みざきさんのレビュー一覧

僕のミューズ コミック

かつらぎ 

アンダンテに進む恋

初読み作家様でした。
派手な展開よりも、登場人物達の心理描写を丁寧に描いている、優しい読後感のある作品です。
作中のあちこちに音楽に関するものが溢れていてそちらも素敵。
世界で活躍する天才ヴァイオリニスト・律と、ピアニストの兄を持つ写譜技術者の清春。
2人の恋模様も描きつつ、お互いの内面を知っていったり、ゆっくりと成長をしたりするお話。

まさかBL作品で写譜技術者のキャラクターが見ら…

1

真夜中の寮に君臨せし者 小説

夏乃穂足  円陣闇丸 

斬新なスパイスで味付けされた全寮制もの

作家様独自の設定が面白かったです。
いわゆる富裕層出身の者が集まる全寮制の男子校ものではあるのだけれど、耽美だったり陰鬱な雰囲気はあまり感じられません。
どちらかというと爽やかさと華やかさを感じるのは、演劇面の描写が多いことと、メインキャラクター周辺の学園内で育まれる友人関係が密に描かれているからなのかな。
そして何より、主人公の性格がとても良い!
全寮制学園+演劇という斬新さに、オカルト…

10

スクリーン コミック

村上キャンプ 

いとしの君

初・村上キャンプ先生でした。
カバーの賑やかさと、カバーからすでに溢れ出ている受けへの攻めのどでかい愛に面白い予感がひしひしと伝わって来る。

俳優とサラリーマンという同棲6年目のカップル。
恋人で若手俳優の基の事が愛しくてたまらない和央と、それをハイハイといなす基。
和央の家庭内ストーカーっぷりと、少しズレたプレゼント、基の事となると下手をすれば変態とも思える愛ゆえの行動の数々…と、何…

2

灼熱の若王と秘されたオメガ騎士 小説

桜部さく  兼守美行 

攻め受けどちらも好感度大

はーーー!なんて出来た年下攻めなんだろうか。
攻めであるアスランの懐の深さと、いわゆるスパダリっぷり、そして何よりとても紳士的で一途に受けのセナを想う非常に良い男。
気性も穏やかで、こんなにも嫌味がなく文句のひとつすらも言いようがない攻めは久しぶりに読んだ気がします。

うーん、とってもロマンチックなお話でした。
王道のシンデレラストーリーといった感じでしょうか。
オメガバースもので、…

3

カスタマスカレード! CD

ばかぁ!があまりにも可愛すぎる

原作既読です。
原作のテンポの良さはそのままに、笑いもときめきもたっぷり詰まっていました。
こちらの作品…というか、瀬戸先生の作品はコミカルさと聞かせる部分の再現が難しい作品だと思うのです。
ですが、今作は非常にバランスが丁度良くて聞きやすかった。

まず、新垣さんの岸本さんが個人的にイメージとぴったりで感動。
江藤さんに向かってぐいぐいと距離感を詰める(江藤さん的に)未知の生命体っぷ…

3

俺の恋愛フラグがとんでもないことになってます! 小説

切江真琴  サマミヤアカザ 

笑って笑える記憶喪失もの

記憶喪失ものでこんなに笑ったのは初めてかも。
前作「恋のゴールがわかりません!」が本当に面白くて、切江先生作品を後追いしているのですが、こちらも面白かった!
ストレス無く楽しめる良ラブコメディでした。

受けの朝陽の記憶が中2時代まで退行してしまっていて、親友のはずの檀の事だけが思い出せない…
と、普通であればシリアスになりそうなところだというのに、朝陽の超絶ポジティブさと天然っぷり、ラ…

4

ダーリンは泣き虫外国人 コミック

寺嶋かなえ 

ダーリンはとっても可愛い外国人

こちらの作品、すごく可愛かったです!
外国人攻めは数あれど、エリほど愛嬌のある子は居ないんじゃないかな…?!
幼馴染の13年ぶりの再会ラブなお話です。

幼少期を日本で育ち、大好きだった幼馴染のナオの事が忘れられないアメリカ人のエリ(エリック)。
両親の仕事の都合でNYに涙ながらに引越し、ナオの事をずっと想い続けながら、ハイスクール卒業を機に来日。
やっとナオに会える!と期待に胸を膨ら…

1

ラブクオリア コミック

多摩緒べべ 

肌に触れるということ

お酒とスキンシップでお客様に癒しを与えるボーイズタッチバーという設定に惹かれました。
あくまでも癒しをメインにしたスキンシップのみで、性的なサービスは無し。
うーん、もうこの時点で面白そうですよね。

主人公の西野優人は、高校時代に親友に突然抱かれて以来、あのゾクゾクとする快感と感覚が忘れられないでいる。
ゲイではないはずだと自身の性的指向を確認する為「男性のお客様歓迎」を謳い、タッチバ…

2

ヘタレ魔王とツンデレ勇者 コミック

夏野はるお 

最高にキュートな魔王様!

初読み作家さんでした。
こちらが初コミックスとの事ですが、本当に最近の商業BL作家さんはレベルが高いと思う。
画力が高く、細やかな線がとても綺麗です。
キャラクター達も、見に纏う衣装や小物もとても魅力的なのです。
お話のテンポも良くて読みやすい。

魔王のノアがものすっっごく可愛い!の一言に尽きます。
ちょっぴりへたれていたり、そわそわしたり、しょげたり、大きな体で縮こまったり、涙脆…

4

今日も明日も会いたくて 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

成功している残念なオタクが愛おしい

栗城先生は作風の振り幅が大きいというか、正直に言ってしまうと、個人的にヒットするかそうじゃないかがその作品によってはっきりと分かれる作家さまなのです。
波があるというか、読み終えるまでそのどちらなのかが分からないというか。
それだけさまざまなテーマの作品が書ける作家さまだという事なのですが。
今回は可愛いほうの栗城先生作品でした!
うーん、すごく可愛くて癒される。
私はこういう可愛い作風…

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