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表題作ブルースカイコンプレックス 8

楢崎元親,大学生
寺島夏生,大学生

その他の収録作品

  • カバー下漫画

あらすじ

振り返ることも、 立ち止まることも、
始まりの始まり。


楢崎の家族にも二人の関係を打ち明け、晴々とした気持ちの楢崎と寺島。 憂うことのない幸せを感じる二人であったが、 アパートの上階からの水漏れが勃発!
さらに寺島のアルバイト先の学習塾にて ちょっとした事件が起き…事態は思わぬ方向へ……?!
少しも目が離せないハラハラ新展開の第8巻!

作品情報

作品名
ブルースカイコンプレックス 8
著者
市川けい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
シリーズ
ブルースカイコンプレックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424462
4.1

(195)

(109)

萌々

(41)

(21)

中立

(6)

趣味じゃない

(18)

レビュー数
38
得点
778
評価数
195
平均
4.1 / 5
神率
55.9%

レビュー投稿数38

毎巻で何が起きても、先生の作文はいつも美しい。

楢崎の「例の」はいつかきっと再登場すると思っていましたが、こんなに早い再登場なんてびっくりした。家庭教師は一体いつから二人の上に住んで始めたのもう少し情報が欲しいけど、他の読者みたいに「しゅみじゃない」を選ぶ理由わけないでしょう。

8巻の他の部分はめっちゃ美しく書かれているのだから、一箇所だけ嫌いな部分があるからといって「しゅみじゃない」を選ぶのはちょっとやりすぎないじゃない?

他の部分も含めて考えたら、8巻は一般的に「神」じゃない?家族との出会いが、二人の関係にさらに安心感を与えてくれる。しかし、その安心感があってとしても楢崎は不安定さを感じることがある。寺島の場合は楢崎の溢れるような愛情のおかげで、いつも楢崎を信頼してしまうけど、今楢崎に違和感と不信感をだんだん募らせている。普段は楢崎のことを全面的に信頼しているからこの気持ちが不思議な感覚なのだろう。

全体的に人間関係でたまに起こる感情なので、共感できる部分が多いと思ってめちゃくちゃいい作品だな~そして先生は、その感情を二人の表情の変化でうまく表現している。この点は言葉よりも強いので、本当に先生のことを尊敬します。

あと、先生のあとがきも読んでみてください。本当のブルスカのファンだったらきっと9巻まで付き合ってくれるはず。9巻楽しみー!!

12

Utsukushii

仰るとおりです!あなたはそれをとてもよく説明しました!

コミックって一年前後に一回しかでないけど読んだ時のまま熱が冷めない作品

頭は夏生がチカの実家に行くシーンから。電車のふたり良かったです、前巻はお兄ちゃんとのぶつかり合いがあったけど話し合った先でふたりの本気を知ったチカ兄が夏生に謝罪するシーンしみじみしました。(6巻くらい?でチカの家庭教師の子が夏生に謝るシーンを思い出した)。ブルスカはBLの中でも男同士で恋愛することへの窮屈さとか結構話のベースにあるなあって思います。でも、話せば相手に伝わることが多いし、チカと夏生が本気でお互いを好きで尊重し合えてるからこそ、同性愛に対する偏見も乗り越えられてるんだなと思えます。


あと、チカの元家庭教師の女性が同じアパート(真上)のご近所さん問題、夏生のバイト先の教え子のお兄ちゃんが夏生の事を....っていうW当て馬登場しましたね。

ご近所に、例の家庭教師がいると知った夏生、それでもまあ大丈夫か。と思えるのはチカが夏生にしか眼中ないの分かってるからなので(本人があまり気にしない性格なのもある)そう思えるほど愛されてるのって凄く萌えだなと思いました。うん、そうだよ。

こう言う時に、夏生の事考えて嫌な思いしないように元家庭教師と距離とってるチカいいですね。帰り道一緒になった元家庭教師と話はずまないの笑いました。(恋人とそれ以外への差が最高)

でも、元家庭教師さんもなんだか悲しい恋愛関係がありそうで今後どうなっていくのか、、。


とても気になります、ブルスカカフェ行きましたがそっちもとても素敵でした。

7

一難去ってまた二難

大好きなシリーズなので前巻発売から首を長〜〜くして発売を待ってました。
自分的には最高の1巻でした!!!!!


まず、前巻から続くチカのご家族とのあれこれですが、無事に落ち着いて本当によかったです。

2人の関係について「受け入れる」というより、恋人と知ってむしろ「納得した」という形で落ち着いていた点に、安心しました。
きっとご家族の中では、世間的な呼び方やカテゴリーが変わるだけで、2人を大切に想う気持ちはこれまでもこれからも変わらないんでしょうね。
2人とご両家を含めてとても素敵な家族だと思いました。


そして、またチカの初体験の相手の家庭教師(女性)とやさぐれ少年の登場、、、!
基本的に当て馬キャラは苦手なのですが、けい先生は、それぞれの想いと環境とタイミングによって絡み合う人間関係の側面を丁寧に描写してくださるので、キャラクターのいろんな側面を知ることができて、見入ってしまいます。

現実でも、「あの時こうなっていれば」「今だけはそうなってほしくなかったのに」というような絶妙なタイミングで起こる出来事って意外とありますよね。
そういうことが弱っている時に起きると、運命だと思って期待したり、必要以上に悩みすぎたりしてしまうものです。
「どうして、このタイミングで…」という運命的なタイミングや偶然の重なりで複雑に絡み合う人間関係がうまく描かれています。
こういう複雑な状況だからこそ、2人がいろんな表情や仕草で相手への愛を滲ませていて、ページを捲るたびに幸せが止まりませんでした。かわいい。

こういう運命的に思えてしまう出来事、モヤモヤの蓄積などをうまくつかって、リアリティを物語のなかに混ぜ込ませるのが、けい先生は本当にうまい。うますぎる。いつもぐっと引き込まれてあっという間に1巻読み終えてしまいます。

複雑な人間関係でお互いの知らない側面を見え隠れさせちゃう2人も、新しい一面を知って、さらにお互いのことを考えてしまう2人もたまらなかったです…個人的には中盤〜後半のえっちシーンがたまらなさすぎて声になりませんでした。

とっても気になる展開で8巻は幕を閉じたので、また一年、次巻の発売を心待ちにしながらシリーズを読み返したいと思います。

7

9巻が待ち遠しいわっ!

さて、8巻。。。

8巻を読む前に、久しぶりに1巻から全部読み返した。
高校2年で付き合い、今は大学3?4?年の設定かな?かれこれ、4~5年付き合い。
ゲイとノンケカップル〜順風満帆な訳もなく彼らに、少しづつ積み上げて行った歴史ありだったわ。。

冒頭から〜元親ファミリーが温かい。
お父さんが、夏生を迎え入れる体制と尊重が神様かと思ったよ。
円満な元親一家と、夏生一家になるね。

ずっと気になってた、知羽さんと春川くん。
知羽さんの言い分も分かるなぁ〜。
春川くん泣いちゃてたけど、これからは友人として大切にして貰って下さい。。。と、言いたい所だけど、その後の知羽さん様子おかしかったよね…奥さんの事もあるし。
春川くんの告白に何か感じる物があったのかな?
これ、どんな感じに回収するのか!楽しみだわ。

そして、元親と夏生〜同時に当て馬登場www
過去に元親の当て馬は、バイト先の女子高生。これは、全く相手にされずだったな。

夏生は元カノがちょっと出てたのと、栗栖くんに襲われた以来だね。

元親は、基本〜夏生の事になると余裕が無くなるけど、それ以外は基本無関心だからな。それが、どうなるのか?
やっぱり、夏生の事で頭がいっぱいだし。

夏生に興味深々な男子高生www
これは、残念ながら勝ち目無しだな。
夏生が通ってきた道と同じ感じだったから気になっただけ。それ以外、夏生がどうこうなる事は無い。
しかし、チューされちゃったけど、来栖くんみたくボコる?それとも、諭す?

そして、みのりさん。彼女は、実らない恋をしているね。

市川先生の人間模様の描き方は、揉めるけど最後はきちんと回収して円満だからなぁ〜。
そこが、楽しみでならない。

8巻までしっかり読んだけど、この先社会人編まで是非お願いします!

さて、9巻〜来年かぁ・・・気絶して待ってます。

4

9巻が楽しみです♡

8巻も最高でした!
辛口なコメントが意外と多くて少し驚いてます…

チカくんの家族が登場するシーンは毎回大好きなんですが、今回もとても癒されました。
双子ちゃんは存在するだけでマイナスイオンばらまいてません?可愛すぎる

今回新しく登場した学生くん!
邪魔者といえば確かに邪魔者ですが、そりゃあんな可愛くてカッコいい夏生くんを見れば惚れますよね…
いや、うん、同情しか無いです

そして、例の家庭教師がまさかここで登場するとは!
教え子の中学生に手を出す様な人ですし元々マイナスな感情しかありませんでしたが、予想通り自己中心的な性格だな〜とめちゃくちゃ納得しました

先生の後書きを信じて、9巻をまだかまだかと待ってます!!

3

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