高星麻子さんのレビュー一覧

狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

嬉しき事かな、”狐の嫁入り”雨

2016年刊。
表紙で一目瞭然のケモ耳尻尾人外攻めでっす!!

10歳の頃、稲荷神社のお狐さま像が咥えていた鍵を壊してしまってから雨男となってしまった拓海。
以来、楽しみにしていたイベントや遊びが雨男の拓海のせいで中止続きになってしまうのを同年代の子供達に責められる居たたまれなさから、都心の中学・高校に進学して地元を離れてしまう。
しかし、温泉民宿を営む実家の父親が倒れた事から、大学進学…

1

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

攻めが一途でした

こちらの作品はあらすじで損をしてると思いました。
冒頭を読みながら?ってなったのであらすじを読まないで読むことをお勧めします。

シスの前世の記憶からトリティーの一途な思いや、シスの誤解は何となく読者は気がつくのですが、それでも切なくて途中に何度も泣きました。

悪魔の存在や黒幕の正体など、後半になるにしたがってハラハラどきどきしてとても面白かったです。

全翼王の護衛官のケルなど…

3

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

翼王の楽園

高星先生の挿絵目当てで購入。思っていた以上にお話が好きだったので萌と萌2の中間です。本編270Pほど+あとがき。空飛ぶものが好きな方にはおススメしたい。羽根ものスキー。

天上人の王(翼王)を父とし、地上人の母から産まれたイシュカ。
父王の後をついで翼王となりましたが、2000年の伝統を持つ生贄の儀式を行わないと大臣たちに宣言します。地上人の母の事を思い、地上人に対して生贄を要求したくなかっ…

4

俺のせいにしちゃいなよ 小説

コウダユキハ  高星麻子 

攻めがヤバイ

他は良いんですけど、やはり攻めの話し方、独特のノリに最後まで耐えられませんでした

3

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

純度の高い有翼人ファンタジー

2019年刊。
久々に純度の高いファンタジーを満喫できた。
おまけに高星さんの挿絵と相まってキラキラ感が半端ない。
一冊読み終えるまでに一体どれだけ”たはー(*´Д`)☆ミ”となった事やら…

読む前は前世ものにある、既に現世を生きている当人を目の当たりにして、何故生まれ変わる前の人格に拘るんじゃい!?と引っ掛かりが出るのを懸念していたが、実際は何の違和感もなく読めた。

それもその…

6

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

本当に「翼王の深愛」でした。

面白かった!
水樹さんの過去作を読んで、面白いものを書くだろうと思っていましたが、今作も当たりで嬉しい!

前世の記憶を持った主人公のシスが、とても健気なのに芯のある好感の持てるキャラなのです。
前世の出来事の書き方とかも分かりやすくて、攻めのトリティの気持ちを想像すると堪らなくなります。
シスの、ここで死んじゃうのかー!となってからの現世へ。
そしてトリティとの出会い。

トリテ…

5

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

またあなたが生まれ変わっても、きっと見つけてみせる

天上界を舞台とした、有翼人の王と生まれ代わりの神子による、壮大な愛の物語になります。
二人の純愛に泣きましたよ!
最後の一行に、涙腺が崩壊しましたよ!!

これ、ストーリーとしてもめちゃくちゃ面白くて、終盤でのどんでん返しに歓喜しちゃう方が多いんじゃないでしょうかね。
いやね、頭から信じきっていたと言うか、疑問にも思わなかったので、まさかこう来たかって感じで。

序盤からエンジン全開…

12

旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

攻めに対して、何度このやろー!と思ったことか。

財閥の跡取りで深窓の令嬢みたいな受けと、その後見人となった攻め。
ところがいきなり「伴侶」となり、初夜も済んでいるという事後報告のような展開に呆気に取られましたが、何よりも攻めの東悟の人格の変わりっぷりにビビりました。

出会ったシーンは好印象だったのに、妻となった受けが体調を崩して1ヶ月近く寝込むことになったのをきっかけに、冷たい言葉を吐き邪険に扱うようになるんです。

不安になった受…

6

妖しい薬屋と見習い狸 小説

小中大豆  高星麻子 

ほのぼのファンタジー

漢方堂の主人・五明にその昔、罠から助けてもらった子狸の里。
恩返しがしたい一心で化け狸となり、念願叶って攻めの五明が営む漢方堂の住み込み見習いに……というほのぼのモフモフ系です。

まず受けの里がかわいい。
家族たちとも離れ、化け狸となる修行を始めた里。
念願叶ってようやく化け狸になれたんだけど、実は半人前なので、ドキドキしたりビックリすると狸の姿に戻っちゃうんです。
狸であることは五…

8

七月七日 小説

愁堂れな  高星麻子 

月日に流されるままに

2012年刊。
一部は2003年頃に作者の個人サイトに掲載されていたらしいが、肝心の二人の転機となる部分が大幅に加筆されている事で、ようやく一本の話として完成された形になっている。

世捨て人のような攻め・流田と、流されるままに他の女性と結婚した受け・佐久間。
二人は大学受験の試験日当日に互いに惹かれて以来、身体の関係まで発展したものの、恋人同士とは言い難く腐れ縁のような関係が続いている。…

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