北沢きょうさんのレビュー一覧

嫌われ神子の8年間 小説

伊達きよ  北沢きょう 

めでたしめでたしの、その先の物語

作者様があとがきで書かれている通り、「シンデレラストーリー」のその先、のお話です。

まず、周りの人々に嫌われている受け、という設定が珍しいですよね。

受けの圭は高校生の時に異世界に召喚され、異世界で王子と相思相愛になります。
幸せな王宮暮らしをしていたのですが、なんとそこで「めでたしめでたし」とはならず、王子に捨てられてしまうんですね…。

打ちひしがれて王宮を出て、神殿仕えをす…

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偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~ 小説

伽野せり  北沢きょう 

獣人オメガバース

他の方もおっしゃっているように、オメガバースの王道(エリートアルファ×不憫オメガ)ながらも、設定に一捻りある物語です。

不憫すぎる受け、受けが虐げられる環境というのが個人的にちょっと苦手で……

きっと救われるに違いないんだから!それまでの展開は耐えるぞ!と覚悟を決めて読んだのですが、ストーリーに夢中になり、気づいたら一冊読み終えていました。

昔、同じオメガである友人が街中で急にヒ…

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「共鳴するまま、見つめて愛されて」初回限定特別SSペーパー「きみには適わない」 特典

イチャイチャは二人の時にしたら?

デレデレライハーン。

羨が昨日が一番可愛いと思ってたのに、なんてことだ!今日が一番可愛い!!
もうライハーンが羨にひっついて離れません。

良かったねえ(泣)

確かになんで翌朝の朝食をみんなで?
二人きりで食べればいいのに…。

素直になりきれないけど譲歩する羨が確かに可愛いですね。

愛されてるのは俺の方だよ〜♡

首輪もつけてくれて、ライハーンが選んでくれたから…

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共鳴するまま、見つめて愛されて 小説

葵居ゆゆ  北沢きょう 

うんうん、そうだね♡な攻め

ドムサブもので一番良かった!

世界中が敵、サブの自分が厭わしい、甘え頼ることを知らず一人で生きていくつもりだった羨。

性的サービスありな家事代行の派遣型の会社でこれがダメならクビだからね!と派遣されて行った先にいたのは…。

もうライハーンがなんて出来たお人なの!!超紳士!羨の突き放す言葉や態度や怯えにも、理由や原因やらまで考えてくれて。
ライハーンがひたすら優しくて、素直じゃな…

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嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

気の強い美人受けってたまらない。

実は自分にとって初めて読んだBL小説が、こちら。
そして見事に沼落ち。今では小説を漁って読む人になってしまいました。

大好きで何度も読み返している作品です。
最近出たスピンオフの『隣の男』も読みましたが、個人的には断然こっちが好みです。

…なんでかな?どっちも美人受けが主人公なのにな…

多分、こちらの作品の方が受けの千裕の精神的な成長が描かれているから、な気がします。

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異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 3 小説

白玉  北沢きょう 

敢えて期待しての萌2

1巻2巻と神評価を付けていたのですが、ここは11月に発売される4巻を期待して敢えて萌2評価を付けさせて頂きました。
いやね、凄く面白くてクスッとさせて貰ったんですが、大きな事件等はなかったので物足りないと言えば物足りなかったのが本音です。

晴れて両思いになった2人に残るは両家の問題なんですよね。何たって2人とも貴族の嫡男同士なので…その事にギルバートと母親との確執や母親の実家問題を上手く絡…

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異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 2 小説

白玉  北沢きょう 

多くのことが判明した2巻

1巻に比べると若干の失速は感じましたが、それでも凄く面白かったです。

とくにワクワクしたのがギルバートの誕生日パーティーに乗り込むラグワーズ伯爵家の面々の気合いの入れようでした。こちらギルバートの父親視点があるのでアルフレッドがどう見えたのか、ラグワーズ伯爵家からどういった印象を宰相が受けたのかを知り噴き出しました。

そしてラグワーズ伯爵家を支える面々が、どれだけアルフレッドを大切に思…

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異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 1 小説

白玉  北沢きょう 

4巻が発売されると知り

凄く面白かったです。最新刊がもうすぐ発売されると知り既刊本を電子書籍で購入しました。

良い意味で裏切られました。タイトル詐欺じゃあないですか!この主人公のアルフレッドですが、全然モブじゃあなかったです。モブだと思ってるのは本人だけで、第三者目線のお話もあるので彼がどんなに魅力的なのかが分かるんです。この辺りが物凄くお上手でニマニマしながら読ませていただきました。www

そして何と言って…

1

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

良い時代になりました!

「嫌いな男」のスピンオフです。
「嫌いな男」のように雑誌掲載作品+書き下ろしの中編2作品も良いですが、1冊丸ごと書き下ろしも最高ですね!わくわくします。

今回の主人公の伊崎(受け)は、私の中では「嫌いな男」で完結していたので、今作品を読むにあたっての予備知識はぼんやりした印象しかなかったのですが、こちらを読み終えてから「嫌いな男」を読み返しました。幸せになって良かった!感想を書かれた読者様…

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嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

対抗意識が恋に変わる 心理描写が面白い

新書館から「嫌いな男」スピンオフ・・「隣の男」が出るので再読

精神的に未熟な南は向井に勝てっこない。
突然退職した向井と仕事で再会 過去の行動を謝る場面から始まる、30代の恋
 

●㈱NITTA:制御機器トップメーカー 堅実でリスクを嫌う社風 
・・販促担当は、南と向井 二人きり

南 千裕:商品開発部販促担当 「美味しいとこだけ要領よく拾って 人生楽勝」
初対面で向井に負…

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