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原作既読です。
CDはthirdですが、コミックス4巻の内容が収録されてます。
大学生になった2人。
3枚目ということでお二人の息もぴったりです。
新キャラで栗栖くん役で斉藤壮馬さんが登場です。
楢崎と寺島はもう二人の会話の空気感が心地良いです。
普通に会話してる感じが自然で、友達同士で恋人で、そんなに二人とも感情のup downは激しくないけれど、今回は栗栖くんがちょっと二人の間をかき乱すおかげで、楢崎の怒ったところとか、感情が高ぶるところとかいろんな表情が見られました。
まあ二人の間をかき乱すといっても返りうちにあっちゃうのですが。
結局2人の絆は揺るがないので、甘々です。
2人きりになったときと、友達の前で見せる顔のギャップに萌えます。
佐藤さん演じる楢崎は抑え気味の演技の中で、感情の揺れが絶妙で、夏生のことになると途端にオロオロしちゃうところとかが、本当に愛してるんだなと。
江口さん演じる寺島は飄々としたなかで、ふいに楢崎に甘えるのかわいいです。
斉藤さん演じる栗栖は、ちょっと軽い感じで調子いいけど、なんだかんだ2人にちょっかいかけるんだけど、何故が憎みきれないのです。
三枚目だけど、このCDから聴いても大丈夫だと思います。
原作好きな方は是非是非。
ナチュラル、緩い、
コンセプトはわかります。
本編もthirdで、二人の空気間というのが
確立されてきたなと。
でもね、CDドラマとして致命的なミスが今回あったんですよ。
トラックが飛んだかのようなぶつ切り感。
今まで、場面展開もいろいろありながらもわりとスムーズに違和感なく、ナチュラルに構成されていたのに、途中めっちゃぶつ切りになるんです。
原作未読ですが、他の方のレビューで知ったのですが、原作でも場面が切り替わり、時間の経過が髪型の変化でわかるようになっているとしり、ショックをうけました。
そこはさすがになんかモノローグで一言入れなきゃ駄目でしょ。
CDが音飛び、または、手があたってスキップしたのか、その部分だけ寝落ちしたのか、
何度か巻き戻してしまいました。
そこがめちゃくちゃ残念。
本編当て馬も登場して私的には
面白い展開だったんですけど。
「もとちかだぁ???」がめっちゃ可愛い。
にしても、当て馬だと斎藤壮馬くんも攻めになるのですね!!
すごいキャスティング。
漫画もCDも大好きで、特にCDの淡々としたテンポと空気感が
唯一無二のものだと思っていました。が
今作のBGMおかしくないですかね?
と思って過去作を聴き直してみたのですが、1と2は
BGMがすごく控えめで台詞の邪魔をしていないんです。
ギターやベース音の低めのサウンドがメインで、
ボリュームも絞ってあるので台詞のテンポと空気感を壊してない。
でも今作は聴いている途中で「あれっ、変な音入ってくる」
となり、PCで聴いていたので「別のアプリ動いてるの?」と
タスクを確認するくらいの違和感で、「もしかしてBGM?」と
CDを一時停止して確認して、がっかりしてしまいました。
楽器はあまり変わっていないので、音量と曲調と頻度の問題かと。
演者さんに非はありません。
音響関係のスタッフも今までと同じ方々なのに、BGMで恋人感を出そうと?
せっかく今まで二人の台詞のテンポだけでしっぽり聴いていたのに
ガチャガチャされた印象。モノクロがパステルカラーになったみたいな。
特に変なのは、楢崎が凹んで知羽さんにコーヒーをご馳走になるシーンと
栗栖がピアスを初めて開けた事実が判明したシーンのBGM。
それ以降も個人的に違和感を感じる部分が多かった。
新しい登場人物も増えて、二人だけの台詞量が減ったのも
CD全体のテンポが乱れた理由かもしれません。
画でみた時は全く分からなかったけど、音声になった時の
その他のキャラクターの台詞量ってすごく大事なんだ・・・と実感。
知羽さんの存在と台詞のトーンは馴染みきっているんですけどね。
音声化されて残念だったことがもう一つ。
高校卒業から大学2年までの間が全く説明のないまま飛んでいること。
漫画も同じように飛んでいますが、二人の髪型が変わっているので
時間が経っていることを理解できます(あと同人誌の内容が繋ぎます)。
でもCDだけを聞いていると、ここに時間の経過があることに気づけない。
楢崎はいつ免許とったの?寺島はなんでオーストラリアから帰ってきたの?
となります。
続きものは仕方がないのでしょうか?
江口さんが前作のフリトでおっしゃっていた「生っぽさ」を楽しみにしていたので
これまでのトーンがあまりにも好きだったので、中立評価にさせて頂きました。
楢寺二人だけのシーンは最高です。
もう二人だけの台詞をずーっと聞いていたい。
モノクロトーンの日常会話でも、恋人感は出ると思います。
原作は続いているのでCDも次作が出るのだとしたら、
個人的に元のトーンに戻るといいなーと思っています。