空色スピカ

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空色スピカ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神27
  • 萌×218
  • 萌17
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
24
得点
262
評価数
68件
平均
3.9 / 5
神率
39.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
シリーズ
クロスノベルス(小説・笠倉出版社)
発売日
価格
¥890(税抜)  ¥961(税込)
ISBN
9784773099454

あらすじ

こんなに愛しいと思うなんて想像もしなかった……

緑豊かな高原に立つ、半寮制の男子校・清泉学院。伝統あるお坊っちゃま学校だが、行事に女の子を招くため、歴代、美形の生徒会長を据えて来た。そんな強者達に並び、新たに任命されたのは華奢で物憂げな美少年・楠ノ瀬。見かけとは裏腹に体育会系な楠ノ瀬を、生徒会の面々は見たまんまの「ギムナジウム風美少年」としてプロデュースすることに。中身とのギャップに苦労しながら、敏腕な副会長・高科に支えられて愛校心と彼女欲しさにがんばる楠ノ瀬だったが、いつしか欲しいのは高科だと気がついて……。
出版社より

表題作空色スピカ

高科汐見/生徒会副会長 冷静なブレーン役
楠ノ瀬亮人/生徒会会長 本来は体育会系の性格だが…

その他の収録作品

  • Fly me to the moon

評価・レビューする

レビュー投稿数24

清泉学院シリーズ(1)

シリーズの記念すべき第一弾です。青春群像劇としては面白かったのですが…うーん、今いちハマりきれませんでした。

シリーズ最初の作品のためか、設定上の説明文がまぁ多かったです。これは私がシリーズの別作品を既読のせいも多分にあるでしょうが、それにしても総文字数の割に二人の恋愛にまつわるエピソードが少なく、代わりにこの世界観における学院や生徒会とそのメンバーのコンセプトみたいなものが何度も語られて、少々疲れてしまいました。読む順番が悪かったのかなー…。大好きな二作目の「流星シロップ」と比べると寮内での描写や二人きりの描写が少なく、これと言った事件も起こらないので、淡々としながらも生徒会役員として忙しく一年が過ぎてしまっただけのように感じました。

笑ったのが最初のイラスト。高科…体育館で学生靴履いてる!笑 体育館シューズ履かなきゃダメじゃん!ちゃんと本文中では靴を履き替えた記述があるのだし、関係者の皆さん、しっかりチェックして~~と思ってしまいました。

作中では楠ノ瀬と高科の一年上に当たる峰と衛守(「流星シロップ」の主人公カップル)が結構登場していて、そのリンクも楽しかったです続き

0

王道おいしい

やっぱり王道が王道とされるのにはワケがあるのですねー。
そもそも高校生ものは好きです。自分も通ってきた、一度通過すればもう戻れない時期をキラキラ生きる少年たちに、ふと会いたくなるのです。

飄々とした攻め君はともかくとして、この作品の登場人物たちは行動の動機がほぼ「女子に会いたい」というなんともカワイイものであります。受け君は非常にノンケっぽく、ちょっと小綺麗な普通の男子という感じで、これはどうやったら甘くなっていくんだとワクワクで見守っていました。

事実、小さなエピソードを少しずつ積み上げて、だんだんと恋が始まっていきます。それはある意味リアルではあるのですが、せっかちな私めは、ええいっ何か二人の関係が進展しそうな大事件が起きんかいっと、 ちょっと焦れてしまいました。しかし、それだけこの清泉学院での学校生活を丁寧に追っていけます。丸々一冊かけて一年、体感できます!

たまーにアレっとなる長い文章は、慣れるまでは少し読みづらかったです。が、それは私がアフォだからかもしれません。個人的には、マリみての男子版のような感じで楽しめました。関連作、読むぞー。

1

初々しい!

丸ごと一冊、ひとつのストーリー。

久しぶりに、なにコレ!と叫びたくなるほどの
純情ワカモノ初恋物語、的なお話でした(笑)

いやもう、めっちゃ好きです、こういうの。

たくさん読んでいると、ドロドロしたものとか
どどどえっちぃのとか、色々あります。
もちろんそれらも大好き(笑)なのですが、
たまぁにこういうのを読むと、
ムズムズムズムズする感じで体をよじり、
終いには恥ずかしさと共に隠れてしまいたくなる感じがしますが
そういう感覚がまた楽しいですねw

普段はクールな生徒会副会長なんだけど、会長のコトとなると
なかなかに大胆になる高科くんがイイですね~。
初恋同然でオロオロしているくすのせ君も、
弱い受け・・・というタイプでは全然無いので
まさに「BL」らしさ満載の一冊で、とても良かったです♪

1

いいなぁ高校生

ひっさびさにガチで高校生モノを読みました。いや~面白かった!てゆーか、可愛いよ、ウン、楠ノ瀬、あんた可愛い。顔こそ物憂げな「天使さま」だけど、中身はチョー元気で明るい体育会系健全男子。部活のバレーも、突如祭り上げられた生徒会長の重責も、伝統校ならではのいちいちミョーにリキの入った行事の数々も、すべて全力投球、真っ向勝負。とっても単純明快で分かりやすいことこの上なしのキャラ。せっかく周りが1年かけて周到にプロデュースしてきた「ギムナジウム風美少年」の仮の姿も、体育祭の応援合戦でテンション上がりすぎて跳ぶわはねるわ、団員を「おまえらーっ」とあおるわでもう台無し。でも、ホントに楽しかったんだよね、エネルギーも余ってて、とてもおとなしくしてなんかいられないくらい。日頃沈着冷静を旨とする副会長の高科も最初はアワ食って、どうやってリカバーしようかと頭抱えつつも、結局あまりの楠ノ瀬の可愛さに「まいっか」と早々に降参しちゃうし。

 かわいいといえば、学園の生徒さん方総じて年の割にスレてなくておぼこい。さすがに半ば「陸の孤島」のような環境で俗世から隔絶されて育っただけのことはある。生徒会長に学年続き一見栄えのする男を据えるのも、やたら行事に熱を上げるのも、すべては「1人でも多くの女子に学園に足を運んでもらう」ためというのだから、たわいないというか、ホント罪がない。
 でもね、会長と副会長の間にわざとアヤシイ雰囲気を醸しだして、腐女子を引き寄せようという作戦はどうかと思うなあ。だってどんなに頭数集めたところで所詮腐女子は腐女子。キミたちと恋愛したいわけじゃない。あくまでキミたち同士で仲良く乳繰り合ってる姿を高みの見物してたいだけなんだもん。でもその不毛さに気づいてないとこがまた可愛いんだけどね。

 そしてもうひとつの誤算?は、会長副会長のアヤシイ関係のプロデュースが成功し過ぎて、マジで本物のカップルが出来あがっちゃったこと。女子を呼び込むための仕掛けに自分たちが見事にはまってちゃ世話ないだろ。まあ先代の峰&衛守も演出抜きでなにげにラブラブだったし(当然高科は気づいてる。楠ノ瀬は多分知らんけど・・・)熱くて直球の楠ノ瀬と、クールでこまやかなブレーン高科は確かによい組み合わせだと思います。それにしても学祭の舞台あいさつで、満場の観衆を前に堂々の「今夜高科君に抱かれたい宣言」・・・いくらなんでも直球すぎるだろ楠ノ瀬!!
 そしてさっそく2人して公約を「有言実行」した直後、身体を気遣う高科に「オレ、そんなヤワじゃないから、安心していいよ」・・・なんていうか、こう、いささか趣とか、風情とかに欠けるきらいはあるけれど、どこまでもタフで健全な若人の恋、全力で応援したくなりました。
 

2

可愛い❤︎

かわい有美子「空色スピカ」
あ〜〜可愛い!可愛いよー…何度目かの再読ですが、小椋ムクさんの絵とあいまってキュンキュンきます✨

本巻から始まる清泉学院寮シリーズは、それぞれに個性があって素敵ですが、このCPが一番好きです。
見た目は天使だけど中身は無邪気わんこな体育会系・楠ノ瀬と、楠ノ瀬のブレーンとして冷静に、でもきめ細やかにサポートする高科のバランスが最高に萌えます❤︎
攻の高科がクールな秀才眼鏡くんで、一見愛の言葉なんて囁きそうもないのに、幼い頃からピアノをしているせいか、はたまた高校生という年齢のせいか、情熱的でロマンティックな台詞を沢山言ってくれるので、作中の女子高生よろしく黄色い悲鳴をあげてしまいます(^ ^)

付属校ゆえ、大学に行っても2人は一緒にいられるらしいですが、この閉ざされた寮の中でず〜っといちゃいちゃしていてほしいなぁ、と思ってしまうくらい魅力的な設定でした♪

3

八ヶ岳の澄んだ空気と水のようなピュアな恋物語

書けないと思い込んでいた学園王道ものに挑戦した作品だと、作者自ら語っていらっしゃいます。

山の中の男子校で、いかにイベント事で女子を呼び込むかが命題の生徒会会長と副会長のコイバナです。
同性には全く興味のない二人が、だんだん惹かれあって行く様子がすごく自然でキュンとしました。
歴代の会長と&副会長は、近隣女子の好みそうな美形ぞろい。
王子様系だったりパワフルで派手めなイケメンだったり…
現会長が目をつけた会長候補は『ギムナジウムの薄倖系美少年』、あるいは『降臨した天使』路線の楠ノ瀬くん。けれど実像は元気な体育会系男子なんですけどね。
そして、副会長候補にはストイックな外見と実務を任せられる能力のある高科くん。
女子校へのお誘い訪問から体育祭、合唱、文化祭などの各イベントの企画やら当日の盛り上がりが、面白おかしく次々登場し学園もの好きにはたまらない魅力です。

しかし、この二人中々LOVEには発展しません。
顔ぐらいは知っている → 初対面で好印象 → いいやつじゃん → 気になる → 好き までが遠い遠い。
対外的な設定として二人が妖しい関係を匂わせることにな続きっていて、本当の二人とは関係も性格も異なりギャップがあるからそんな演出も面白くて、実際に進展しない間柄に焦れ焦れしつつもついつい入り込んでしまいBLものであることを忘れてしまうくらいでしたが、すごく楽しめました。

寮生活でのドロドロとか変な事件は全くないので安心して楽しめます。
なので、BLらしくない、少女漫画チック、健全な寮生活というポイントで好き嫌いがわかれるかもしれません。

八ヶ岳の自然やレトロな校舎の描写など背景が美しく目に浮かびます。

また、ムクさんのイラストがいいです。
表紙のほんわかしたピュアな高校生の初恋というイメージ通りのストーリーです。
欲しいところにぴったりといい絵が入り作品の良さが倍増しました。

短編の『Fly me to the moon』での二人の初エッチが、初々しく若い二人のかわいいシーンでした。
楠 ノ瀬の「ギュッとして」が良かった。
ギュッとしたくなる可愛らしさです。

作品中気になるキャラの彼らの前任の生徒会長と副会長。
カリスマ性のある王子さまと軍用の訓練された大型犬のようなお二人には何か色々あったような…と思ったら、シリーズ2作目には彼らメインの過去編なんですね。
ぜひ読まねば!

1

きれいに作られたアルバム

 この『空色スピカ』は、『流星シロップ』『星屑シトロン』などの清泉学院シリーズの一作目にあたるのですが、どのシリーズもきれいに作られたアルバムを見ているような気がしました。
 
 清泉学院は私立の男子校で、その生徒会長は代々イケメンを起用するというルールが定着しています。それは、学園祭などの数少ないイベントの時に、他校の女子を呼び込むという、いかにも思春期男子が考えそうなことなのです。(笑)

 ともかく第一の目的が、女の子を呼び込むことなので、生徒会長になる楠ノ瀬は「ギムナジウム風美少年」という設定で売り込むことになるのです。

 初めはいい顔をしない福海中高科ですが、いつしか、楠ノ瀬のことを意識し出すようになります。
 楠ノ瀬の少年から凛々しい感じに成長していく過程、たとえこの恋が卒業と同時に終わってしまってもそれはそれで思い出になっていくんだなということが心に残りました。

 閉ざされた山の中にある男子寮、女子に見える色白の楠ノ瀬、自転車の二人乗り、手袋は半分ずつ…、何もかもがすごく純粋のなかで育まれていくところが危うくて、甘くて大好きです。

 生徒会執行続き部では、楠ノ瀬と高科合わせて「腐女子」狙いで売り出すとか、執行部会計のまるちゃんの天然ボケ、「白手袋っていいですよね」って言ってしまうあたりは素晴らしくて、つぼでした。

 切なくて時々笑えるこの物語には、10代の頃にあった危うさやキラキラしたもの、切ないほど痛い感情がいっぱい詰まっています。

1

寮物大好きです

遅ればせながら夏頃に初読みで「素敵すぎ」と身悶えした作品でした。
手持ち未読本がなくなった為再読いたしました。
二段組も受け攻めの両視点も大好きです!
別荘地に建つ私立男子高校とその寮、そして近隣(と言ってもかなり遠方)の女子校から行事ごとに女子を集客することが最大の義務である一風変わった生徒会の話が中心。
携帯も通じない山の中の、男の園ですからね。

攻めの高科は、千葉の同系列学院から編入の変わり種。ピアノを長く習ってきましたが己の限界を早々に悟り、今は趣味と実益を兼ねた練習をしている次期生徒会副会長で寮長。
しらっとなんでもうまく流し、冷静。腹黒い計算もお手の物。

受けである楠ノ瀬はバレー大好きだが部は弱小。
中身はガチャガチャした普通の高校生だが、見た目は茶色がかった髪に色素の薄いまるで天使様。
その容姿のために次期生徒会長に抜擢され、流されるままに今にいたります。

けっこう初めの方から高科は楠ノ瀬のビジュアルを「可愛い」と評しています。
素直で飾らない部分も自分にはない魅力なのでしょう。

今期生徒会会長の対外イメージは外国寄宿舎風。
いわ続きゆるBL風味で責める作戦です。
女子校へ生徒会として訪ねて行った時の高科の台詞が!
「きゃーー!」わたし悶絶!
女子高生も悶絶!
キュンキュンします!
実際の男子が口にだしたらサブイボになりそうですが…

ノンケ同士の恋愛の場合気持ちの変化が性急だとなんだか読んでいるとシラケてきますが、かわいさんの作品はその辺りが自然です。
小椋ムクさんのイラストもとても素敵。
シリーズの中ではこの一作目が一番好きです。

2

可愛い話だけど。

うむむ。

可愛い話だと思いましたが、好みに合いませんでした。

半寮制の男子校を舞台にしているだけあって登場人物は多いのですが、ステレオタイプばかりでいまいち新鮮味に欠けました。ステレオタイプだとしてもせめてもう少し掘り下げてほしかったです。主人公以外の登場人物の人物像がぼやけている気がしました。

シリーズだから仕方ないのかもしれないけど、高いスペックを持って派手に登場しておきながら物語にさして貢献しないキャラは苦手です。コメディ要員ならまだマシの、したり顔でしゃしゃり出てこられると正体不明で薄気味悪いです。

作中に溢れる音楽好きオーラについていけなかったことも敗因の一つかも。「魔王」の合唱パート分けなどは実際にありそうな話だと思いましたが、わざわざ書く必要があるのだろうかと思ってしまいました。

また、説明が多過ぎるせいか、個人的に読み難い文章でした。情報量の多い文章より叙情的な文章の方が好みです。

名門男子校×生徒会という好きな設定だけに残念でした。

5

可愛いキラキラしたお話です

かわい有美子さんの「空色スピカ」
キラキラしたタイトル通り、ピュアな高校生の恋です

挿絵は、小椋ムクさん。カバーが秀逸です。

舞台は八ヶ岳山麓(八ヶ岳・・・聞いたことはありますが実際に日本地図を出されるとどこかわかりません)
中高一貫教育の男子校、私立英明大学付属清泉学院。

人よりも馬や牛の人口?が多い田舎なので、生徒の6割が寮生らしい・・・。
そして、この学院の高等部の生徒会長・副会長は、他校との交流という名の女子生徒勧誘のため代々容姿端麗な生徒が前任者によって指名・選出されるという少し変わった取り決めがあります。

その前任の生徒会長、峰秀一から選ばれた、楠ノ瀬亮人と高科汐見。

見かけは、キラキラふわふわした天使のような楠ノ瀬くん(でも、中身は体育会系・笑)を会長に、楠ノ瀬をサポートする有能実利型の高科くん(中高一貫教育の学院にあって高等部からの編入生)を副会長に、そして、いきなり会長・副会長に抜擢されたふたりをサポートするべく脇を固める生徒会役員、天野くんと丸山くんは、1年生の時から生徒会活動をしています。

こんなことがなければ接点のなかっ続きた楠ノ瀬くんと高科くん。
生徒会活動・学校行事をこなしていくうちに少しずつふたりの距離が縮まっていきます。
全体的にキラキラふわふわ、甘い雰囲気(笑) ←楠ノ瀬くん、そのまんまです
楠ノ瀬くん、可愛すぎる。
今時、楠ノ瀬くんみたいな男子高校生いるのかな・・・と思うくらい可愛いです。

小椋さんの挿絵が本当にぴったり。

前任者の峰くんと衛守くんも気になる存在。
あちこちに出てきて色々と思わせぶりな伏線をばらまいていました(笑)

シリーズもの?のようです。

「空色スピカ」の他に・・・「流星シロップ」「星屑シトロン」さらに甘そうなタイトルです。
そして、どうやら恋に落ちるのは会長と副会長だけのようですね。

他の生徒は、み~んな、会長・副会長が釣ってくる(爆)他校の女の子に夢中、健全な高校生です。

2

麗しき高校生活

なんとも、ゆったりとしたストーリーで、
かわい有美子さんらしいお話を楽しめました。

半寮生の伝統あるおぼっちゃま高校にて、
次期副生徒会長の任命を受けた高科と、
生徒会長の任命を受けた楠ノ瀬のお話。
男子校であるため、周辺の女子高生や保護者を多く呼び込める
餌となるのが、生徒会長&副会長ということで、
人を呼べる演出が2人にとって大切になります。
そんな中、2人の距離が縮まっていき・・・というものです。

よくある全寮制のちょっと暗めなイメージとは違い、
女子を求める、明るく元気に生活を楽しむ男子校生なので、
読んでいる方も、明るく楽しめました。

1

これはきゅんきゅんする!!

緑あふれる丘にたつ、伝統ある半寮制の男子校・清泉学院。
半ば隔離された環境で暮らす彼らは、女の子と知り合う数少ない機会である学校行事に半ば命をかけている。
そのため、学校の代表である生徒会長代々美形が選ばれてきた。
今年、栄えある生徒会長に選ばれたのが楠ノ瀬。
黙っていれば物憂げな美少年風の見かけとは裏腹に活発な体育会系の楠ノ瀬のプロデュースを任されたのが敏腕副会長の高科で……

これは久しぶりにきゅん!!激しくときめきました。
周りの推薦で生徒会長、副会長になった高科と楠ノ瀬。
興味から好感、恋愛感情へ。
一つ一つの行事を通して少しずつ進展していく二人の関係が自然で、かわいくてもうときめきがとまりません。
なんだろうな。これは女子的妄想っていうある意味お約束な部分と、彼らのごくフツーの男の子っぽい部分のバランス感覚がすごいよくて、するりと物語に入り込めた気がする。
学校行事に女の子を呼び込むため、そんな馬鹿馬鹿しくも素敵な目標のためにがんばる男の子たちがほほえましい。
見た目美少年なのに中身はフツーの楠ノ瀬と、やり手の高科はいいコンビです。

まわりのキャ続きラクターも良い味出していました。前生徒会長と双子が気になります。
続き買って来ようっと。

1

エッチもあるけどピンク色じゃなくて、空色な淡い恋の話。

後ろから声を掛けて振り向く顔が好きとか
自転車に二人乗りして腰に手をまわすドキドキとか
はじめて手を繋いだときのぬくもりとか

はぁ~(ノд`*)おとめちっく。

携帯禁止の全寮制の男子校。
生徒会長と副会長に任命される高校2年生同士。

健全な男子高校生生徒会の目的は
学園祭にどんだけ女子高を呼び込めるか!
そんなひどくばかばかしくも大真面目な青春。

敏腕キレ者の眼鏡副会長が攻めで
客寄せに選ばれたかわいこちゃん生徒会長が受け
ボーイズラブですから♂×♂なんだけど
途中からBL読んでる感覚じゃなかったですねぇ。
ほんとに少女マンガの世界観。
大人になったらどーでもいいような高校生活の小さなトラブルに
真剣に悩んだりぶつかったり笑ったり・・・
学生生活って素敵だなぁ~と、素直に思える作品でした。

春の夜に輝くスピカのようにキラキラとした恋の色は
ピンクじゃなくてやっぱり空色☆
甘いエッチもあるけど、すがすがしい恋のお話だったわぁ。

1

さわやかな青春もの

緑豊かな八ヶ岳山麓の高原に立つ名門清泉学院を舞台にした青春物語。
生徒会ものです。
近隣の女子高生の人気を得るために、生徒会長には美形を選ぶとか、生徒会長は選挙ではなく、前生徒会執行部が指名するとか、いろいろキラキラしい生徒会もののような感じですが、その辺はかわいさんなので、決してとんでも生徒会ものではありません。
幼い頃からピアノに打ち込んできたけれど、中学の時に、自分には本物の才能はないと気付いてしまった高科と、天使のような美形だけど、中身は天真爛漫なバレー部員楠ノ瀬の、本当に初々しい恋物語でした。
私的にはもう少し年齢が行ってて、もうちょっとドロドロしたものの方が好みかな。
少年たちのさわやかな恋が読みたい方にお勧めします。

2

甘酸っぱ~~い!

名門男子校の生徒会長と副会長の恋のお話、って言っちゃえば
かなり王道的なないようなのかな~って思いますが。。。

確かに王道。でも心理描写が繊細で
ちょっとづつお互いが惹かれていく様子や
同じ男なのに、すごくかっこいいと思う感情や
すごくかわいいと思う感情に戸惑いつつもくすぐったく思う気持ちなんかが
小椋ムクさんの絵も相まってとってもストレートに伝わってきて
何度も甘酸っぱい青春モノ特有の萌えを感じて
遠い目になっちゃいましたw

メインの二人、生徒会長の楠ノ瀬と副会長の高科だけじゃなくて
脇を固めるメンバーも等身大でリアルだし
唯一、白馬の王子様を地で行く外見と
実はかなりの策士っぷりのギャップが魅力(?)の前会長・峰が
ちょっと浮世離れしてる感はあるものの、そこはいいスパイスになってて
この名門校の学園祭や体育祭を見に来ている
近隣の女子高生気分で楽しめましたw

かわいさんの作品はそれほど読んでませんが
他の作品はけっこうエロかった記憶が。。。w
この作品はそういう意味ではかなりぬるめ。
でも、だからこそ作品全体の甘酸っぱい雰囲気が生き続きてた気がしました。

引き続き、前会長×前副会長の『流星シロップ』も読もうと思います!

3

少女マンガのよう

表紙もタイトルもタイトルロゴも、全てがかわいいっ。少女マンガのようです。中身もほのぼのしてかわいかったです。四季を通してゆっくりと惹かれていく。甘酸っぱいかんじ。いやもう、最後までやらないのか!?と心配(?)するくらいゆっくり。
山奥の男子校、インテリ眼鏡の生徒会副会長×やんちゃな美少年生徒会長。行事に近隣の女子高生を呼びこむために客寄せパンダとなるべく、前生徒会の指名によって知り合う2人。美形コンビならそれだけで女の子のファンつくと思いますが、わざわざ腐的な演出をするんです。甘い声で名前を呼んだり。で、お互いその気になってしまう。「恋愛したら、こんな感じなのかもな」と言いながら雪道を2人で歩いたり、バスの中で寝たふりをして肩にもたれかかったり。
合唱祭や体育祭などの行事が書かれているのがいいです。校外ではギムナジウム風美少年のふりをさせられていた受だけど、体育祭で地が出てしまう。それを惚れた弱みだと見守る攻。やんちゃな受も眼鏡攻も自分にとっては萌えキャラではないけど、まだ読みたいと思わせる話でした。

1

総ホモ化してない学園モノで寮モノで生徒会モノ

男子校で生徒たちが総ホモ化していないことに、なぜか安堵感をがっつり感じながら読みましたw
『ホモなんて当たり前(or珍しくない)』みたいな空気より、こういう『ホモは珍しい』という空気のなかで進むお話のほうが私は好きみたいです。そのほうが『特別』って感じがするからだと思う。

シチュエーションや展開は王道なんだけど、味付けの仕方が素晴らしかったです。
主役ふたりの恋に、心ときめかせました。
学園ものはこうでなくっちゃ!と思いました。
エロやラブより、学内のイベント話が優先なんですが、それらを通してじわじわと接近していく二人の様子を読みつつ、レモン風味のキュンキュン。

あと、氷室冴子さんの『クララ白書』が出てきたときは、狂喜乱舞してしまった。私、氷室冴子さんの大々ファンなもんで。かわい有美子さんもファンだったのかーと、めっちゃ嬉しかった。『クララ白書』『アグネス白書』は本当にオススメです。
しかし、かわい有美子さんは作風が広いですねぇ。
シリアスもほのぼのも、リーマンものも学園ものも、ピュアもエロエロも、それぞれに面白さがあって、すごいなァと思います。
作家買いしてみようかしら。

5

むつこ

>>菊乃さん
ドラマCD、めっちゃ聴きたくなってきました…(涙)とくに、攻めのオヤジのエロい言葉攻めのシーンを聴いてみたい。仮にイメージ通りだとすると、私、昇天しちゃうかも!!w

基本的には、小説とCDと両方を試すつもりなら、CDからのほうが良さげですねぇ。
そういや映画と小説で考えると、たしかに先に映画を観たほうが失望が少なくてすむ場合が多いです。

はやく7月にならないかなァ。ドラマCDのレビューは本当、未知なぶん読みたくって仕方ないです。
ありがとうございます♪

菊乃

『透過性恋愛装置』のドラマCDは
声優さんの声が雰囲気にとても良く合ってて(原作通りかどうかはわかりませんが)
すごく面白かったですよ~。
原作未読でも充分楽しめました^^

原作を読み込んじゃってると
たまに声優さんの声と自分のイメージが合わずにがっかりする事もありますが
もしイメージ通りの演出、声だと
モノクロだった作品に色が付いて立体的に浮き上がってくるみたいで
さらにその作品が好きになりますよ~。

7月から始まるCDレビューなども参考にして
初めて聴くBLCDを見つけてくださいね!

むつこ

きくえもーん!!
じゃなくてw、菊乃さんはじめまして!スイマセンw

私は『透過性~』は小説でしか読んでないんですが、あの作品とはだいぶ毛色の違う作品でしたよー。ドラマCDもいいって噂はよく聞きますね。聞いてみようかなァ。やっぱ素晴らしいですか?萌えますか?聞きてぇw
実は私まだドラマCDをひとつも聞いたことがなくて、何から試してみればいいのかもわからなくて、とりあえず早くドラマCDのレビューが始まって欲しいぜとワクテカしてるところでw

あと私、かわい有美子作品は過去四冊読んでて、

『透過性~』とにかくキャラ萌え(スーパーツンデレ萌え、最後にオヤジ言葉攻めした紳士萌え)
『上海金魚』しっとり静かでアダルトな小説
『進行性恋愛依存』エロエロ!俺様攻めにヤラレタ
『空色スピカ』レモンサイダー味の甘酸っぱ~い青春学園小説

まだ四冊ですが、読めば読むほどかわい有美子さんが分からなくなってるところなんですw
この小説は、ラブ度もエロ度も薄くて焦れったさ満点なんだけど、ザ・青春!って感じがして好きでした。

菊乃

↓名前間違えました。
「菊乃」がここでのニックネームでした^^;
ま、どちらでもいいんですけどw
お騒がせしました<(_ _)>

菊乃

むつこさん、はじめまして。きくえもんと申します。
確かに、学園モノって「総ホモ化」してるものが多いですよね。
そんな中、そうじゃない学園ものってことですごく興味がわきました!
「レモン風味」ってのも、たまに味わってみたくなるシチュで気になります。

かわいさんの作品は、ドラマCDで「透過性恋愛装置」を聴いたんですが
すごく良かったので
この作品も是非読んでみようと思います。

こそばゆい学園モノ

流星シロップを先に読んで、こっちも気になったので。
こっちのカップルはほのぼのとしていて、
余計に衛守×峰はいろいろ大変な問題を乗り越えたんだなーと感じました。
この二人ってほかの人達から見たらこんな風だったんだー…ニヤニヤ

「空色スピカ」の生徒会長・楠ノ瀬は、峰とはまた違う、見た目は王子様より天使で、中身は体育会系。
しかも峰のように頭がいいわけではなく、副会長の高科がブレーンで、楠ノ瀬は客寄せパンダ。
そして副会長の高科。彼がとっても素敵なんですよ!!
峰が早々から目をつけていただけあって、クールでありながら頭の回転は速く、BL風を装うのも割り切ってこなしてる。
でも素直で一直線な楠ノ瀬のことが可愛くてたまらなくなっちゃうんですよね。
楠ノ瀬も体育会系でありながた乙女なもんだから、とっても可愛いカップルでした。
峰と衛守のように大きい問題とかもなく、普通の爽やか~な恋愛をしてました。
各イベントを通して徐々に距離を縮めて、同じクラスになって寮でも同室になって…
意外に普通の学園生活を通しての恋でしたよね。
こういう王道の話を、キャラの魅力だけでこれだけ続き素敵な作品にしてくれるなんて!
高科×楠ノ瀬は、衛守×峰のようにアダルティーな雰囲気ではなく、甘酸っぱい初恋の香りでしたね。
クールな高科も楠ノ瀬のことになると「可愛いよ、愛してる…」と耳元で囁いたり、
自転車二人乗りがしたくて入って追いかけてきたりと、ただの恋する男の子になってて可愛かった~!
楠ノ瀬も童貞、というよりこれが初恋だったんじゃないかな…っていうほどウブで、
嫉妬したり、高科の告白を聞いてないふりしたり、いちいち反応が可愛すぎる!!
バスの中で手をつなぐシーンや、学院祭の高科の演奏のあたりとかあとは最後のHのところとか、いろいろお気に入りのシーンがあります。

私の理想の男性はピアノが弾ける男性なんですよね(笑)
なんで高科は私のストライクゾーンのど真ん中なわけです。
クールなふりして実は熱かったり、そのうえ好きな相手はとことん可愛がってくれて。
淡泊かと思いきや甘いセリフを吐いたり。
楠ノ瀬と一緒に彼にメロメロになってました。
夢に破れた、しかも自分の限界を悟って涙を流して…っていうところも素敵。
頭がよくって純粋にピアノのこと愛してるからこそ気づいてしまったんでしょうけど。
そんな影のあるところも素敵!

この2作品読んでると、歴代の会長・副会長はみんなカップルだったんじゃ…なんて不安になります。いや、萌えるんですが。
今後もこのシリーズかなり楽しみ!
やっぱり読みたいのは柏木×葵だよねー
自由奔放の柏木の手綱を葵が握ってる…なんて、これなんて萌え!?
早く読みたい早く書いてほしい…!!

6

段組に魅かれました

二作目の「流星シロップ」から逆行して(作中的には時系列で)読みました。
段組だというので身の詰まった内容を期待しつつ購入(注目点が段組なの?と言われましたが、段組です)。

半寮生の山奥の男子高、イベントで女子校生徒を呼び込むのが一番の仕事という生徒会。生徒会長と副会長の選出の仕方も女子を呼び込むの為に「客寄せ」と自覚して運営するところに割り切りが見えていいですし、生徒会長運営が2年の秋から三年の秋までという形式もとても合理的でよかったです。

女子好きな高校生の寮内にAVのDVDや本があっちゃこっちゃに存在する、女子が絡むと力を発揮する、そんな生徒たちに好感が持てます。加えて儚げな面構えなのにとても体育会系な会長楠ノ瀬に最後まで振り回される生徒会の面々がよかったです。

シリーズ2作目「流星シロップ」から「星空スピカ」読みましたが、えみうにはこの読み方で正解でした。あと、二作ともとても好みなタイトルですが「空色スピカ」の方が中身と合っていると思いました。

2

初々しいのがいい

高原のミッション系男子高校
生徒会、
寮生活、
ふわふわ天使顔の見目を裏切る体育会系バレーボールバカの生徒会長
陰から牛耳るクール眼鏡の副会長はピアノの道に挫折していて
前会長は王子様の見た目で腹に一物タイプ
前副会長は、前会長の護衛兼保護者みたいだし
次期会長は食えない双子の二人会長
合唱祭に体育祭、文化祭
と、学園物の王道萌を余すことなくてんこ盛り
生徒会に誘われるところから引退するまでの1年半弱の期間の話を、丁寧に綴ってある。

二人の関係は、小学生向け少女マンガでもあり得ないくらいかわいらしい。
でも、こういう丁寧な学園物は大好物
王道で、そこら中で使い回されているような設定でも、全然OK
小椋ムクさんのイラストも、とっても雰囲気があっています。
カバー無しで、電車で読んでも大丈夫。
こんなふんわり爽やかで、かわいいお話、BLの中に埋もれさせないで、もっと一般の人に読んでもらいたいなぁ。

1

むしろHがなくてもOKぐらいの気持ちです

高科汐見(生徒会副会長 亮人をフォローするブレーン的役割)×楠ノ瀬亮人(生徒会会長 見た目と異なり体育会系の性格)

前生徒会長から次期会長・副会長にそれぞれ指名された、見た目が天使のような(でも性格は体育会系の)楠ノ瀬と優等生かつ冷静な高科。郊外にある男子校ゆえ学校行事に呼ぶ女の子を確保するのは生徒会の最も大事な仕事で、会長・副会長が先頭を切って行事を盛り上げるべく生徒会メンバーとともに活動していきます。そうした中で楠ノ瀬と高科はお互いを意識し始め……

かわい有美子さんの作品を読んだことがなかったので、完全に小椋ムクさんのイラストに惹かれ購入したのですが、これすっごい面白かったです!!!二段組みなどなんのその一気に読み切ってしまいました。

郊外のお坊ちゃま男子校(半寮制)を舞台にしていますが、イベントに女の子を呼び仲良くなることばっかり考えているおバカな高校生たちが単純で可愛いです。それに生徒会で色々イベントを企画していくのですが、みんなで意見を出し合って「あぁでもないこうでもない」と活動する姿が(不純な動機とは言え)とても微笑ましくて、繰り広げられるほのぼの青春模様続きを目を細めるがごとくに楽しませていただきました。

イベントを企画したり実行したりの学園生活描写だけでも楽しめるところ、そこに高科と楠ノ瀬の意識しつつもなかなか進展しないという恋愛描写の部分が入ってきて倍の楽しみ方ができました。手をつないだり告白したりがいちいち可愛らしくてたまらない二人でしたが、想いが通じてからの高科は案外クサイ男でそのロマンチストぶりにはちょっと笑えました(それに照れる楠ノ瀬がまた可愛い)。一応Hはあるのですが今までの二人の流れだったらむしろなくてもOK(エロ好きな私がめずらしく)と思うほどでした。

それから……度々登場してはただならぬ空気を感じさせてくれた、元生徒会長・峰と副会長・護守の関係が非常に気になるところでしたが、あとがきによるとこの二人が主役の作品が出るそうなので今からとても楽しみです!!

6

青春の甘酸っぱさに背中が痒くなりつつ、萌えました

緑豊かな高原に立つ、伝統あるお坊ちゃま男子校。
寮に生徒会。学園行事を通じて、徐々に気持ちを深めていく二人。
学園ものの王道の王道。ド真ん中すぎて、
奇声をあげたくなるくらい、恥ずかしくて甘酸っぱいのがたまらない!

メインカップルの恋物語も素敵でしたが。
女子の気を惹きたいがために、がむしゃらに頑張っちゃう思春期男子達が
おバカすぎて愛おしいです。キラッキラしている学園生活の描写が楽しくて。
青春を謳歌している男の子達に、胸がキュンとなりました。

作品中に登場したボーイズの古典的名作・代表作にはニヤリ(笑)
そして調理場ドーナッツ『クララ白書』のくだりでは、
作者と同じように氷室冴子さんの小説に夢中になった身としては
懐かしいというか、感慨深かったです。

小椋ムクさんの挿絵がまた!作品の雰囲気にピッタリで。
今後も追いかけて行きたいシリーズです。次回作も楽しみ!

3

空色スピカ

おもしろかった…んだけど、心なしかちょいちょい台詞が長いような…?
そんでまさかクロスで二段組があるとは思いませんでした!!
何じゃこのボリューム!!!!
…あ、あとがき読んだらやっぱりクロスでは初の二段組だって~
しかしムクさんのイラスト可愛い(*´Д`*)はぁはぁ
男子校の生徒会長と副会長に抜擢された二人の出会いから結ばれるまでが、これでもかってくらい丁寧に書かれてます。笑
そのジリジリ感がもどかしいけど良かったかな♪
これはシリーズ決定らしく、違うカップルで春にまた新刊がでます。
男子校だし、続けようと思ったらいつまででも続くよねww

2

王道中の王道

かわいさんが学園物!?ってまず驚きました。
男子校もので、寮もので、生徒会もので、各種行事もので、んー、盛りだくさん。
BLには滅多にない2段組なので読み応えもタップリでした。

清泉学院新生徒会は、生徒会長・楠ノ瀬の天使のような外見と副会長・高科の優等生な外見から「ギムナジウム風美少年」としてプロデュースし、行事に女子が沢山来るよう画策します。

楠ノ瀬は中学から寮生活をしていて、女の子との接点も無かったような存在。全体的に色素の薄い外見は天使のようですが、中身は体育会系。元気はいいけれどスレてはいない純情な少年です。

高科は好きなピアノを極めることを断念した過去があるものの常に前向きで、突っ走りやすい楠ノ瀬を上手にカバーしながら、滞りなく生徒会を運営して行きます。

殆ど関係のない生活をしていた二人が生徒会役員に選ばれ、「美少年」としての仕事を一つ一つこなし、信頼関係を築き、互いを必要とし、恋人関係になるまでが、カレンダーをめくるように描かれています。

そもそもがヤンチャな楠ノ瀬なので「美少年役」には無理があり、序盤は彼をどうにかして「美少年」でいさせる続きかが課題になっていますが、高科を意識するようになってくるとはにかむ姿が増え、自然と可愛さ倍増されてきます。
高科は、早くのうちから楠ノ瀬を意識しており、頭脳明晰で敏腕な分計算高く、ウブな相手を怖がらせないようからめ手から攻めていくのでした。

合唱コンクールといい、体育祭や文化祭といい、王道中の王道といった感じのシチュエーションで、先も読めまくるし思いっきりクサイし、評価を下げちゃおうかとも思ったのですが、最後の最後で楠ノ瀬の男っぷりも上げてもらえたし、先代会長のお話が次回作ということなので、期待をこめて萌評価といたしました。

この作品の縁の下の力持ちは、会計の丸ちゃんの叔母さん。「トーマの心臓」「風と木の詩」「アナザー・カントリー」など、往年の名作の持ち主です。(私は、貸せない…太っ腹な叔母さんだこと)それを回し読みする男子高校生の姿を想像しちゃいました。

3

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