total review:288959today:19
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
12/156(合計:1553件)
一穂ミチ yoco
こずまる
ネタバレ
2人の複雑な感情が絡み合ってしんどい展開もたくさんあったけど苑の心の成長をラブ で感じたなぁ。特に苑の自己肯定感の低さは根深い、あんな家庭で育てば当然のことだけど…あの子と出会ったことも大きなきっかけだったのかな。 キスであることが起こった時の苑の決断は辛かった!初めて強い感情で求めたものが手をすり抜けていくことの残酷さよ…。ラブで明渡の心情が描かれていて、苑の行動をわかっていてもまた起こるのでは…
樋口美沙緒 yoco
舞台はロンドン、パブリックスクールなんて好きしかないそこに放り込まれた日本人の礼、優しい母に育てられて純粋で疑うことを知らない礼が様々な思惑が飛び交う場所で生きなければならないのがとにかくかわいそうで エドの激しい執着は感じるけどとにかく酷い。怖い。それぞれの思惑がまだまだ見えてこないから礼が心配です 【きみの想像力は、一生涯君の杖になってくれる⠀】というある人の言葉が今作ではとても印象に残った。…
エ、エドーーーーッ 叫びたくなるぐらい今作はエドが良かった。彼の苦しい気持ち、口には出せない想いが色々と伝わってきて切なかった…。 あの人やあの人のおかげで礼は自分の世界を広げて、まわりの反応も変わっていく…。別れの時は辛かったけれど…。 今作を読むと礼があまりにも鈍感でしっかりして!!!と前作とはまた印象が変わって面白かったですそしてあれから◯年…もうラストまで胸がいっぱいでした…。ギルが良かっ…
日本で開催される展覧会の準備のためにロンドンに渡る礼。待ち受けていたのはエドの愛情だけでなく「イングランド」の洗礼。 エドの覚悟、貴族社会、血統、日本とは違う背景、相変わらずエドの親戚たちからの扱いは変わらない…。今回はこのエドの覚悟を礼が初めて実感し、そして自分の甘さを痛感するターンでしたねぇ。 礼は人の善意を信じたいタイプだから受け入れるのはキツかったろうなギルとか、ジョナスといい友人がいて良…
舞台はまたリーストンへ。今作はスタンと桂人の物語。桂人、アルバート、スタンの過去が壮絶でしんどかった。 スタンもアルバートもちょっとずつズレているが何故なのか…最後に明らかになるけれど…。桂人が愛を知らず、愛を知り、人を愛そうとするところがまた健気で泣けたよ…。そしてスタンの印象が色々と変わっていくのも面白かったです。 メンべラーズはさすがヘッドボーイだけどその観察眼は怖いほどだったわ〜!ある意味…
エドと「対等」でいるために自分の力で仕事を見つけたいと頑張るのですが……蜜月なんてとても言えない、礼にとってはハードな出来事の連続で胸が痛かった。 ここまで大きな権力、富を持っているパートナーと生きていくにはどう折り合いを付けるべきかという事がずっとテーマだった気がするなぁ。それは出会った時から付きまとっている事実で、エドはずっとそれがわかっていたんだよね。 礼にとってはほろ苦い経験でもあったかも…
もうべっしょべしょに泣きながら読んだ……乗り越える為にスタンが向き合うべきものはやはり母との問題なわけですが…。 スタンの弱さが私は好きだけどねぇ桂人の胸中を思うと泣けてたまらない瞬間がいくつもあった… 桂人が寮のことにしてもスタンにしても覚悟を決めて発言する時はいつでもかっこよくて美しかった。そして彼の言葉には魂を揺さぶる強さがあるよなぁ。いったいどんな大人になってどんな仕事につくのか彼のこれか…
尾上与一 yoco
銀次郎
花降る~シリーズなので、メインはリディルたちであることはわかってはいたのですが... ステラ兄さまの境遇を見てきたので、ゼプトとの幸せな日常を読みたくて仕方がありません。 繭の中でのやりとりもかけがえのない物だったと思いますが、存分に陽の下で触れ合えるようになったのですから... そういうお話を期待しながら待っております。 物語としては、1・2巻と続いてきて解決されなかった出来事が、ぐ…
伊勢原ささら yoco
もちベーグル
BLアワードランクイン作品からきました。 正直これはBLですか?と聞かれればうーんとはなります。そもそもピノは木の人形だし、ピノはお姫様に憧れアンジェロのこともお姫様みたい!と嬉しそうにしてますし。むしろ姿形とか性別なんて通り越して心と心で繋がる優しい愛の物語だと思います。 ジャンルにとらわれず読んでほしい、そんな1冊です。 この作品の特徴は間違いなくピノです。 明るくて優しくて文…
関鷹親 yoco
柏木あきら
運命の番を見つけ出すことを生業にしている、という設定がまず惹かれました。初めは日本国内のお話かな、と思ってましたが、世界が舞台になっていきめちゃくちゃ規模が大きくなっていって!ハリウッド映画さながらです。 タイトルの運命に抗えというのは読了したら、胸に深く刻まれるほどのパワーワード!私はダークな世界や流血など大丈夫ですが、苦手な方はちょっと注意が必要かもしれません。 平成のBLを思い出すような…