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依田沙江美
ふばば
ネタバレ
完結巻。 酔った勢いでおでこにチュってした後も逃げの姿勢でいた章造。 対して心がすぐに行動に表れる七海は、お花畑全開で章造との距離を詰めてくる。 そんな時、東京での女友達が章造の部屋に遊びに来てて… 荒れまくる七海。 そして…… 章造と七海の「いよいよ」に萌えて萌えてしょーがなかったです。これぞ胸キュン。 ハラを括った章造の『自由だ』がいい。 その後の章造の人の変わったようなデレデ…
吉池マスコ
書店にて購入時、裏表紙のまさおのピカピカの桃尻どアップが激しく恥ずかしかった……! 内容はといえば、表紙どころではないどエロさ。 吉池マスコさんといえば、「おセンチでぐっとエロス」とか「激エロと純愛」と評される作風で定評があり、不器用さ、切なさ、情、一途さと、激しくてそのものズバリの本番シーンが共存している。 そしてそこに明るいギャグテイストも。 「犬日記」 ショタっぽいまさおと強面…
吉池マスコさんの作品には、愛や不器用や純情やエロが詰まりに詰まってる。 本作もまたしかり。 「ベイビーカムヒア」で活躍?した死神ブラザーズが、本作では悪宇宙人を退治する使命を帯びています。 「俺が世界を救う」 地味リーマン花田さんの精子は、悪宇宙人を抹殺する「キラー精子」!ブラザーズに命令されるまま、悪宇宙人に精子を注入する(ゴーカンってこと)花田さん。 ある晩現れた悪宇宙人のリーダ…
松本花
あれれ、表紙でクラムが2人?その謎は… 晴れて恋人となったクラムとハジメ。 しかしまだHが恥ずかしいらしいハジメは、最中にぬか漬けをかき回さなければ、なんて言い出してクラムにキュウリのぬか漬けを食べさせます。するとクラムが苦しみ出して倒れてしまう。 しばらくしてやっと起きたクラムは、品行方正な別人になってしまい……! 星の医者に診せることになって家族の元に一時帰ったクラムだったが、とい…
「苺王子」 内容はファンタジーで、コミカルさ、可愛さ、甘さ、切なさが詰まっていました。 主人公は、とある星の王族ベリー家の第一王子・クラム。 クラムが18才になり、ベリー家の掟により2年間で他の惑星から伴侶を得なければならない、という事で地球の日本に落ちてくるわけです。 すでにヤリチンの投げやりなクラムは、嫁なんて誰でも同じ、と落下先にいたメガネっ子に婚約指輪を嵌めてしまう。 しかし、そ…
崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)
表紙を見ると、子育てもの?という印象ですが、確かに子育てでもあるけれどかなりゲイ寄り。 仕事して、生活があって、その上でのゲイとしての肉欲とどう折り合うのかの物語と感じました。 「テルペノイド」 ハルは亡き弟の遺児。兄ユキ(ゲイ)が引き取ったが、虐待されていたハルは心を閉ざしていた。それをほぐしてくれたのがお隣の植木屋さん・八木。ふと気付くと八木はドストライクのイイ男でムラムラ。 建築…
鳩村衣杏 祭河ななを
あらすじも読まずカバーも外して読んでいたので、成の引っ越し祝いで響市が部屋に赴いた時、コトが起きるその瞬間、結構オドロキでした。 へえ〜こうやってはじまるのか……! それまでお馴染みの「お仕事BL」の気持ちで読んでたので、良い意味で意表を突かれました。 鳩村衣杏さんの作品では珍しい展開だと思います。 完璧な肉体、礼儀正しく、清々しい青年、美しい外見と共に申し分のない内面。 そんな成が、豹…
未散ソノオ
いや〜面白かった…! 未散ソノオさんの作品世界にはとにかくオリジナリティを感じる。 その上、絵柄がそう見せるのかな、浮遊感というか重力の無さというか。 で、本作。 私はすごく映像が浮かんで、この作品のショートフィルムみたいのが見たいなぁと感じました。 ていうか、もうはっきりイメージが浮かんじゃって、「コレ」作って誰か!ってくらい印象が強い。 色んな世界の絶景、崖とか滝とか100箇所くら…
水名瀬雅良
下巻です。 上巻にて駒は全て出揃って、さて亮輔、悠希、由基の関係はどうなるのか。 下巻も、物語の流れや人物の表情で語らせる部分など非常に巧みで、読者はスムースに作品世界に入り込めます。 初恋のひと由基が現れ、復縁を迫られて揺れ、涙する悠希。 悠希に振り回されながら、放っておけない。そこから由兄には渡さない、に変わっていく亮輔。 一度は別れた悠希に執着して、また自分に縛りつけようとして襲う…
美しい絵柄、人物造形の作り込まれ方、近づくきっかけ、性格・行動のギャップ、過去の男、恋の始まり、そしてトラブルの予感…… もう、非常によく出来た物語で、読みやすく、入り込みやすく、上下巻の長さがあるため駆け足感もありません。 もしBL知らない人に何かBLらしい作品紹介して欲しいと言われたら、コレ最適かも。 何より、受けに女性的な傾向がないところが私は好きなんです。女の代用品じゃない。 正に…