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112/242(合計:2420件)
中原一也 奈良千春
てるてるせぶん
ネタバレ
『愛して』シリーズのヤクザの斑目弟と愛人のバーテンダーのスピンオフ3作目。 今回、斑目に恨みを抱く人間から釜男を盾に取られ、斑目を殺すよう湯月が脅されます。一度は、釜男のために斑目を殺すことを決意した湯月ですが……。斑目に勘付かれてしまい、折檻という名の激しい悦楽へと堕とされます。それはもう、これまでの逃亡や火遊びの浮気の非ではない、中原ファン期待の至上最悪のお仕置きをされるわけです。あ…
凪良ゆう 奈良千春
キリヱ
あらすじも読まず、作家買いしました。 もう一冊まとめて買った凪良作品が個人的にちょっとだったので、しおしおしながら読みましたが、「これだ!」と叫びたくなるほどの凪良節!こういうのが読みたかったのですよ。 全体的にしんどい話ではありました。 「恋愛前夜」よりもつらくないのは、二人が大人だからかもしれません。(「恋愛前夜」は本当、途中かなりしんどかった!!) だからこそ、もう戻れないかもしれな…
夜光花 奈良千春
夜刀神さつき
おもしろそうだと思い全巻購入して、一気に読みました。スリル満点な物語で読み始めたら、続きが気になってたまらなくなりました。攻めは、二人いますが、二人とも正反対の性格をしていて、どちらにも違った魅力がありました。いろんな方向から様々な展開があり、物語設定、歴史、ふせん……どれも手の込んだものでした。 ただ……お気に入りのキャラクターが訳アリで死なないといけない定めになって……。まあ、ある本の終…
ふゆの仁子 奈良千春
ふばば
ウェルネスシリーズ上海組、カップリングはレオンx梶谷。獅子編の第4弾です。 内容は、前作「虎に翼」の続編という形で、中盤までは「虎に翼」と同じ時間軸で、それを梶谷側から捉えた視点の描写になっています。 つまり舞台はシンガポール〜マレーシアで、両国での大規模な都市開発計画におけるウェルネスと黄グループの提携、それを表とすれば、アジア圏の表も裏も握る黄グループの裏の顔を巡るレオン、梶谷、ハリーの暗…
ウェルネスシリーズ、新編のスタートです。 カップリングは、全く新しい登場人物、ハリー(黄顕揚・ホアンシェンヤン)x浅海翼。 ただ、獅子編のレオンと梶谷が絡んでいるので、この1作だけなら獅子編のスピンオフ的な要素もありますね。 舞台はシンガポール〜マレーシア。 浅海翼は、元ウェルネス社員で現在NYの弁護士・梶谷の従兄弟と中学時代の同級生という縁で、商社を退職してウェルネスに転職したばかり。 …
秀香穂里 奈良千春
maruchan
ひたすらファンタジーなポルノBLですね。登場人物は「タイプの違ういい男を3人集めましたよ」という感じ。これはこれでアリなのではないでしょうか? 途中で劇中映画として語られるストーリーは、もう少しヒットしそうな感じだったら良かったのになぁと思いました。悪くはないのですが、単館系か自主映画にありそう……という感じで「超有名な監督の大作映画」という風には思えなくて(主観ですが)。 最終的には…
どうしようもない状況に陥った主人公を、サドの男がエロ調教する……といった系統のハードでダークな話なのかと最初は思いました。表紙がアレだし、序盤の主人公は金はあるけどクズみたいだし。 実際、途中まではそういう趣でした。「助けてやる代わりに奴隷になれ」というパターンですね。 しかしだんだん様子が変わってきて……。救いようのないクズかと思われた主人公の雄太くん、意外にさほどクズでもないという…
わきの
先日急に読みたくなり、全巻を3日かけて再読。 何度読み直しても大好きな作品で、最終巻のこちらでまとめてレビューさせて頂きます。 アダムとの決着をどうつけるのか、レヴィンをどうするのか…とハラハラな今巻。 倒し方は「そうきたかー!」となりました。 で、最後のレヴィンの処遇についての啓の決断ですが、あのまま啓の命令どおりにならなくて本当に良かった…! サンダーありがとう…!! あの…
遠野春日 奈良千春
ぴんか
このお話、デビュー前に同人誌で出していたと聞くと、凄いなと。 二十年近い昔の作品なのに、今読んでも(背景や小物には多少古臭さは感じますが) 小説としては全く遜色なく読めてしまう。 表題作もスピンオフも、攻視点でストーリーが進むのですが、 不思議と受の心情がよく分かる! そしてなにより、「グリーン・グラス」の宗一が、 私の攻のツボすぎる‼︎vvv ああいう包容力の塊みたいな攻が…
高岡ミズミ 奈良千春
麗音
攻め×攻め対決 といった人物設定が好みという人にオススメしたい作品です。 前作が気に入ってスピンオフのこの作品も引き続き読みたくなりました。 背景に何かありそうな謎の人物だった久世が今度の主人公です。 『~ワイルド』の方とは違って事件や謎解きに重きを置いていない印象です。 カバー絵の鍵穴からのぞくような不思議な構図がこの作品のポイントなのかなと思ったからかもしれませんが、むしろ事件…