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波真田かもめ
どみちゃん
ネタバレ
スカイツリーのお膝元、向島の辺り、牛嶋神社が近い、一軒家と小さめのマンションやアパートが混在し、路地には玄関横に鉢植えを並べた長屋風の家も。そんな中に佇む古いお弁当屋さん。 なんかもう、これだけでもラブコメにしっとり穏やかな味わいが染み込んで、波真田かもめ先生の物語なんだなあって、嬉しくて。 アンラッキーな春人さんと過去に大きな挫折を経験した灯くん。灯くんのちょっとした一言で、これまで諦…
ちろこ
BLの始まりはいきなり身体の関係から…という突発的導入でスタートするストーリーだけど、そのあとの距離の縮め方や関係の深め方はゆっくりで丁寧。波真田かもめ先生ならではの、ありふれた日常の景色に非日常の恋愛の訪れをじわじわと埋め込んでいく物語展開がめちゃくちゃイイです。 自分から誘って蒼生と寝たくせに、突き放す態度に出る薬師寺の塩対応が最初はイラッとくるけど、どんどん態度が軟化していくのを見守っ…
みぃ山
久慈くん視点での過去が明かされる巻。 少し捻くれてたり、クールさが先行してる久慈くん。 ふたりとも良い大人だし、距離感や現実を考えて同じ家に住もうとは決して口にしない久慈くんだからどう思ってるのか最近不安になってた読者(主に私)には少し驚かされる感情が見えた気がする。 MR時代の景色、こんな風に見えてたんだね。ますます二人が愛おしい… 髪が短く、パリッとスーツを着こなしてる二人が新鮮できゅ…
野咲
この作品には派手な展開も非現実的なロマンスもなく、40代の翻訳家たちの地味で真実な日常が、ゆっくりとした散文詩のように紡がれています。深夜まで仕事をしたあと、ぼんやりとページをめくるたび、沈黙の中に込められた繊細な情感に、いつも救われています。 人生の節目を経験し、就職・結婚・出産・介護などを通じて、自己中心から他人中心へと生き方を変えざるを得なかった方には、特に深い共感が湧いてくるはずです…
藻とカレー
このシリーズは年齢を重ねることを淡々と受け止めて前向きに描かれるところが好きです。 それが人生だよと言って頂いているような。 吾妻の伯父さんが一人暮らしであってもステレオタイプなネガティブな描き方をしない。 吾妻のお母さんが自身の今後についてしっかり考えている。 それを受けての吾妻と久慈、吾妻の家族が無理せずできることをするという落ち着いた向き合い方をするのがとてもいい。 久慈は実家…
じゅんぞう
淡々と描かれる(と私は感じる)様子が堪らない作品ですね。派手な事件も起きないのに読む人の心に2人の日常が染み入る波真田かもめ先生の手腕に感服です。
みかんの缶
波真田先生の作品の中ではぎゅっと短くまとまった本なので、夢中で読んでいたら本当にあっという間に読み終わりました。作中ではレモンが出てくるので、爽やかな印象を受けます!(一応ネタバレかもしれないのでフィルターかけます)
ざくざくちゃん
スモークブルーの雨のち晴れ、静と朔太郎アラフォー男達の仕事、日常、恋愛模様。裏表紙に書かれている言葉がそのまま彼らに当てはまっていて唸りました。アラフォーという人生の中間とも言える時期特有の人生の悩みにぶつかりながら、身体の欲に素直に求め合い、そして関係を深めていく…。 翻訳に関しては分かりませんが、とてもリアル感があるというか…日本のどこかにアラフォーの彼らが今も生きていて生活しているんじゃな…
rom812
受験本番を目前に控え、お疲れ君の吾妻。編集部の貫田さんが仕事が入って予約していた温泉宿に行けなくなったとかで、急遽、久慈が吾妻を旅行に誘いにきます。喜びのあまり、路上で周りに人や知り合いもいるところで、久慈に抱きついて「あいしてる」と言う吾妻に、まだまだ若いなーと思いました。やっぱり恋って人を若返らせるんでしょうね。定番の浴衣エチもよかったです。 実家を出たばかりの久慈がいつか一軒家を買おう…
magubo
舞台大道具のお仕事BL! クールな先輩の指導を受けながら初心者攻めが奮闘し、お仕事面で成長していく姿がしっかり描かれていて面白かったです。 先生のお言葉で「身近に感じられるものをこれからも描いていきたいです」と書かれていて、スモブル然り、先生の作品に通じる日常感や地に足の着いた作風が説得力があるなぁと感じました。 今回の作品でも、攻めは最初からすごく熱意があって仕事に取り組んでいるわ…