月村奎さんのレビュー一覧

恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

幼なじみの両片思い

月村先生と木下先生という最強の組み合わせで買わずにはいられませんでした。



小学生の頃から両片思いでありながら両思いになるまでに
あまりにも長い月日がかかった2人ですが、付き合ってしまえば甘々で最高でした。
特に執着攻めの嫉妬が大好物なので、カッコよくて仕事も出来てモテそうな攻が
受にだけは嫉妬丸出しで可愛かったです。
攻の執着の仕方が凄くて、仕事の相棒になったり
同じマンシ…

1

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

どっちも面倒くさすぎる

序盤からほんのりと嫌な予感がしつつ、月村作品らしいやや後ろ向きな性格の受けの恋の行方を想像しながら読み進めると…
想像していたよりもどんどん面倒くさいことになっていって、なんでそうなるのかなあと中盤を迎える前にしおしおと萎えかけてしまいました。
この時点でまだ残りのページ数が大いにあったものですから、大丈夫なのか?と思いながら、もうこれは今後の展開に期待するしかないと流れに身を任せることに。

0

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

凍りついた心を優しく呼び覚ますキス

木下けい子先生の作品が大好きで、『いつも王子様が』は既読でした。
最近になって小説にハマり、漁っている中で偶然出会えたこちら。

はああ…良かった。。夜中にずびずび、泣きました。
特に、篤史が宮村の実家でいんげんの白和えを食べ、涙をこぼすシーン。
後に明かされる母親とのエピソードを読んで、再度号泣です。辛い…

篤史の家族と宮村の家族との対比にもまた、胸が締め付けられました。
篤史…

0

耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

声優好きの〝堪らん〟が詰まった一冊♡

密かに推していた声優さんと、偶然にも一緒に仕事をすることに…!と言う、夢のような粗筋に萌えて購入しましたが、〝神〟と〝信者〟のような絶妙に噛み合わない2人の交流に思わずニッコリしてしまう可愛い一冊でした♡

超ネガティブ思考で自己肯定感の低い2世料理研究家・渚と、そんな渚の帯番組でナレーションを務める人気声優・横田さんの甘くてほっこり癒されるラブコメBLです。

兎に角、受けの渚くんが可愛…

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恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

幼馴染同士の拗らせあい

小学校の頃から特に仲良しということもなかった2人。ちょっとした出来事での接点から意識していて、大人になって2人で小説家ユニットを組みながら、同じマンションに住んでいる。
受の夏生は、人見知りの専業小説家。
攻の洸史郎は、社交的で取材等を担当していて、小説とは別の正社員としても働いている兼業小説家。

距離の近い洸史郎にお世話され小説を一緒に執筆しながら、洸史郎に恋心を抱く夏生。それが後ろめ…

1

恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

もう、キュンキュンだよ!!(昔の桃の天〇水のCMのヒューヒューだよ!風に)

20年来の同級生で、現在は小説家ユニットを組んでいるリーマンの攻めと専業作家の受けとのお話。
もう攻めが、これ以上なく拗らせ溺愛囲い攻めすぎて最高だったキュンが止まらない。
止まらなすぎて、全まりあげはが身悶えた!!

さすが、ベテラン作家様!!好き!!
拗らせ胸きゅん最高すぎる!!(2度目は叫んでみる)


攻めの過激なビッグラブ発言は堪らないし、受けも受けで相当拗らせ、重すぎる…

4

恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

「恋になるのが怖いくらい好きだ」

やっぱり月村先生の書く両片想いは最高です。
特に親しかった訳でわないけれど小学校から高校まで同じ学校の幼なじみとひょんなことから恋愛小説家ユニットを組むことになりビジネスパートナーとしてやっていくことに。
でも接点はほぼなくてもお互いがお互いを意識していて特大の片想いを抱えて過ごしているという。
夏生は自身の心の機微を小説へ生かし、洸史郎はビジネスパートナーを理由に囲い込みをしていて取材で再…

5

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

優しく甘く深い、恋の沼

ふあ。。。なんですかこの読後の多幸感とふわふわは…!!!!

毛糸玉に手編みのニットに手袋、暖かい暖炉の前で食べる手作り料理…

現実の自分の世界には到底出てこない、夢のような品の数々・:*+.

「夏」から始まり、季節のチャプター毎に紡がれるお話にときめきと胸きゅんが止まりませんでした…

両片想いの幼馴染、当て馬(に見せかけて全然そうではないのだけど誤解して暴走する攻め)、クリ…

1

ボナペティ! 小説

月村奎  木下けい子 

ボナペティ、葉くん・:*+.

ものすごく、ものすごーーく良かった。。

月村先生の作品を読むのは『ロマンス不全の僕たちは』『恋愛小説家は恋が不得意』に続き3作目なのですが、こちらの『ボナペティ!』が一番私好みでした。

とにかく不憫な葉が救われてくれ〜…!と願いながら読み、瑠可に保護され(←ちょっと表現おかしいですけど;)、体も心も文字通り救われていく様に、胸がじーんと震えました。

設定、キャラクター、月村先生の…

1

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

茶系の表紙 白黒対比の挿絵 

yoco先生の絵に惹かれて購入、
白抜きの部分と描き込み部分、白黒の対比、内面描写を工夫されているな、と思った。

文学調の大人し目なタイトル、緩やかな展開、細かい心理描写 
飛び込みの一見客に、自分の眼鏡を貸す律。その人は、律が愛読する小説の作家だった。
律の手作り弁当を気に入り、ID交換、友人・・と、西に押されて展開していく。 
西兄弟との交流で、律は、毒母の虐待と共依存する自分に…

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