榎田尤利さんのレビュー一覧

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

読みたかった続きの、前哨戦的位置づけ

大好きな「賢者とマドレーヌ」の続編を、こんなに早く読めるとはまったく思っていなくて、小躍りするように予約して慎重に読み進めました。
前作を読んだときに頭の中に広がった世界観がそのままに、新たな人物や場所の登場も嬉しく、ページをめくるのがとても楽しかったです。
ただ、私が望んでいた前作の続きは、まだこれからの展開のようで、本作はその前哨戦のような位置づけだと感じました。
その分評価を前作よりも…

5

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

強く美しく予想を超えるストーリー展開 素晴らしい!

あまり小説読まないのに1巻の続きが読みたくて読みたくて電子派なのに配信待ちきれずに紙本買って読みました。面白い、面白い!本当に面白い!小説ってこんなに面白いの?物語に没頭できる!自分こんなにファンタジー好きだったっけ?というほどのめり込みました。ファンタジーだけど現実的で地に足がついた話って感じなのもいい。ファンタジー感と現実感とBL感をうまく融合していて飽きないし、に凄惨な感じじゃなくてあくまで…

7

threesome 小説

榎田尤利  丹地陽子 

当分BL小説には近づかないでおきます

BL小説を殆ど読まない私でも有名な作家さんだと知っています。
読んだことあるのかと思ったらなかったはずです。
ヤっちゃんの話は嫌いじゃないし3Pの話好きだし、なのですがごめんなさい、石を投げられるの覚悟で言います、何故か萌えるところもなかったしお話も引き込まれるような箇所がなかった。
なにより3人が(正確には2人)極道者には見えないというか思えない。
何故か、と書きましたが自分で思い当たる…

2

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

己の信じるもののために

今回は聖職者の最高位である賢者と岩山の若長のお話です。

攻様が受様の半身と認められるために試練を受け
アカーシャの滅びる未来を阻もうめようと動き出すまで。

神鳥の伝説を持つ美しいアカーシャは
聖なる存在ニウライの庇護を受ける土地です。

攻様は最高位のソモンである賢者を輩出してきた
アーレ屈指の名門の出身であり風読みのソモンとなりますが
人間にあまり興味がない攻様は賢者とな…

4

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

骨太本格ファンタジー、素晴らしすぎる

羽音が聞こえるような臨場的な描写、こんな素晴らしい本が世の中にあるのを知らずに生きていたのか…です。本当に素晴らしかった。展開が予想できなくて、え?え?だし、物語が厚い。ファンタジーだけど人間の普遍的な部分を描いているので刺さる。「愛の素晴らしさ」「運命の二人」の描き方が洗練されている。なんじゃそりゃ?的なツッコミを入れるところがなくて物語に没入できました。(最初だけ造語に苦労したけどあるところか…

1

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

まあまあかな

今やBLは一大コンテンツなので良作はいくらでもあるが、この当時は縛りがなかったので(ハピエンオンリー、死ネタNG etc.)、この頃なりの先の読めない良さはあるかな。あと、残された時間と離別を意識しながら共有してゆくという内容はなかなかないので、そちらも評価させて頂きます。

うまいこと言ったつもりなんだろうけど、文庫本の帯の「いかないで。……いって、いいよ。」は、今の人からするとただのギャグ…

1

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

考え無し?

先生買い。マジで面白いのでファンタジー好きな皆さん、是非買ってくださーい!ある理由により神寄りの萌2にしました。本編280頁弱+あとがき。続きもので、前作読んでないと面白さ半減だと思います。是非1作目から。タイトルは攻めに対する怒りのコメント。

前作で心を通わせお互いに「半身」であると認める仲になった賢者(風読み、ユーエン)とルドゥラ。岩山に住むルドゥラの一族のみんなに認めてもらうべく、岩山…

5

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

これは続きが気になる

前作のレビューで明晰の話が読みたいみたいな事書いてたら今回きましたよ。
お相手は秩序とは思わなかった。

今作はユーエン&ルドゥラ、明晰&秩序のお話が交互に出てきます。
1作目である前作は世界観を掴むまでにファンタジーが得意ではない私はまぁまぁ時間が掛かったのですが、今回は知った上で読んでるのでスルスル読めました。

お話としては、噛み砕いていうと二つの大きな流れ

6

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

ワクワクしました

はー…すごく面白かったです。
ワクワクもハラハラもドキドキも萌えもたっぷりです。全部あります。
ソフトカバーの大判サイズに上下段組280P超のボリュームだというのに、物語を読み進める手が止まらず時間を忘れて没頭して一気に読んでしまい、ページが残りわずかなことに気が付いて「ああ〜!終わらないで〜!」なんて思ってしまいました。

シリーズ第1巻となる前作は、アカーシャという知らない世界の特殊な…

8

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

作者さんのTwitterを見てから

発売日まで、暇さえあれば明晰と秩序のことを考えてました。
意外な二人だったのと、受攻が想像つかなくて!
なので感想もこの二人に偏ってます。参考にならないレビューでごめんなさい…

もう一刻も早く読みたくてウズウズしてたんですけど、無事に読むことができた今も続きが気になってウズウズ止まらず。
ちなみに読み終わった後も明晰と秩序の受攻はハッキリしませんでした。でもどっちでも可愛いな〜

7
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