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表題作十二支色恋草子~蜜月の章~ 2

干伊正隆,神使のお休み処宮司
古万乃胡太朗,猫の御祭神憑き,古万乃神社跡取り

その他の収録作品

  • お腹いっぱい胸いっぱい
  • カバー下漫画

あらすじ

十二支憑き宮司×猫憑きヨメ♡大人気和風ラブファンタジー新章第二巻!
猫神のコマは、犬の神使・颯助とキスをしてから心が落ち着かず……!?

作品情報

作品名
十二支色恋草子~蜜月の章~ 2
著者
待緒イサミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
十二支色恋草子
発売日
ISBN
9784403666704
4.1

(73)

(30)

萌々

(31)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
303
評価数
73
平均
4.1 / 5
神率
41.1%

レビュー投稿数11

今回も素晴らしかった

今回は年末からのお話になります。
年末みんなは神様のところで宴会をし、正隆はいつも一人で年を越していました。
去年は胡太朗くんたちがいたそうですが、今年は1泊だけ古万乃神社に帰る胡太朗くんとコタ。
大晦日の日、みんなそれぞれの場所へ出発するのですが…。

正隆が一人残るのが少し可哀想だなぁと思っていたので
あっという間に帰ってきた胡太朗くんとコマをみてホッとしました。
さすが胡太朗くんとコマ…!!!!

2巻も動物いっぱいで幸せでした~!
2巻では熊が出てくるのですが小熊がすっごく可愛かったです。
小熊を巡ってひと悶着あるのですが
そこは虹悦のウロコと善博、颯助、雪蒼が戻って来たので無事解決します。


そして!!!!!!!!!
颯助とコマのお話に進展がありそうな気配しかなく、今後も目が離せない作品です。
コマがツンデレなので一筋縄では進まなさそうなのですが、颯助の対応に期待するしかありません。

0

和風ファンタジーBL 5作目

十二支色恋草子シリーズ通算5作目は年末年始なお話で、正隆には子・丑が憑いています。

年末年始を一人で過ごそうとする正隆を胡太朗とコマが放っておく訳がなく、三人で仲良く過ごします。
お休み処が熊に襲われたり、寝具がお布団からベッドになったり、烏の兄弟と一悶着あったりしますがすぐに解決するので楽しく読めました!

颯助とコマの仲も少しずつ進展して、見ていて微笑ましいです…!
後ろから颯助を抱き締めるコマが可愛すぎました!

シーモアは白抜き修正でした。
何も憑いていない正隆とのえっちが最高にえっちでした!!

0

ヒトは家族として絆を深め、ツンデレ猫は恋を自覚しはじめて…

動物の神使が休息するお休み処を舞台にした『十二支色恋草子』シリーズも5冊目になりました。
最初の全3巻は、お休み処宮司・正隆と、コマ(猫)に憑かれてるコタの二人が中心でしたが、続編にあたる『~蜜月の章~』はお休み処にやってくる神使にスポットが当たり、シリーズの世界観がどんどん広がってます。

本巻は、小熊を預かることになった話と、烏兄弟の心の呵責を解いてあげる話の二本立てです。

※動物は十二支漢字ではなく、常用漢字で書いてます。


●小熊預かり編
お休み処は大晦日、コタとコマ(猫)は猫神社への里帰りに浮かれていたけれど、正隆が結界の中で一人で正月を過ごすと知ると、正隆と一緒にいることを選ぶ。
だんだん家族らしくなっていてホッコリします♪

そこに仲能(鼠)が小熊の面倒を見てほしいとやってきた!
ヤンチャな小熊の面倒を見るのは大変なりに、ほのぼのっと楽しんでいたのに、母熊に惚れている雄熊が子熊を渡せと襲撃してきて…

自然の摂理で血が繋がらない子熊を淘汰する気なのかと、シリアスな空気が流れますが、雄熊は愛情深く男気があり、家族は血の繋がりではなく心で結ばれるものなんだっていうのを見せてくれます。

鼠はずる賢く擬人化されることが多いけど、仲能(鼠)は大将としての責任感が強く、謙虚で物腰柔らかなところが好きです♪

コタは、十二支が憑いてない正隆の生気を奪ったら大変だから我慢してるのに、正隆は十二支が憑いてない自分は価値がないって勘違いしちゃってねぇ…
軽くすれ違っちゃいますが、後ろから抱きついて甘えるコタがかわいいんだ♪
「何度も射精しなければいいんですよね?」と言いつつ、濃いエッチをするのが正隆って奴ですよね!(なにげにドS…)

そして颯助(犬)とコマ(猫)。
1巻でコマ(猫)は生気をもらうために颯助(犬)の口(舌)を舐めて以来、颯助(犬)のことを意識しちゃって、緊張でぎこちなくなってます…
十二支は子供ができるとお仕えに支障がでるから世代交代になるそうで、当面は繁殖禁止のようです。
それを聞いたコマ(猫)は、颯助(犬)にそんな気はないって安心しかけたのに、またチューしてきやがってよぉ。

フラグは立っていたけど、可愛いコマ(猫)の相手は颯助(犬)なのか…
大人の魅力がある善博(虎)とくっついて欲しかったぁぁぁ。
イタチのお姫様も可哀想じゃんかー。
いつも温和な颯助(犬)もコマ(猫)がピンチになると、怒りをむき出しにするのが凛々しいと思うんだけどさ、犬の素直すぎる感じが逆にあざとく感じちゃって私は苦手なんですよね。


●烏兄弟編
雄熊に壊されたのでお休み処は改築、正隆は大きなベッドを入れるも、コマ(猫)は颯助(犬)と一緒に寝るのが恥ずかしくて、コタとも一緒に寝ない宣言を…

そんな時、黒烏の兄・青星と、白烏の弟・赤星がお休み処にやってきた。
青星は天寿を全うした後も弟と一緒に居られることが嬉しいのに、赤星は生前だけでなく今も兄を巻き込んでいることが心苦しく、兄を解放したいと思っている。

そして赤星は、コマ(猫)を利用して、コマ(猫)からは颯助(犬)を、自分からは青星を引き離そうとするけれど…

これも兄弟がお互いを大事に想っている、それを理解し合う、ジーンとする良いお話でした。


一緒に寝てくれないコマ(猫)に、「正隆との交尾も我慢する。コマと一緒にいたい」ってお願いするコタのかわいさったら!
「交尾しない」って言われてるのに、正隆も二人の百合的なかわいさに泣いてますw

そして颯助(犬)は、自分が居なければコマ(猫)はコタと一緒に寝られるし、猫神社に帰ることもないから、「大将月以外はお休み処に来ない」と言い出して、、、
コマ(猫)は超ド級のデレをします…
颯助(犬)の背中に頭をグリグリしちゃうコマ(猫)がかわいすぎてクッラクラします。

あぁ、このデレを受け止めてくれるのが素敵な善博(虎)であったなら…
かくなる上は、善博(虎)も素敵な彼氏と出会って欲しいです。
コマ(猫)よりかわいいのは難しいと思うけど、コマ(猫)とは雰囲気違う健気美人タイプとか?
推しの善博(虎)のキュン話が読みたい!

エロシーンは今までと比べると少なめな気もしますが、描き下ろしの舐め合いっこがかなりエロいです♥


お休み処にやってきた神使にスポットが当たっていますが、それを通して、正隆とコタは家族としての絆を深めていく、そして颯助(犬)とコマ(猫)のくすぐったい恋模様も発展していく、巧みな構成になっています。

いろんな神使が登場するのも楽しいけど、私は十二支の萌えストーリーが読みたいなぁ。
男同士なら繁殖に関係ないからやりたい放題みたいだし。←楠(猪)談。

10

なかなかの蜜月ぶりに、お腹いっぱいになります。

大好きなシリーズの最新刊です!『蜜月の章』という題名に偽りなく、今回も甘々を堪能させてもらいました。

2巻でも、熊の子供たちを預かったり、カラスの兄弟が泊まりに来たりと、お休み処は大忙しです。

そんな中で、実家に帰ったのにすぐに戻ってきたり、おしおきと称してHを仕掛けたり、正隆を守ろうと奮闘したりと、胡太郎の愛が確実に深くなっててニヤケまくりです。

まぁ、この2人はケンカしてても、もはやイチャイチャにしか見えないところまできてるので、安心して見ていられます。

反対にドキドキしたのがコマと颯助の2人で、コマの照れ具合が可愛くて悶えました。
あんなに意識してるなんて、くっつくのも時間の問題ですかね?

なんにしても、続きがまたまた楽しみです。

6

コマと颯助から目が離せない(∩´///`∩)

『3巻に続く』ってあったー!歓喜!

今巻のメイン出番の大将は仲能(子)・楓(丑)となっています。
ちょうど年末年始で普段はあまり顔を見せない十二支もおりました
そして虹悦自身は登場しなくともいつもの鱗が大活躍ヾ(*´∀`*)ノ
胡太郎曰くチートな鱗ですw

メインCPである正隆×胡太朗は盤石も超盤石、
例え天地がひっくり返っても2人が別れることはないであろうなカップル。
ゆえにニヨニヨと安心して見てられるけれどいまいち刺激が足りないわと思う方…!
コマと颯助のモダモダが少しずつ広がってますので大注目ですよ~(∩´///`∩)

そんなこんなで今巻もとても面白かったです♪


◆亥→子憑き

神様のところへ行く前にお休み処にあつまっている十二支はこたつでぬくぬく♡
でっかい動物から小さい動物までモフモフがぬくぬくしてて可愛い~!
こたつの魔力には十二支と言えど勝てないようですw

そんなこんなで始まる年末年始。
三が日は昔々に子が猫を騙した罰が与えられる日…ですね。
正隆は十二支が誰も憑いておらず、仲能も神の加護から外れているいわば危険な状態。
そんな中、熊の神使が誤解をしてお休み処へ乗り込んでくるお話になっています。

今回初めて雄熊の生態を知り愕然としました。
誤解とは言え、胡太郎達が小熊を守ろうと過敏に反応しちゃったのは仕方ないのかも;

十二支が憑いていない正隆は普通の人間の状態。
いつもは守られる側に立つことが多い胡太郎ですが、
コマが憑いてる胡太郎は実はけっこう強いのでは…???
片手に小熊、片手に正隆抱えて、身軽に熊の攻撃から逃げてて胡太郎がスゴイ。
(そして抱えられているのが「攻め」というのも新鮮w)

そしてそしてピンチに現われた善博と颯助の頼もしさ…!!!
が~~~~!かっこいい~~~~~~!!!
ホッとしてるコマが可愛いぃぃ(∩´///`∩)
はぁこれはトキメクわ。うんうん。

事件が去って、自覚があるのか無自覚なのか、
前にも増して颯助からコマへの気持ちが目に見えるようになってキュンキュン。
コマは変に意識しまくっててこれがもぅ…!めっちゃ萌えた…!!!

で、憑いている十二支によってエッチが変わる正隆ですが、
今回は誰も憑いていない生身の正隆…!
なんですが、誰かが憑いてるときよりねちっこいwww
いつもねちっこいのは十二支憑きは関係なく正隆本来だったのね////

◆丑憑き

ゲスト動物は真っ白な烏と、真っ黒な烏。
熊野へ向かう途中にお休み処へ立ち寄った兄弟烏です。

兄弟の間にある行き違いと、颯助とコマの間に起こり始めた違和感。
それらが交錯してお話が展開していきます。

う…うぐぅ……(;ω;)
コマに避けられちゃってニコニコしてない颯助が切ないわ…;;
コマも悪気はないけれど処理しきれない感情にどうしていいかわかんなくなっちゃってて。
コマの様子がおかしいから胡太郎まで不安になっちゃってるし…;;

そんな中で楓の安心感はハンパない。
ずっしり構えてのほほ~んとした空気が非常に頼もしい…!

描き下ろしでは丑憑きのエッチなんですが、
大食らいの楓が満足するほどの精気摂取でお腹いっぱいになったそうなw
さすが正隆強いわ~…。
(コマはその精気を365日摂取してるということになりますね♪)

5

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