神様も知らない

kamisama mo shiranai

神様も知らない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神12
  • 萌×217
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
6
得点
144
評価数
39件
平均
3.8 / 5
神率
30.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784199006418

あらすじ

若い女性モデルが謎の転落死!? 捜査に明け暮れていた新人刑事の慧介(けいすけ)。忙しい彼が深夜、息抜きに通うのは花屋の青年・司(つかさ)の庭だ。自分を語りたがらず謎めいた雰囲気を纏う司。刑事の身分を隠し二人で過ごす時間は、慧介の密かな愉しみだった。けれどある日、事件と司の意外な接点が明らかに!! しかも「もう来ないで下さい」と告げられ!? 隠された罪を巡る男達の数奇な運命の物語が始まる!!

(出版社より)

表題作神様も知らない

時永佐季 社長・26才/加納慧介 刑事・28才
音澤司 花屋兼・26才

評価・レビューする

レビュー投稿数6

高遠先生の白夜

全三冊のシリーズ、第一冊目です。レビューの題をどうしようと考えて最初、「bl版の白夜行」にしようかとも思いました。ストーリー構想が似ているということではなく、一つの罪を境に二度と日の光が差す場所では会えなくなった二人を描いていること、作中に漂う仄暗い遣る瀬無さが根底では通じていると感じたからです。
横浜を舞台に花屋(庭師的な花屋)をひっそりと営んでいる司と、新人刑事の慧介、元モデルでいてモデル事務所の社長、佐季節。それに先輩刑事の流。
一見して繋がりのない彼ら四人の運命が、杉本麻里というモデルの転落死から静かに、動き出していきます。
日差しが眩い庭で出会った慧介と司、夜中の暗い庭で佐季を待つ司、半アル中のような流は・・この巻ではまだアレですが、何やら強い思いを秘めている。
bl的な面では、慧介と司はまだほんのりとしたものです。
佐季と司は、セックスの場面もあり、特別な関係であることが分かります。
特別でいて、複雑な関係なのだと。
流(この人が、どんどんカッコ良くなります)が「蛇のしっぽをつかんだ」と言ったところでラスト、蛇のしっぽとは何のことでしょうね?
ところで続き、この巻を読んでいて夜の庭でコーヒーを飲むのもいいかもしれないと、思ってしまいました。
慧介や佐季のような男性が来てくれるなら、何杯だって出しちゃいますよ。ええ。

0

萌えとはまた違う面白さ

確か、高遠さんの作品は初読みです。
こちらの作品は続き物だとは知っていましたが、とりあえず一巻であるこちらだけ入手してみました。
受けと攻めの両方の目線でお話は進みます。
攻め目線好きのわたしには、ありがたい作品でした。


攻めの慧介は神奈川県警、捜査一課の刑事で28歳。
県警のガンだと上層部から思われている先輩刑事・流の首につけられた鈴の役目を兼ねています。
今は元町の祖母の家に暮らしている。

受けの司は花屋兼ガーデナーの26歳。
慧介の祖母が庭を作り直すことにし、連れてきたのが司。
整った顔立ちに黒い瞳が印象的な青年。


序盤、事件は慧介の管轄内で起こったために捜査場面が多く、警察物という雰囲気を醸し出しています。
その操作上で慧介が訪れた先で、被害者の所属するモデルクラブ経営者・佐季と顔を合わせます。
佐季は流麗で誰もが見惚れてしまう男。
この佐季と受けの司は因縁があり、最初司は、佐季と体を重ねています。
攻め以外との描写が嫌いな方はご注意ください。
佐季と司は同じ傷を共有しあい、過去に何かしらがあったのは明白なんですが、今巻ではその続き辺りは語られていません。
序章で少し匂わされる場面が出ますけどね。

慧介は陽のあたる場所に、司は月光の降り注ぐ場所に、お互いがまったく正反対の場で生きています。
でも、だからこそ、惹かれあったのかもしれないと思いました。
彼らは今後、どうなるのか気になります。
佐季との歪な三角関係も。

横浜が舞台の作品でした。
横浜は馴染み深い土地なので、書かれている地理や距離感が自然に頭に描かれます。
その点も、作品に没頭できた一因であったかなと思います。
萌えというものとは自分的には違うのですが、読み物として素直に面白く嘘臭さがないです。
これは、主人公の一人である慧介の性格設定が絶妙なせいかもしれません。

4

続くのね

確かに、裏表紙のあらすじには「--数奇な運命の物語が始まる。」って、ハッキリ書いてあるわね。
しかし、
ホントに、始まっただけで終わるとは、、、。
いったい何冊ぐらい続くのかなぁ、、、。
最初の事件の謎的には、もうからくりが明らかだけど、次は流刑事のターンらしいので、佐季と司の過去と、流刑事の関わりが絡んでくるのかな。

それにしても、最後にちょっと出てきた日置検事が気になる。
本編そっちのけで、日置×流に興味津々。

4

続き物だったのかーーーー

 私の読書時間は、ほぼ移動中です。徒歩通勤の歩道とか(危険だけど中学生の頃からやめられない)、出かける時の電車の中とか。
 今回電車だったんですが、読み進めても読み進めても終わる気配がない!

 あれ? あれ? なんで?

 で、最後まで読んで「続くのかー」と心の中で叫びました。

 最初っからそう書いててくればよかったのに……。1巻とかさ。
 やけにじっくりと読ませる物語なんだなって思ったし、重要な登場人物が普通のBLよりも多く、まずカップリングを考えてしまう私は、混乱しました。
 えっ、誰が攻? あれ? この人も脇役ってわけじゃなさそうだし、どういうこと? って。

 だからまず、このお話は続き物で、カップリングうんぬんを重要視せずに、ラブは今後に期待して、お話を楽しむことに重点を置いて、読み始めるといいと思います。
 そう考えると、面白いお話でした! ミステリーがお好きな人には特にオススメです。
 そして、今後かなり泣ける展開になるのではと期待しております。彼らの過去とか~~。

 しかし……次で終わる気がしないんですが。「愛と混乱のレストラン」シリ続きーズは、完結してから読んだので一気読みできたけど、今回は待つ楽しみを味わいたいと思います。早く読みたーい。


 それにしても、庭付きの家に住みたくなる小説でした!!!!

2

ううっ、、早くー続きをぉぉ、、、

読み終わって一言。さすが高遠さん!!
ある事件を通して、一組の幼馴染と刑事のコンビを主軸にし
特に幼馴染組の人間ドラマや過去を深く見せながら、謎解きをしていく人間サスペンスドラマの構成は
「世界の果てで待っていて」で見せたその秀逸な手法をとり、ぐいぐいと引き込む魅力にあふれています!
この巻で何となくぼんやりと浮かび上がる事件のまだ見えない真相と、幼馴染みの関係。
更に、何と!この刑事コンビも?な予想にもうすでに次が待ち遠しくて仕方がありません。
どうぞ、どうぞ、早いうちに続編をーー!と願わずにいられません(涙)

マンションから若い女が転落した死亡事故は、薬物がでたことから殺人の疑いがかかり捜査が始まる。
アウトローな刑事・流のお目付け役のようにコンビを組まされているのは、若い慧介。
慧介の家の庭の造園に来ている司に癒しを見つけ、何となくその寂しそうな姿に惹かれて行く慧介。
司には、待っている幼馴染で恋人(?)の佐季という存在がいる。
被害者の所属していたモデルクラブへ聞き込みに行った時、その社長・佐季にただならぬ雰囲気を感じ取った流は独自に彼を調べ始める。
続き

この佐季と司の関係が大きなカギになりそうです。
彼等が離れられない関係な元というのは一体何なんでしょう?
司は、佐季を愛しているのだとは思うのですが、ある種の呪縛のような感じもします。
司と罪を共有している、そんな関係にしか見えず、温かい愛情には見えない二人の関係でしたので、
司が、まっすぐで明るい太陽のような慧介に惹かれていくのは、それが佐季の命だったとしても、しごくまっとうな心の動きだと思います。
事件には、司も何となく関係しているような匂わせをしていますので、一体今後がどうなるのか、
司を好きになってしまった慧介の、慧介を好きになってしまった司の苦悩はどのように回収されていくのでしょうか?
そして、忘れてはならない主要キャラとして破天荒な刑事・流の存在があるのですが、彼が事件の解決、しいては佐季と司の過去に踏み込んでいくようなきがします!
事件面では彼は活躍すると思いますが、ラブ的に彼のスタンスはどんななんでしょう?
やっぱり、佐季・司・慧介の三角関係で、そこに流がはいってくるのでしょうか ?それとも、検事が?

とにかく、読み応えあり!
ドキドキワクワクというよりウズウズといった感じの期待感です。
おやじ好きとしては流が好きなんですが、若者組も気になるし、、
がっつり、本格的に読める好きな流れの作品です。
早急の続編・・・願う(汗)

2

サスペンスですよぉ~!!

ミステリアスな設定のサスペンスものです。
続き物ですが全編で事件性の片鱗を端々で垣間見える内容で
かなり惹かれる作りになっていました。              
主なキャラは花屋の青年と幼なじみらしいモデル事務所の社長佐季。
清廉な新人刑事に過去の事件でも追っていそうな問題刑事。
花屋の青年、受け様司ですが社長佐季の攻め様とは肉体関係ありで
今回女性が殺される事件以外にも過去に何かあるような。
その過去を調べていそうなのがくたびれた問題刑事流。
その単独行動をする刑事の相棒的なのが新人刑事の攻め慧介。
事件とは無関係で慧介と司は出会っているのですが
後に二人は恋愛関係になります。
司は常に暗い影があるような寂しい感じの人で慧介は
何故か気になって司に会いに行きますが、司に好きになるから
こないでと言われ自分が司を好きな事を自覚してしまう。
そして司と佐季の関係もかなり複雑なんですよね。
佐季がキーポイントだと思うのですがかなり謎めいた人。
次回の続編は刑事の流が主役を抑えて出張るそうなので
次第に糸が解けて行くような展開ではないかと心待ちです。

4

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