白銀の麗人

hakugin no reijin

白銀の麗人
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
16
評価数
6件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
学習研究社
シリーズ
もえぎ文庫(小説・学習研究社)
発売日
価格
¥524(税抜)  ¥566(税込)
ISBN
9784059040552

あらすじ

「彼を愛した者は死ぬ」―不吉な運命を抱き、『死神に愛された黒衣の公爵』と呼ばれる美貌のシオン。
運命に打ち勝ちシオンを手に入れる、という敵国の王・天人は、次々に命の危機を乗り越えて、北青王国の王子であるシオンを“王妃”としていた。
しかし、北青王国の女王イザベラの策略が、天人の命を狙う!愛する者を守りたい―自らの運命に立ち向かうシオンだが…。

表題作白銀の麗人

南紅大国国王・高原天人(32)
天人の正妃・シオン・オルレアン・嵩原(28)

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レビュー投稿数4

本筋の対決うんぬんよりも!!

シリーズ本編としては最終巻ですね。

いよいよイブとの直接対決となるわけですが。
正直言って、あまりイブとのことは印象に残ってません(爆)
それよりもいろいろ気になるところが多くて…。

まず。
アンディと仁。
てっきり前巻でがっつり出来あがったのかと思いきや、まだまだこれからだったんですね。
っていうか、告白だけの状態だったのかー。
今回は仁の気持ちもちゃんと見えたといえば見えたのですが…仁、わかりにくすぎるよ。
もっと喋って!
アンディの幸せはもう少し先になるのでしょうか。

それから。
天人とシオン。
相変わらずラブラブな2人ですが…。
『命』のやりとりは正直笑ってしまいましたよ。
高貴な生まれの時代がかった言い回しとかのような気がしないでもないですが、確かに精子は命の種だとは思いますが…。
えちシーンのやりとりが独特の表現で高貴っぽというか品良く?書かれているような気がするのですが、さすがに「命」は…。

そして。
なんといっても今回はレナードでしょう。
この方の存在感が恐らくはイブの件を全て吹き飛ばしてしまっているのです。
アフ続きォなふりしてるホントは賢い皇子。
美しい皇子。
そんな印象だったのですが、思ってたよりも自由で奇抜。
真っ裸で馬に乗って凱旋とか何!?
ある意味、楽しい国家になりそうな気はするんですが。
とりあえず、あらゆる意味で『伝説の王』になることは間違いないでしょう(笑)

あとは。
個人的にはシオンの士官学校時代のエピソードに登場するガウディとドミニクがシオンの言うように実は好き同士とかだと非常に萌えるなぁ。

0

ざーめんは“命”の一部ですw

『黒衣の公爵』
『紅の大王』
『白銀の麗人』
3冊読んで1部完的な感じです。
おもしろかったのですが、3冊読んだ感想は
文章の組み立てが3冊ともすごく似ていて・・・
必ずシオンの過去話が入るんですよね
そして最後はソラで〆る。
違うエピソードが書かれているのに3冊の印象がどれも一緒。

正直『白銀の麗人』までシオンの悲惨な過去を描く必要があったのかな。
男なのに美しすぎてまわりの男達がシオンの身体に溺れていくエピソードを
また聞かされるのか・・・読んでて私はそこが楽しくなかった。
この惨状を知っていて助けにこれなかった天人も辛いとは思うけど
読者だってこんな惨状を読むのは辛いよ・・・
エドワードがちょっと救われたのとレナードすげぇとは思ったけどw
いつまでも過去話を出すから、物語が広がらないというか
前へ進んでる感じが薄れるんだよね。
この話は、『黒衣の公爵』のエドワード編に突っ込んでおくべきだったと思うよ。

美しいファンタジーだけど、ざーめんを“命”と表現して
「陛下の“命”を頂きたいのです」だののくだりは
ちょっと吹いたヾ(;´▽`A`続き`
大怪我をして3日間も寝込んでいて食事も摂ってない身体に
いきなり“命”を求めるシオンも応える天人も、どうかと・・・。
これ読んで、うっとりするかな???

エドワードやレナードの士官学校での逸話のくだり
仁とアンディのこと、アーサーのことは
番外編で掘り下げていくのでしょうかね?

1冊のページ数を増やしてくれてもいいので
もう少し1つのエピソードをがっつり書いてほしいかな。

1

信じることさ、必ず最後に愛が勝つ~♪

「黒衣の公爵」で始まった本編のお話はこれが最後です。
コンピューター”イヴ”に支配・管理され、愛を失くした北青王国をイヴから解き放つため、シオンの不吉な影を打ち払う為、立ちあがった南紅大国の嵩原天人と、その正妃シオン、そして北青王国の皇太子でシオンの兄・レナード。
前巻でイヴの神殿を破壊し、アーサーの作ったプログラム”モーゼ”によりイヴを抑えたかに思えたのですが、イヴは北青王国の女王イザベラにその頭脳を移して人型ロボットの形でその支配はまだ続いていたのでした。

今回もかくそれぞれのカプの想いが合間合間に登場し、それぞれの愛や思いやりが披露されます。
やはり、この本は全体を通して”愛”の力の素晴らしさを説いたものですね。
イヴと対で作られた南紅大国のコンピュータ・アダムは人の手で書き変えが可能ですが、イヴはその制作者であるアーサーの力によってしかその機能を変えることはできない。
オリジナルのアーサーは人間でないコンピュータのイヴを愛していたのです。
イヴの行ってきた支配はオリジナルアーサーの意思だったのでしょうか?
でも、きっとそれに危惧する心があったから抑制機能を持続きつ対のアダムが存在するのですよね。
自分的に、オリジナルアーサーも人嫌いだったとはいえ、人間に少しは希望をたくしていたのかも・・・と思いました。
イヴは本当に人間を絶滅させようとしていたのでしょうか?
イヴは南紅大国のアダムと違い、いかにも機械的な人格(?)だったので、詳しく理由が語られることがなかったのが少し疑問に残りました。
女性が圧倒的に少なくて子供の数も増やしたいという目的もあるのに、これら主人公達の面々などが同性婚していたら、ちょっと面目ないですよねww

前回もそうでしたが、今回の注目はシオンの為のロボット・ソラ。
シオンの養育係・ソラに全く似せて作られた子育てロボットですが、特製なんで滅茶強いんですよ!
天人の艇がイヴの無人攻撃機に襲われた時、機体の翼に立って追ってくる敵機を銃撃!!!←かっこよくないですか!?
全然BLと関係ないけど、そのシーンを想像するに興奮してしまいましたww

また真っ直ぐで純真なシオンの側に使えるアンディと、無口で不器用な仁との関係も・・・仁の不器用な遠まわしなもの言いと態度は萌えます!!

そして、レナードはその破天荒ぶりが傑作で、イヴに勝ち即位を宣言するとき素っ裸になって民衆を煽る姿!!弾けてていいキャラでした。

そんなで物語は大円団を迎えましたが、番外編のようなその後の話で「青銅の愛人」に続きます。
やーこれ読んでいて真剣にタウとマウとソラとミカサが欲しくなりますよ♪

2

いちおうの大団円

前作でイブの機能を破壊し
新しく人間が統治する国家へと進み始めるかのように見えた北青王国でしたが
前作のラストで匂わせていた「イブはまだ生きている」という危惧が現実のもに。。。

再びイブに立ち向かっていく天人とシオン。
しかし、2人の絆が強固なものである、とわかっているので
さまざまな妨害に見舞われても
「彼らなら大丈夫!」と安心して物語の中に入り込めました。

途中、回想という形で
シオンが士官学校で体験した黒い過去が語られているのですが
最初「何故今さらこんな回想が挟まれてるのか?」と思ったんですが
最終的にはこのトラウマを越える事で
シオンが本当の意味で「黒衣の公爵」という汚名を晴らすことが出来る
ということを示したかったのかな、と思いました。
(他にもこの後のお話の伏線みたいなものも含まれていましたが)

最後には、イブも倒し、レナードが北青王国の王に即位して
一応の大団円、と言った所なのでしょうが
この1冊に、天人とシオン、仁とアンディ、そしてアーサーの事まで盛り込んだためか
そつなくまとまってしまった印象になったのはちょっと残念だっ続きたかな?

でも、満を持して登場したアダムの頭脳を移したロボットとアーサーのことや
うまくいったっぽいのになんだかまだまだすっきりしない仁とアンディの関係など
先が気になる展開を残してくれたので
番外編といいつつも、次作への期待もより膨らんだっていうのもあります。

そして、全作通して上質のファンタジーを味わわせてもらって
さらには、珠黎さんの美麗イラストによって
ため息の出るような登場人物たちにうっとりさせてもらって
とても素敵な作品にめぐり合えてよかったな、と思いました。

1

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