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榎田尤利 木下けい子
renachi
ネタバレ
人気作家さんなので初挑戦のつもりでシリーズものでないこちらを。文章自体は一般寄り、何より描写の丁寧さに驚いた。 些細な動作を繊細に描写し、心理面もゆっくりじっくり追っている。かといってぎっちり敷き詰められたような緻密さがあるわけじゃないので、読みながら考えたり想像したりと読者が思考する余地が残されている。 「普通」をテーマにしたこの作品でこのバランスは絶妙で、心地よく読めた。テーマ選定も、直接…
木下けい子
Sakura0904
◆吉祥寺の戦士 人はどこで一目惚れするか分からない。そんなにモテなさそうな見た目の人でも、ふとした視線や仕草、醸し出す雰囲気に突然魅了されるかもしれない。そんな導入の作品でした。一目惚れしたパン屋で修行中の黒澤の元に、何度あしらわれてもめげずに通い続ける陽平。スペック高そうなのに、そうやってなりふり構わず夢中になれる性格が素敵だなと思いました。 ◆練馬の王子様 / 用賀の騎士 これす…
尾上与一 木下けい子
kurinn
今まで尾上先生作品は時代背景とかあらすじで読んでて痛そうだなと思ってずっと避けていたんです。 でも「キャラ文庫アンソロジー3 瑠璃」でこちらの番外編を読んで、とても惹かれたのでフェア対象作品で評価も高かったので購入しました。 将棋に関しては一切知識が無かったですが、用語を知らなくても関係ないくらい面白くて雪の対局を緊迫感を持って読みました。 それから雪の抱えていた過去を知ってとて…
菅野彰 木下けい子
ももよ
大学図書館司書の奏一は、ある朝目覚めたら裸でいた。そして自分の部屋には大学生の祐貴が。自分が何かをしたのでは、青ざめる奏一だが、祐貴は大人びた様子で、サラッとかわす。 8年前に出会っていた2人だが、奏一からしたら隣の部屋の子どもだった祐貴。でも祐貴はその頃から奏一に恋心を抱いていた。 自分に懐く小学生から、愛しい人へと変わっていく奏一の気持ちや、幼さを隠して大人びた雰囲気を出す祐貴を見ていると…
月村奎 木下けい子
あーちゃん2016
先生買い。2011年作。受けの性格がなかなか辛かったので(同族嫌悪)ぎりぎり萌です。最後は頑張って良い方向に向いたので、なんとか救われたのですが、途中キツカッター。本編220Pほど+後日談23Pほど+あとがき。 やる気ないながらも、どこかに行ってしまった妻の実家である小汚いパン屋で冷凍生地のクロワッサン等を焼いて、なんとか双子の息子を育てている太一。ある日、この店を買いたいと見に来たのは、高…
「リセット」 『プロローグ』とあって冬真の入学を待ちに待っていた蒼が一年生の教室まで会いに行ってました。バスケ部の友人達も一緒で、想像以上の蒼の興奮ぶりに引いているようでした。 挨拶する冬真に「嫁っぽい」「母ちゃんじゃね」と囃し立てる友人達に、「やんねぇから!」と言って「だからとらねぇって」と言われてました。 まだ続巻出て無いので早く読みたくなってしまいました。 …
渡海奈穂 木下けい子
みざき
両視点の義兄弟ものです。 長年に渡って男1人で伊沙(いさ)を育ててくれた父親が再婚をする事になり、再婚相手の連れ子が同じ学校に通う同い年のいけすかない進学コースの優等生だったというもの。 正反対の性格で、同い年で…と、義兄弟ものでは鉄板とも言える設定なのではないでしょうか。 一方は品行方正を絵に描いたような学年一の優等生、一方は遅刻常習犯のだらしのない生徒。 こんな真逆な2人が、ある日…
柄十はるか 木下けい子
窓月
ものすごく好みの作家さんに出会ってしまった…。 綺麗な字を書く人に興味を持つのって、ありがちな設定のようでいて、意外とキャラ造形のオプションに収まりがち。メインテーマとして扱った作品を読んだのは初めてのような気がします。 社会人一年目の丸清次郎は、典型的なエリートコースを歩んできたイケメン。ガタイもよく、スポーツ万能で子供の頃から目立つ存在だったけれど、字が汚いという唯一のコンプレ…
藻とカレー
最初はドン引きしていたヤスも紆余曲折ありながら陸郎の気持ちに応えようとがんばった。 女上司の片瀬さんがサバサバしていて好き。 加藤(ヤスの後輩)はしつこいわ!と思ったり君もちょっと気の毒やねとなったりw 立派に当て馬くんの役目を果たしてくれました ずっともだもだだけど最後まで楽しく読めるのすごい。
陸郎が当て馬くん(ヤスの後輩)に啖呵を切る所かっこいい。 仕事で女上司に気を利かせるとこも 陸郎が長身黒髪細身切れ長目イケメンでタイプなんですけども私服の時のスタイルの良さが好き。 この陸郎がヤスを好きすぎるのが萌えで。どんだけ〜案件w