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24/86(合計:854件)
栗城偲 街子マドカ
むむりる
ネタバレ
かわいかった年下攻めが数年後再会してかっこよくなっているという設定かすごく好みでした。 AV現場ということで撮影のシーンも詳細に描写されるのかなと思いましたが、そこは本筋じゃないからかそこまで触れられず…というのがメインカップルのベッドシーンを引き立てていたような気がします。 受けが売り言葉に買い言葉で自分が撮影に参加して他の男と寝る!と言ってしまい、攻めが落ち込むシーンが印象的でした。 街…
凪良ゆう 街子マドカ
碧雲
面白いコメディでした。 この話は、元華族が昔恩義を受けた家に、お爺様が一心に恩義に報いようとガンバッて、孫を出仕させているけれど、時代にあった形で示さないと、コメディにしかなりませんよね。だから、最初は拒否される。 男の娘に貧乏食堂の住み込み勤務をさせるなんて、受ける側は精神面の教育を受けて居ないので無礼だし、出仕するお坊ちゃんも、体力的な無理があって気の毒すぎる。 地上げ屋による拉…
月東湊 街子マドカ
みざき
個人的に、文章がとても読みやすい作家様。 イラストの通り、尻尾が生えていたりもしますが獣要素はそこまで高くはないかと思います。 放蕩息子と呼ばれている領主の三男×異なる外見から忌み嫌われ生きる捨て子の組み合わせ。 甘さとシリアスさ、容赦のなさのバランスが読み応えあり。 全体的に面白かったです。 獣の尾を持って生まれた主人公のルルは、政治犯の終身流刑地として隔離された村の入り口に捨て置…
樋口美沙緒 街子マドカ
フランク
BLソムリエの今日の気分「いやされたい」が目につき、「小説」・腐女子度「ひとなみ」で調べたところ、真っ先にオススメされたのがこちら……。 えっ??癒しを求めて読む作品なの??と、思わず目が点。 「健気受けしんどい」の間違いじゃないの?と。 腐女子度を「初心者」にしても相変わらず真っ先にこちらがオススメされてしまったので、かえってあまのじゃく的な興味が湧いてしまい……。 「癒される」作品…
名倉和希 街子マドカ
あーちゃん2016
個人的名倉先生祭りで購入。どんなお話かと思っていたら、元競泳選手が出てくるスイミングスクール舞台のお話でした。攻め受けともそんなに盛り上がらなかったので、中立より萌です。思ったほど変態感無かったんです。本編130P+その続き100P+あとがき。 幼馴染の父親が経営するスイミングスクールで、コーチをしている優希(ゆうき)。このスクール出身で、超憧れの人だった濱崎(なんと世界水泳金メダリスト)が…
崎谷はるひ 街子マドカ
十数年振りの再読。 初読当時とはやはり読後の印象がガラッと変わりました。 今読むと、これは評価が分かれる作品だよなあと。 崎谷先生といえば!な、健気受け・キャラクターの濃い女性・濃厚なエロスが詰まっています。 遼一が働くカフェに訪れる、美しい母と美丈夫な父と愛らしい息子…と、理想を絵に描いたような皆川親子。 ゲイであり、片親家庭で育った経験からか「優しいお父さん」っぽさのある男性に魅…
はるのさくら
翔くんの恋ばななのかと、ワクワクしながら読んでみたら、全然違う。 切なくてしんみりしちゃったお話でした。 シリーズ第一作品になる、澄也と翼の息子である翔。 両親や周りの人達から愛し愛されて育ったのがみてとれる、とってもいい子の現在18歳です。 小さい頃から好きだなと感じてたのは、郁ちゃんや葵で、小さくてかわいい、母さんに似てるなと思った人で。 無条件で母さんは強いと信じ…
三
虫シリーズ、気になった巻だけツマみ読んでるんですが、このお話の世界観を受け入れないと終始ポカンとしてしまいがちです。特にこのお話とか。 なんか冒頭から薄幸の地味メン(受け)が、仲が良かったのに突然自分をフッた攻めが病気ってんで、それを治せるのは自分しかいないとか言うもんだからそれまでずっと会ってなかった攻めに今、会いに行きます……ってところから話が始まります。 そっから攻めがサ◯ヤ人化する…
金坂理衣子 街子マドカ
タイトルどおり溺愛攻めなんだけど、その長年の溺愛っぷりが受けにはちっとも伝わっていない……というところがすごく良かったです。 二人は幼馴染同士なんです。 だけど紫苑(受け)にとって恭一郎(攻め)って、腐れ縁の幼馴染にすぎない。 そもそも初めて会った日の印象が最悪で。 恭一郎に髪を引っ張られたり、水たまりに突き飛ばされたりしたもんだから、それ以来、高慢でワガママな坊っちゃま認定してる…
木原音瀬 街子マドカ
ひみた
お兄ちゃんのことが、好き。 お兄ちゃんに嫌われたら、死ぬ 木原作品で近親相姦とショタなんてどれだけキツい話なんだろうとゲスな興味が湧き購入しました。 「眠る兎」がデビュー作と言われて信じられないほど文章も巧みで面白く一気読みだったので、どれを読んでもいいなと思っていたのですが、「眠る兎」は95年出で09年(恐らく)に単行本収録にあたり加筆修正されています。対して今作は99年刊行時のままの…