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高尾理一 円陣闇丸
もち木地
ネタバレ
この作品を読んだ前日に「傲慢君主の専属契約」を読んだのですが、受けの職業が違うだけで他は全く同じだと思いました。 2作品とも完成度は高いと思いましたが、私はどっちかを読めば十分だなと、両方を読んでしまうとテンプレートかよ!と思ってしまって逆に価値を下げるような気がしました。 独特のバタ臭い表現とか、仕事に誇りを持っているところ、仕事で実力があり評価されているところ、攻めに最初は不当に酷い扱…
鹿嶋アクタ 円陣闇丸
ポッチ
作家買い。 鹿嶋さんは個人的にあまりハズレがない作家さまなのですが、今作品も超面白かった。鹿嶋さんの新刊は鹿嶋さんがお得意とするファンタジーもの。北欧神話がベースになっていますが、北欧神話についてさほど知らなくてもきちんとわかる展開になっています。 という事でレビューを。 主人公は大学生の太陽。 太陽、と書いて「ひなた」と読む。 彼は高校生までサッカーに明…
北ミチノ 円陣闇丸
fandesu
『寄宿舎学校で不慮の死を遂げた従兄弟の死因に疑惑を抱いたアルベールが、以前からその学園にいた幼馴染み(ジェレミーも含めた3人で大変仲の良い関係を築いていた)レイヴィスと一緒に、その真相を探る』というミステリです。 5つのカップル(1つは『カップル』と言って良いのかどうか解りませんが)と、それに絡んでくる2人の愛憎が書かれていますが、それらの関係性が『1対1が6つ出てくる』という感じなので『複…
ぴれーね
こちら、名門寄宿学校を舞台に語られる、少年達の恋や成長を描いた物語で群像劇になります。 群像劇は群像劇でも、同じ場所、同じ時間軸を舞台に、少年一人一人の視点でそれぞれの物語が語られるー。 で、最終的に一つの真実に繋がると言う形なんですけど。 視点がコロコロ変わるので読み辛く感じる方もおられるかも知れませんが、個人的にはこの手法に、大いに楽しませてもらえました。 最終的に一つに繋がり、見…
かわい有美子 円陣闇丸
めーこ
購入してから結構経ってしまいましたが、今年続編が出るとのことでしたので、満を持して読みました! 結果、どうしてもっと早く読まなかったのか〜〜!!!(*>Д<) 今回の主人公は甘い水で当て馬だった篠口氏です。 当て馬と言えど、ソフトな当たりとスマートな対応力に当初からかなり気に入っていたキャラでした。 そんな彼が受けで主人公なんですから、それはもう最初からポイントが高いに決まって…
英田サキ 円陣闇丸
ぴんか
決して悪くない。 面白いんですが、 英田さんの作品だと思って読んだからか、 読み終わって物足りない感が押し寄せてきました。 なんというか、 ハラハラ感が足りないというか、 ドキドキ感が足りないというか…… いや、ドキドキはけっこうあった気はします。 ドキドキというか、らぶらぶvvv 素直になれない受けのせいで、 プンスカ喧嘩してましたが、それも愛ゆえ。 お互いの気持ち…
砂床あい 円陣闇丸
東雲月虹
悪魔が攻めなら絶対俺様なんだろうなと思いながらも 円陣さんの麗しいイラストに苦手意識が負けました。 やはり俺様でした(結論早!)が、 後半、強引に体を繋げたことにより主人公・穂純に嫌われたと 文字通り弱っていく姿がなんともいえず可哀想で…。 穂純のものじゃないともう受けつけないって本当だったんだね。 穂純も獲物としてしか求められていない事が悲しいほど 丞司を好きになってしまったからツ…
和泉桂 円陣闇丸
カラフル
人気の清澗寺シリーズの文庫版の一巻を手にしました。もともと時代物好きなだけに、どハマりしました。特に大正時代は浪漫溢れ、古い物と新しい物が入り乱れた活気のある時代に感じられ、惹かれてしまいます。数ある大正時代を舞台にしたコンテンツのうち、この作品は華族からの目と労働者からの目の両方を通して時代の歪みを描かれている所が興味深かったです。 和泉先生の作品は、ロシア革命の時代が描かれた「タナ…
円陣闇丸 吉原理恵子
青衣
芋づる式です コミック版、続刊が出るまで我慢しようとしたのですが 『灼視線 二重螺旋外伝』が電子書籍サイトでずっと関連書籍にあがるので、つい休み前に読みはじめてしまい、読んだら我慢できなくなって ポチッと コミック独自の展開や台詞や違いにも興味がわき、あっという間に読了、 コミックってすごい。心が乱れ、動く ナオがかわいそう まーちゃん黒い… ここで終わりなの~ すると危…
実は前作『ファラウェイ』が今一歩私には合わなくて、このお話は読んでいなかったのですよ。 読んで良かった! 流石、御大。 名作! 今までも素敵なレビューが沢山ありますので、感想のみを。 アシュトレトは『悪魔』とされていますが、本人は『人知を越えたエネルギー体』と自分を定義づけています。時間や空間の観念を超えるものなのですね。だから死なないし、空間移動は出来るし、人の記憶を弄ったり、魂が…