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1巻の頃に比べると随分尖った感じは減って、良い意味で普通の恋愛っぽくなったなぁと思います。秋山のことを想い過ぎるあまり、相手の繊細な思考や今までの経験にまで考えが至らず、心配だという気持ちをただぶつけるだけだった柴。心配してくれるのって有難いけれど、程度やタイミング、どういう言動をとるかはちゃんと考えないと、かえって相手の負担になったり関係が対等じゃなくなったりして、悪い影響をもたらすことも。
家庭の事情は本当に千差万別なので、他人には一番口出しされたくないし、見せたくもないものですよね。でも、何年経ってもきっかけさえあれば、今まで気付かなかったことに気付いたり家族の印象は変わるものだと思います。今回は最後まで秋山の心に寄り添い続けた柴が、そのきっかけを与えてくれました。最初は私もこんな風に家庭や自分の過去に踏み込まれたら嫌だなぁと思ったけれど、秋山にはこうしてめげずにぶつかってくる人が必要だったのかもしれないなと。秋山から柴への好意も今や疑う余地もないようですし、ますます恋人らしくなった2人に嬉しくなりました。
2巻が最高だったけど、更に上にきた。
もう言葉が出てこないくらい最高です。
でもせっかくなので、なんとか言葉にして、というか見たままの感想になると思いますが書きます(いつものこと)
秋山くんが父親のことで、シバと一緒にいて苦しかったことに気づき考えるシーン。よかった〜。のばら先生のこういうとこもすごく好き。
2巻で梶原にシバのこと好きなんやなと言われ「わからん」と答えた秋山くんは、あんまり感情を自覚したり言葉にするのが苦手なのかと思いましたが、ちゃんと考えられる人だった。
今まで、そんなにちゃんと考える必要に迫られなかったのではないかと想像します。
うぜぇ〜とか、必要ある?とか、楽だからとか、たいていのことはこれくらいの思考で片付けられてきたのではないかと。
ても、シバにあんなことを言ってしまい、智美との違いは何だろう?と考える秋山くん。
シバがそれだけ大事だからで、それにちゃんと気づく秋山くんいい。
この流れ、見せ方がすばらしい。
梶原も智美もなんだかんだ言ってお人好しというか、秋山くんの友だちなんよね。
みんないい奴。
あ、多田くんもw
何度も言うけど、のばら先生のこういうキャラ作りほんとお上手。大好きです。
そんで、秋山くんの告白ですよね。
そこまでの流れも最高。
ぽろっと泣いちゃう横顔の秋山くんからの流れがめちゃくちゃ好きです。
感動だけで終わらず、シバが涙と鼻水で溺れて「ハナッほらっちーんっ」がくるのがのばら先生!!
この絶妙な匙加減!!
ひらがな使いの名手!!
で、シバの(いつのまにか秋山くんの「立ち入り禁止」の中に入れてもらってたんだ)が、ここでこれがきますか〜!!とうなりました。
にしても、秋山くん父のイケメンっぷりよ!!
あれはモテますよね。憎らしいほどにw
で、秋山くんの過去や父との確執がそこまでシビアなものでなくてホッとしました。
学校の先生もみんないいキャラ。
のばら先生こういうとこーー!!
この後のラブラブエロがまたすごい。
秋山くんの「なんかもう…おまえにさわると…」とシバの手にすり…すり♡するとこが激萌えでした。
「〜とけそう」も。
2人ともめちゃくちゃしあわせそうで。最高です。
「ちえちゃん」にドヤァァァァァッ顔する秋山くんがかわゆすぎた〜〜〜。
何このかわゆい子、こんなキャラでしたっけ〜〜?!?!www
ちえちゃんのまつ毛もツボですww
智美ちゃんもお約束でありがとうだし。
カレーを作る秋山くん。ヤキモチやきねw
あのお顔で料理もできるって最強かよ。
寝ぼけてのちゅっちゅっも萌え〜。
(添い寝萌え、ちゅう萌えなので)
「おにぎりにしなさい」
なぜかお母さん口調な秋山くんw
こんなキャラでしたっけ?!(2回目)
次巻いよいよ完結。
2人は結婚するのか。
心して読みます!
1巻を読んだときはめっちゃ変態、めっちゃえろー、くらいしか思わなかったんです。何故か雰囲気に後ろ髪ひかれて2巻、3巻と読みすすめて、、
3巻、ほんっっっっとに良かった。
秋山くんのどこか心に穴があるような感じの理由、人を好きになることへの疑いというか、恐れというか、、そういう事の背景が描かれていて、その描き方とか展開に惹き込まれて泣きました。
私が読んで感じた感情のちょっとも文字に起こせないのが悔しいっ。
秋山くんに芝がいてよかった。芝が変態で二人が出会えて良かった!