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かわい有美子 竹美家らら
みざき
ネタバレ
再読です。こちら、1998年に発行されたノベルズを改稿・修正・加筆した文庫版となります。 主従・身分差BL小説の名作ではないでしょうか。 舞台は、"東洋の魔都"と呼ばれていた1920年前後の上海。 中華民国の1部でありながら、外国人が租界(外国人居留地)という名の自治権を有し、自由貿易都市として名を馳せる… 東洋と西洋とが入り混じった、他に類を見ない怪しげな魅力があ…
かわい有美子 宮城とおこ
あーちゃん2016
かわい先生の過去作品探索中。2014年作ですが、hollyさんなので電子も新しい紙本も多分ないです、すいません。京都弁ばりばりのはんなりしっとりおだやかな恋物語で、私には久しぶりのビッチ受け!よろしおすなあ・・・と京都気分にどっぷり浸れたので萌2より萌にしました。本編220P弱+攻め視点の後日談20Pほど+あとがき。ビッチ受け好きな方でしたら是非探してください。 高校卒業して飲食業に勤めだし…
かわい有美子 花本安嗣
しろたん9610
「上海金魚」「透過性恋愛装置」、本作のシリーズ三作のなかで、これが一番よかったです。 恋人に裏切られた過去を持つ年上攻め×軽く見られることに悩んでる薄幸受け。二人ともゲイなのだけど、攻めは恋愛に対して慎重になっているし、受けは体目当ての男に付きまとわれてたり、上司である「透過性~」の牧田に憧れているので、なかなか距離が縮まらない。前半は非常に焦れったいが、そっと受けを見守るようなこの攻めのスタン…
大人で紳士な攻めとワガママ王子様受けのお話。傍若無人な受けが恋心を自覚したとたん、乙女思考全開になっちゃうのも面白いし、攻めが意外にもムッツリだったのもよかった。ベッドシーンでの豹変ぶり、ねちねちした責めっぷりが面白い! 受けはまあ確かに性格はよくないし、友人の滝乃もしょっちゅう迷惑かけられて大変だろうなとか、現実に職場にいたら嫌だわとも思うのだけど、人の言葉をちゃんと聞いて、それをすんなり…
「透過性恋愛装置」を読みたくて、先にこちらを読みました。 言ってしまえば旅先で出会った相手とのワンナイトのお話なんだけど、情景描写が美しく、しっとりした大人の雰囲気が、なんとも言えず心地よい。 攻めも受けもおっとりとして落ち着いているタイプなのに、色っぽいシーンでは情熱的で、その上大胆。受けは儚げ美人系なので、ギャップに萌えました。 一方で、前半の、受けと不倫相手とのシーンが案外長くて、…
かわい有美子 北上れん
一巻では女の子にモテモテで色んな子を取っ替えひっかえしていたことを、遠藤だけじゃなく周りのキャラからも何度も言われていた神宮寺。そんな設定ながら、遠藤に対してはひたすら健気&一途な神宮寺。恋愛の進め方に関しては不器用そのもので、なんかもう、女の子云々と言われてるのが可哀想になってくる。それくらい、前作よりも神宮寺の大型犬ぶりに拍車がかかっていると感じた。 こういうキャラが、本当に好きで好きで…
Kindle版挿絵なし。北上先生の描く男性が好きなので見たかった(泣) SITとSATの区別すらよくわからなかった無知な私でも、最後まで面白く読めました。遠藤が人気なのは納得だけど、かわい先生の年下攻めが元々好きなので、神宮寺もかなり好きなタイプの攻め。受けへの尊敬や思慮深さが、なんとも言えず良い…。簡単には手出しできない相手への、抑えきれない想いがにじみ出ていて、キュンとしてしまう。 …
かわい有美子 あじみね朔生
青い空白い雲はるか彼方
大人の恋愛が仕事をしながらじっくりゆっくり進んでいく。 過去の出来事から慎重になり身を引こうとするイギリス男性に、奥手で淡白そうな日本男児が積極的に動いて恋愛関係になだれ込んでいく様が新鮮だった。 二人がとにかく穏やかな性格なので、揉めることなく、お互いに思いやっている雰囲気が素敵だった。 伯爵夫人の靴をめぐるストーリー、「なぜデパート側は無償で夫人に靴を渡したのか」は納得出来るいい話で、今…
かわい有美子 山田章博
古めかしいひとつの寮の中で繰り広げられる日常を切り取ったような作品です。 大きな事は何も起こりません。 しかし定期的に読み返してしまう…味があるといいますか、そんな不思議な魅力が溢れる作品です。 カバーイラストの山田章博先生の1枚絵がイメージにぴったりで非常に素敵です。 吉田寮というとても狭い世界で繰り広げられる日常生活。 攻めの織田目線で語られて行きますが、これがまたどの人もこの人…
かわい有美子 円陣闇丸
Kindle版、表紙絵、挿絵なし。円陣先生のイラストが見たかった…。 近未来SFもので、サイバー戦争を繰り広げている世界のお話。 自分に想像力が欠けているせいか、はたまた挿絵がなかったせいなのか、電脳の世界での戦いというものを絵的にイメージできず、なんだか入り込めないまま読み終わってしまった。 でも入り込めなかった一番大きい要因はたぶん、主人公の怜が薬漬けにされてるせいで、幼いころの…