草間さかえさんのレビュー一覧

セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

愛情とは。

とても悲しいところからはじまるけれど、優しいお話です。
心に深く刺さります。
重い設定もあるので読むのをためらう人もいるかもしれませんが、ぜひ多くの方に読んで欲しいです。
人が人を愛するという事の大切さ、愛情のありかについて深く感じ入りました。

ページをめくるごとに、感情が見えづらかった慧くんに血肉が通っていく様に心が締め付けられました。

読後はこの先ずっと、彼の日常が穏やかで優…

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運命かもしれない恋 小説

渡海奈穂  草間さかえ 

これはもう、”運命に違いない”恋

幼稚園で一目惚れして、小学校で一目惚れして、高校でもまた同じ相手に一目惚れして…(しかも相手が同一人物だと気づかないまま!)

そして四度目の正直、高校卒業以来10年ぶりの再会。
これを神様のいたずら、運命と言わずしてなんと言うー!?

もう読みながら終始大興奮でした。。

さらに、攻め視点で書かれてる作品って、好きなんですよね。。
大雑把に見えて大雑把な(笑)今作品の攻め、古平が…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

アイデンティティ

尾上先生の作品が大好きで、草間先生の作品も大好き。
まさに最高すぎる作品なのですが、ストーリーが難しそうでなかなか踏み出せず...
アワードの投票期日ギリギリにようやく拝読しました。

画家と青年、二人の出会いはまさに運命的でした。
表現者のマインドを持ち合わせていないので何とも言えないのですが、何かを描くという行為はアイデンティティと深く結びついていて、それはすなわち己と向き合うことな…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

展開が…

過酷な生い立ちで「普通」を知らずに育ったがゆえに、教えられた「枠」から1mmも外れることを許さないロボットみたいな慧(受け)。
こりゃあ恋どころではないな……と思いながら読んでいたけど、思っていた以上にすんなり「恋」になってびっくり。
いや、これは「恋」なのか??
これはヒナの刷り込みみたいなもんなんじゃないかと思ってしまいました。
なんで桂路を好きになったんだろう?そこまで好きになる理由…

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アドリアン・イングリッシュ(4) 海賊王の死 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

感情の乱高下が激しい

ずっっと感情が揺さぶられ情緒不安定になる巻でした。
ジェイクとの再会ですぐにジェイクが未だに男遊びをしていると勘付いたアドリアン…そりゃ不愉快で八つ当たりしまくっても仕方ない。どれほどの傷を負って別れたか…
ただガイが可哀想過ぎました。あんなにも献身的に尽くしてくれているのに塩対応。別にネコ側は勃ってなくてもいいのに、無理に進めようとしないのは愛じゃなかろうか。可哀想不憫と読み進めると潮目が変…

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アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

どハマり

1~3巻一気読み。どハマりしました。ミステリーもコアなジャンルを題材にしていて興味深いです。
この先生は日本車が好きな気がします。アドリアンはフォレスターを買い、ガイはマツダ車でアドリアンが落ちた車もトヨタ車。日本のモノが出ると嬉しくなっちゃいます。
ジェイクが言うようにアドリアンはSUVよりクーペの方が似合うイメージだなぁ。
遊戯王が出てきたのには驚きました。この先生は本当に色んな分野に精…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

No Title

桂路のような掴みどころのないキャラクターは、物語が進むにつれてその相手方に、つまりこの話では慧にだけに内面を見せたり、過去を開示することで、その人物に対する読者の理解も深まり、愛着が生まれるのだと思いますが、今回は紙幅の都合かそこまで書き切れていなかったように感じました。
ですがその点を除けば、人間ひいては社会の多面性のようなものが非常に上手く描き出されており、とても面白い作品だと思いました。

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アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

本当に読んで良かった

素晴らしかった。この一言に尽きる。5冊は長かったけど本当に出会えて良かったです。5つの殺人事件とジェイクとアドリアンの出会いから帰結、そこに生身の二人の愛と苦悩が静かに深く描かれて感動しました。二人の物語は読み進めるのが辛くて辛くて、事件は難しくて、だったけど、深く深く自分の中に刻まれました。「BL」とは一線も二線も画した愛の物語でした。インテリ的ウィットに富んだ言い回しは理解できないところもあっ…

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生田さんちのこめ王子 小説

さとみちる   草間さかえ 

お米の王子様

お米と恋の成長を見守るのどかな1冊でした。
草間先生の挿画も作品の雰囲気とぴったり。
架空の米どころが舞台となっているのも新鮮でしたし、想像していたよりもしっかりと農業に関しての描写があります。この切り口は面白いなあ。
田舎の風景と季節の移ろい、手作りの料理、収穫したての食べ物の美味しさが伝わる文章が素敵でした。
真夜中に読むのはおすすめ出来ません。
もれなくお米が食べたくなりますから。…

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仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

喪服のランデブー

木皿泉のドラマのような角田光代の小説のような、ゆっくりじっくり、恋とご飯と人生を味わえる作品。
食がテーマではないのにとにかくお腹が空くのはなぜだろうか。一つ一つが丁寧で贅沢な作品、読み終わるのが惜しかった。ずっとこの物語を感じていたい。

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