奈良千春さんのレビュー一覧

隷属の闇 小説

愁堂れな  奈良千春 

シリーズで読んだ方がいい

スピンオフ作品だと知らずにこれだけで読んでしまいました。

始めから終わりまで受けが攻めに愛情なく性的に嬲られるお話しです。

親友に裏切られて、攻めの香港マフィアのドン王に拉致監禁される、受けの麻薬捜査官真紀。
王は友情や家族の愛情など信じてなく、親友や家族を信じる真紀に様々な性的な嬲りをして、弟を裏切るよう迫ります。

その嬲りが強姦、女装、人前での奉仕、身体の開発など精神的に真…

3

72歳のバリスタ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

『老いらくの恋』のお話ではありません

タイトルが『72歳のバリスタ』で、帯には『ロマンスグレーが乱れる!?』という文字が躍っているこの本。
ついに「まだ若かりし頃から『フケ専』とか『オヤジスキー』と呼ばれ、異端視されていた私の時代到来か?」と、期待に胸を打ち振るわせて刊行を待っていたのですが……やっぱ、違いました。
いや、ぴれーねさんのレビューを読んで知ってはいたのですけれどもね。私の購入した本だけ期待していた物語が展開するかも知…

6

梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

一冊読めば、鳥と政界に詳しくなれる本!

鳥の擬人化という事で興味を持ちつつも、大丈夫かなーと不安な面もあり、しばらく積んでいました。心配無用でした(笑)。 他の方も書いてらっしゃいますが、シリアスパート(政界もの)とギャグパート(鳥の擬人化)のバランスが絶妙でした。
こういった試みって難しいですよね〜。鳥の擬人化設定が全く活かされず、終始通常の人間界の話になってしまうか、鳥の擬人化に重点を置き過ぎて、奇想天外な話になってしまうか…

7

72歳のバリスタ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

超年の差、来ました\(^o^)/

こちら若返りものです。表紙の美人が受けです。
外見は若いのに、中身は72才のおじいちゃん。見た目と言動のギャップが可愛すぎるー!!
また、この若返りに伴う、とある副作用が最高です。ホント、エロエロです。
(精神的にも肉体的にも)ちょっぴり痛い部分はございますが、健気でいじらしいロマンスグレーの老いらくの恋。
ぜひご賞味下さい!


内容ですが、若返りものです。
喫茶店を営むバリスタ…

8

悪辣色男 小説

中原一也  奈良千春 

執着調教攻めと追い詰められ受け

不器用執着調教年下攻めというのでしょうか。すごい執着ですね。

攻めの正体は年齢差や手の描写や名前からそうかな?と思ってましたがやはり。しかも一連の展開まで仕組んでいたとは!

途中までは主人公が気の毒でたまりませんでした。追い詰められる受けは読んでいて辛くて。妻も子もいるのに一体どうやって結ばれるの?と思って読んでました。
正直に生きなかった性癖を認めなかったことがそんなにいけないの?…

0

麗鳥の絡繰 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

新編開幕

今となっては長く、複雑な「ウェルネス」シリーズの最新18冊目。
そして、ここに来てまた新たな展開の登場です。
「北京編」の開幕、と言っていいのかな…1作目の主人公であり、本丸ウェルネスグループのCOO・ヨシュアが絡んでの北京への進出に絡む陰謀、が骨子であると思います。
そこにウェルネスシリーズのメイン?の香港編、ティエン・ライの後継者・幼いフェイロンが重要な役目を果たしていきそうです。
し…

2

3シェイク 小説

秀香穂里  奈良千春 

全員イケメンの萌え萌え3P

3Pのお話しでした。
奈良千春先生の絵が綺麗です。
3人の危うい微妙な関係を描いてます。
ラブラブな感じではなく、才能溢れる2人の攻めに翻弄されながらも、2人を肥やしに自分の欲を満たす受けのお話しです。

受けは初めは嫌がるのですが、警戒心がなくあっさりと攻めに無理矢理エッチな事何度もされてしまいます。

嫌がりながらも感じていき、最後には3Pでないと物足りない身体になり、攻めどちら…

1

先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

好きなんです。大好きなんです。どうにもならないくらい好きなんです。

作家さん買い。

タイトルから甘々なのを期待して読み始め。
結構複雑な家庭環境で育ったお坊ちゃまが受けさんね…ふむふむと
読んでいたのは本当に最初の方。
しっかり者ではあるけれど世間ズレした天然くんな受けと
いかにも包容力大な印象にも関わらず少年っぽい雰囲気を併せ持った攻め
という、内容的にはシリアスに進んでもおかしくない展開だったけれども
何しろこの2人中心で進んでいくので、…

4

先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

マシマロとは?

タイトルマシマロとは何だろうと思ったら、ちみっこの満天くんが「マシュマロ」を「マシマロ」と言っていました。
そんな感じで満天くん可愛かったです。

旧華族の御曹司で当主候補から外れた雅人が大学進学をきっかけに一人暮らしを始めて、その大学で出会った准教授(満天くんの父)と仲良くなり惹かれていきます。

旧華族という名に相応しい行動からかちょっと周りから浮いていますが、礼儀正しく天然な雅人は…

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先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

マシマロ

※キャラクターの特徴について書いておりますので未読の方はお気を付けください。


お話はほのぼのしていて安曇先生らしい優しいお話でした。
ただどうしても一点だけ気になって仕方ないことがありましたのでそこだけ…

満天くんの描写で、表紙イラストも挿絵もふわふわしたマシマロカラーの髪のはずなのに、登場シーンの表記が
「天使の輪が描かれた黒髪の持ち主」
となっていて、黒髪…マシマロはこの…

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