吾のCPが気になって気になって。
速攻スピン元の本作をget!

「一途な犬は諦めない」
表題作は、高校の先輩にずっと恋していた後輩が大学まで追いかけてきて…みたいなお話。
先輩は大学でハジけて、ヤれる相手とヤれる時にヤるゲイ、みたいな人になってる。
一方後輩は背なんかグッと伸びちゃってカッコいい硬派系イケメンに成長してる。
だから先輩はオレなんか、と身を引きたい気分でわざとちょっかいを出すんだけど…
後輩くん、全く引かず粘り勝ち。
純粋な一途さとストーカー気質は紙一重、なんでしょうかね?

「対岸の犬を呼んで」
今回こちら目当て。
で、大満足!コレ面白い!
表題作の先輩の大学時代のヤリ相手が世田なんです。
で、本作は10年後。
世田は乱れた性生活の割には崩れてない色気を漂わせる30男になっている。
ちょっとした気まぐれで、ゲイバーの入り口で女連れの生意気そうな男に目くばせするが…
そうして釣った男が湘吾なんですよね。
女モテの湘吾は世田に対しても傲慢で、バリタチの世田を乱暴にヤろうとする。
世田ってタチだったんですよぉ〜!
生意気ノンケが色っぽい男に本気で惹かれ始めて「待て」を知っていく感じ。
抱く側だったのに、年下の男の「好き」の一言を待ってしまう感じ。
つまり恋をした2人…(萌)
この湘吾ってなかなか面白い。
「あした虹がでなくても」でも見せてた超絶独占欲/ヤキモチがもうすでに出てる。
めんどくさいけど、コレ世田は優越感も感じるだろうなぁー。

表題作は萌、「対岸の〜」がかなり好みで、総合「萌x2」で。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP