尾上与一さんのレビュー一覧

虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

1番難しい魔法

つい先日積んでたこのシリーズを読み始めたらもう夢中になりすぎて夢に出てきました。すんごい世界観。どうしてこのような設定を思いつけるの?と驚くばかりです。作家さんは本当にすごい。
こちらは3きょうだいの2番目のお話。1番この世に生存しつづけるのが難しいから、どうやって留めておくのだろうと思ってハラハラしました。繭って、繭自体が脆いのに、その中の人が更に脆いって怖い怖い。
途中、呪いが発動して大事…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

確かな文章力

尾上与一先生って凄い作家さまだと思うんですよ。とは言ってもこのシリーズと「初恋をやりなおすにあたって」くらいしか読んだことがないんです。
でも類い稀な文章力を持った作家さまだという事だけは分かりました。

しかも構成も素晴らしくてご都合主義的に単純にお話が進まないところと、ファンタジーという世界の情景を匂いや風の流れと一緒に伝えて来る力が凄いです。

そしてグシオンやリディル、ヤエルの言…

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Chara Collection EXTRA 2023 特典

ヤエルが好き

毎年恒例のEXTRA。4,5が神、1,2が萌2なので、うーん萌2かな。
以下読んだもののみコメント。一番は5かな。

1.寄宿舎の黒猫は夜をしらない 番外編 鯛野ニッケ先生
  「ジーンの手料理」
  ユキのランチやら晩御飯をせっせせっせと作るジーン。
  味噌汁が胃に沁みる~というユキの表情にくすっと笑い、
  幸せそうに見つめるジーンの表情に「♡」となったと思ったら
  最後に…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

四巻目は「兄の繭」修復

次兄の命を守る「繭」の修復は、簡単な作業じゃない。
でもリディアは困難を越える度に魔女のランクアップを果たす、凄い人。

★「花降る王子の婚礼」シリーズ4巻目。全部挿画はyoco先生。
私は電子版で全部購入したけど、紙版で揃えたら、表紙の楕円の中の構図を楽しめる・・揃えたい。

①花降る王子の婚礼: 雷王グシオンxリディル
②雪降る王妃と春のめざめ :雷王 グシオンxリディル
③氷…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

色んな愛のカタチが花咲く逸品作

今巻が発売されるに当たって、今まで読んでいなかった既刊分2巻を含め3巻まで一気読みしてきました。
巻を追うごとにどんどんその世界観に引き込まれていく素晴らしいシリーズ作品。毎度の読後感が最高です。

今やBLにおけるファンタジー作品に魔法要素はメジャー化しつつあり、やり尽くされた印象すらあるんですけど、この作品の世界は、王道の部分もありかつ斬新さも兼ね備えたオリジナリティに溢れ、魅力ある設定…

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『虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3』コミコミスタジオ特典小冊子 特典

忍耐

尾上先生のコメディテイストって珍しくないか?????
私は初めて読んだ気がしますが、違ったかな?
そう、私は爆笑したんです。いやこれは楽しい。
コミコミさんの小冊子って「当たった!」と思う時と「うーん」という時があるんですけど、今回は間違いなく「当たった!」方です。
笑えるお話が好きな方は是非ゲットなさってくださいまし。

++

何が楽しいって!
ステラさん、深窓のお嬢様中のお…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

ステラ兄さま

3兄弟のトリは次兄、ステラディアース!待ってました!お話は一気読み必須な引き込まれ具合なのですが、萌~♡よりハラハラが強かったため萌2にしました。本編330P+あとがき。ステラもリディルもロシェもヤエルもグシオンも、大変よく頑張りました。

イル・ジャーナ帝国でグシオンと子に迎えたヤエルと仲良く暮らしていたリディル。ある日、エウェストルムで次兄ステラディアースに仕えるゼプトから急を知らせる手紙…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

姫(♂)と騎士

このシリーズ、あまりにも長くて正直怯むんですが今回も良かった。
前シリーズでも何度か触れられていたか弱いステラ兄様と騎士の、おとぎ話のような関係が王道だけど切なくて良かった〜!プラトニック愛を紡いできた二人の今後の褥事情が気になるw
このシリーズでは私はロシェとイスハンが一番好きな組み合わせなので、ロシェが格好良かったのも嬉しかったです。今回、ロシェを何度もエウェストルムに行かせて裏でめちゃく…

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雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2 小説

尾上与一  yoco 

花と雪の深くて尊い愛が染みる…

前巻を凌ぐストーリー展開、見事でした。

国の垣根を越えたスケール感、魔法が生み出す神秘的世界、失われた中で"失われて"いない夫婦の絆、兄弟愛……よくぞここまで濃厚な設定を爆盛りにできたものです。
一つ一つの場面展開が目まぐるしく変化していくにも関わらず、詰め込み感を感じない上にストーリーの流れに無理がない。そのせいか飽きがこず、すんなり話が頭に入ってくる心地よさを心ゆくまで堪能し…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

好き

こちらのシリーズの続きが読めることがうれしいです。
巻を増すごとにどんどん面白くなりますね。
始まりは偽りの花嫁の物語でした。
グシオンとリディルのお話から、エウェストルム国の3兄弟と彼らの愛する人々が入り交じる、壮大で魅力的なお話へと次々に広がっていくのですから本当にすごいです。
尾上先生が描く、人と人の信頼や深愛だったり、この人でなければ・彼なしではだめなのだという強い気持ちが伝わって…

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