谷崎泉さんのレビュー一覧

目眩 小説

谷崎泉  藤咲なおみ 

ハイスぺ攻め達から必死に逃げる美人受け


約20年前の作品ということで(ギャップとか凄そうで)今までなかなか手が出ず…。
表紙の絵からすでに古さを感じましたが、どうしても美人受けが読みたい!と決意し、購入。

ガッツリ総受けで、受けの容姿のレベルが高いので惚れられる男は皆イケメン金持ち。
でも受けは全員を毛嫌いして、平穏な生活を望みます。
それでも次々に現れるハイスぺ攻め。

読んでいて、爽快です。

少し驚いた点は…

2

ようこそ。 小説

谷崎泉  高城たくみ 

40男、初めて&新しい世界にようこそ〜!

何もかも違う。
住む世界も、性格も、年代も、性的指向も。

そんな二人が出会って、新しい世界が開ける。
タイトルはどういう意味なのかなぁと読む前は思ってたけど、「初めての世界(恋・男とのあれこれ)へようこそ。」って意味なんですね、きっと。

一人が気楽でいいと思っている41歳の建築士・大黒谷。
「冴えない独身四十男」とあるけど、しょぼいオヤジではありません。
結婚できないのではなく…

1

その愛に終わりはあるか 小説

谷崎泉  yoco 

スピンオフですよー

作品の情報を何も確認しないまま、谷崎さん作品という事で購入。イラストのyocoさんも大好きなので期待値、爆上がり。
読み進めると、受けの部下である「胡桃」の恋人の話がチラッと出てきたり、胡桃自体が脇とは思えぬ魅力を持った人だったので、あれ?と思い確認すると本作の前に胡桃がメインのお話があったー(*゚▽゚*)!(関連作にも、他の方のレビューにもバッチリ書かれているのに〜)
ちゃんと調べれば良かっ…

8

真音 3 小説

谷崎泉  麻生海 

多くは語らずとも

シリーズ3冊、最高面白かった(*´◒`*)!!
ここ数日、夢中になって読みました。それこそ寝る間を惜しんで。
BL小説って、シリーズものでもナンバリングされていない物が多く、普段はそれぞれのタイトルを楽しんだりもするのですが、こちらは真音①②③とシンプルなタイトル。…ありがたい。
二段構成で読みごたえタップリ。…嬉しい。

シリーズ3冊通した感想(富樫×進藤)
おや?なんだか普通の受け…

7

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

盛り上がりに欠ける…

 谷崎先生の本にしては、珍しくハマれませんでした。
下巻を読む気力が出ません。。

 メインの久嶋と音喜多の掛け合いは、キャラクター性が出ていて面白かったですが、事件の一つ一つが内容が薄く、拍子抜けしました。
FBIの捜査アドバイザー?若干25歳で博士号三つを持ち、教授職につく大天才?
残念ながら素人探偵の域を出ません。リアリティがなさ過ぎる。。ライトノベルではこれで良いのかもしれません…

1

ダークホースの罠 小説

谷崎泉  yoco 

美味しいとこ取り!最高に楽しい

谷崎先生の100冊目にあたる記念本で四六版の長編です!

帯に「くせ者揃いのスラップスティックBL」とあるように登場人物が皆ひと癖も二癖もありとても魅力的です。

警視庁捜査一課の主任胡桃 身なりに無頓着な無精髭の残念な長身イケメン
無愛想で強面で仕事熱心なキレ者だけど
私生活に構う時間もない35才


物語は殺人事件の捜査
父の死による家族問題
そしてひょんなことから拾った…

6

OFFICIAL 35(表題作 しあわせになろう2(12)) 小説

谷崎泉 

スクランブルメソッド、コンプリートセオリーの番外編入ってます

GWイベント合わせ予定だった同人誌。商業誌「しあわせにできる」の番外編の方がメインなのですが、そちらは本編未読のため、評価は「スクランブルメソッド」、「コンプリートセオリー」の番外編の方に対するものです。とにかくこちらのカプ、特に超ド級塩対応変人の受けが大好きなので神にしました。商業誌お好きだった方にはめっちゃおススメしたいです。

1.しあわせになろう2(12)
  商業誌の続きを同人誌で…

2

ファーストエッグ(4) 小説

谷崎泉  麻生海 

果たしてこの結末を想像できる読者は居るのだろうか

2巻(2014年刊)~4巻(2015年刊)まとめてのレビューにて。
この長編は話の密度が濃いうえに『もしかしてここも伏線か?』と予想した箇所も多々あったので、じっくり読んでいく必要があった。
…が、注意深く読んでいても想定外のラストには驚いた!!
とにかく意表を突く内容だが、極力ネタばれ伏せで上手くレビューを書きたくとも難しいね。


2巻から、佐竹が五係に飛ばされる原因となった月岡事…

1

ファーストエッグ(1) 小説

谷崎泉  麻生海 

何故だか脇役ポジションにいる攻めさん

1巻目・2014年刊。
『真音』と同じく2段組構成の文章で、各巻に短編2本と主人公・佐竹と高御堂の出逢いに纏わる書き下ろしが収録されている。
刑事ものだが派手な展開はないし、特殊能力ものと聞くにもピンと来ず、結構硬派な印象のようで…
警視庁内の島流し的部署である”五係”の面々は1巻ではまだ顔見せ程度だが、こなれた感は漂っているし、一体何をやらかして五係に流されてきたのか気になる。

五係…

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最後のテロリスト 1~胎動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

男三人の関係性が絶妙

何の情報も入れずに読み始めると、カップリング予測が見事外れました…。
谷崎先生の小説はいつも外れますね。とてつもなく運命的な出会いをして、描写も力を入れられているので、てっきり二人が…と思うと違ったという展開が多いです。色恋よりもっと濃い男同士の絆を理想とされているんでしょうか。

威士、蓮、凪の三人の結びつきがイイ感じです。谷崎先生は男三人の関係性の描き方が上手だなーと感心します。シ…

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