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表題作守護者 ロッセリーニ家の息子

マクシミリアン・コンティ,世話係,35歳
ルカ・エルネスト・ロッセリーニ,マフィア一の三男坊

あらすじ

亡き母の生地である日本への留学許可をようやく得る事が出来たシチリアのマフィア・ロッセリーニ家の三男・ルカ。しかし護衛役として同行する事になったのは、冷徹で任務にだけ忠実なマクシミリアンで…! ?

作品情報

作品名
守護者 ロッセリーニ家の息子
著者
岩本薫 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
略奪者―ロッセリーニ家の息子
発売日
ISBN
9784041018767
4

(17)

(5)

萌々

(8)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
69
評価数
17
平均
4 / 5
神率
29.4%

レビュー投稿数5

三男坊

「守護者 ロッセリーニ家の息子」文庫化ということで
今回はシリーズ2巻目のロッセリーニ家の3兄弟の三男坊が受け様のお話です

シリーズ物で話はチョイチョイつながっていますが
この3兄弟やお相手の好みも個々あると思いますので、
すべて読むのは・・・というお考えの方は、好みのカップルの本から攻めるものいいかもしれません・・・が
他のカップルも気になってくるので結局は・・・なんですw

今回も書き下ろしがあり、メインカップルのお話は
前回出された本では、残り1週間一緒に日本で暮らせる・・・とありましたが
その残り1週間といいますか最後の3日間のお話です
もういちゃついちゃって~wwwという内容です (*´∀`*)

攻め様は受け様のアルバイト先に来てみたり
受け様は攻め様の寝顔をのぞいたりと・・・・いちゃいちゃしちゃってw

今回のエピソードゼロのお話は、次回作の「捕獲者」の受け様のお話
攻め様と出会前、仕事中に攻め様と似た感じの人を見かけて・・・

ロマンチックに夢見れるお話です(*´д`*)


1

ベタベタだ~っ

もちろん書下ろし目当てで購入。
うん、マクシミリアンやっぱりいい男です。

タイトルは「蜜月」
はい、まさにその通り!!
本当ならすでに帰国してるはずのマクシミリアンを引き留め
1週間という蜜月のお話です。
ですが丸々1週間のお話ではないのが残念。
3日後の朝には帰国してしまうという時点からのお話。
でもその分余計に甘く感じたかな~っ。

最後の日となる朝、目覚めるとまだ眠ったままのマクシミリアン。
いつもなら隙のない雰囲気と姿しか見ないルカにとっては新鮮です。
寝乱れた髪と無精ひげ!!
ああっ、その挿絵が見たかったっ(><)!!
勿論目覚めた後は…

と、2人のイチャイチャはそれで終わりかと思ってたら
最後にまたお仕置きという名のラブラブが読めて良かったです。

やっぱりこのカプが1番好きだーっ!!
これから応募する小冊子
メインがマクシミリアンカプになりますように…

1

末っ子の恋

ロッセリーニシリーズ第2作。
主人公は1作目のレオナルドの末弟・ルカです。
ルカは、レオナルドにさらわれて花嫁になってしまった日本人の瑛、その母親・ミカとロッセリーニファミリーの先代・カルロとの間に生まれた末っ子であり、瑛の異父兄弟という関係性。
ルカはファミリーのマスコット。父は勿論、兄のレオナルドやエドゥアールから大事にされ、可愛がられ、目の中に入れても痛くない…そんな箱入りのおぼっちゃま。
でもそんなルカも自立したい。
猛勉強して母の国・日本に留学するのです。日伊ハーフの「杉崎琉佳」として…
そこに護衛的に同行/同居するのが子供の頃からの三兄弟たちの世話係・マクシミリアン!
本作も、前作とはまた違うパターンの「ザ・王道」。
年の差で、主従。攻めは年上でしかも有能で、受けは庇護されるべき存在で。
そして本作の場合は、受けの性格はとても良い子です。
前作からの部分で言えば、瑛を付け狙うヤクザの芝田がルカを狙って拉致監禁、媚薬を使ってルカの危機!という一波乱もあり。
2人は長い両片想いが遂に報われ、無垢なルカはマクシミリアンの胸に抱かれ…

「蜜月」
一度ローマに戻るマクシミリアン。その出発の前の甘い甘い日々。

「Episode Zero 〜from 捕獲者〜」
8年前、ゲストと過ごしてしまった一夜が忘れられないホテルマンの成宮。
そのゲストの描写からすると、間違いなく相手はエドゥアール、ですね。

1

ルカが意外に子供なんだなあ

『ロッセリーニ家の息子』シリーズの二作目。
前回は長男でマフィアのドンのお話でしたが、今回は三男が主人公で一人称です。
三兄弟のロッセリーニ家ですが、皆母親が違う異母兄弟。
そして、皆さんゲイなのだ。

*********************
受けのルカは小柄で童顔の20歳。
兄たちをやっと説得し、この度二年間の約束で日本へ留学を決めました。

攻めは幼少時、兄弟の世話役を務めていたマクシミリアン、35歳。
ルカのお目つけ役&ボディーガードとして、共に来日。
*********************

何が素敵って、この年の差!
15歳差ってなんて美味しすぎなんでしょう。
30代攻めは余裕があって良いですねえ。
まあ、本来の35歳はこんなじゃないけど(苦笑

ルカは最初、マクシミリアンがついてくることに不満と息詰まりを感じていたんですね。
なんかもっと、昔から好き好きで一緒嬉しい!ってくらいなんだと勝手に思っていました。
確かに、幼い頃から知っているとはいえ、任務一筋、とにかく身の安全第一という対応は一緒にいると疲弊するかな。
サイボーグみたいなんて思っていたのもわかります。
ただこんなに気詰まりで、大学生活の邪魔ばかりされてイライラしていたルカが、トラブルから救ってくれたとはいえ、あまりに『実は昔からぼくはマクシミリアンが好きだったんだ』と自覚するのがちょい無理矢理感がありましたね。
このタイミングだと、なんだか雛のすり込みみたいで。

印象的なのは、下半身バスタオルのマクシミリアンのイラストですね!(←そこ?)
ノックアウトですよ。

このルカのお話を読むために一作目を読んだわけですが、個人的には一冊目の方が面白かったという結果に(苦笑
ラストに、次巻で主役となる次男のSSが収録されておりまして、これ読んだらやっぱ買っちゃうよとうまく乗せられております。
そして、スピンオフでは主役になるというルカの友人・東堂くんの方も読みたくなりまして…まんまとはめられてます。
でも、東堂くんは受けなんですね…
頭の中のイメージは攻めでした(汗

3

敬語攻め!

年下じゃない敬語攻めが読みたかったのでうれしい。敬語攻めの眼鏡だけど鬼畜ではないのが良いですね。
受けのルカは20歳といっても箱入り息子の良い子ちゃんで可愛らしく、攻めのマクシミリアンに内緒で本人が成長しようと初バイトを頑張ってる様子は微笑ましかったです。
ルカが初めのうちは自分の恋心に気づいていないのは意外でした。読んでるこちらからはいや好きなんじゃんと一目瞭然なのですが。

短編の「蜜月」はタイトルどおり甘々でお気に入りです。特別なことはないけれど一緒に部屋でいちゃいちゃしていて幸せいっぱいのお話でした。いつもは一寸の隙も無いマクシミリアンがルカの前で寝てる姿に、関係性が変わったんだなあとにやにやしちゃいました。

0

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