九尾狐家妃譚~仔猫の褥~

kyubi kituneke kisaki tan

九尾狐家妃譚~仔猫の褥~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神14
  • 萌×216
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

94

レビュー数
5
得点
150
評価数
37件
平均
4.1 / 5
神率
37.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784576151434

あらすじ

九尾狐王家の世継ぎ・焔来の遊び相手として幼い頃から仕えてきた猫族の八緒。
出逢ったときから惹かれてやまないその焔来が、初めての床入り「御添い臥し」を行うことに。
経験があると偽って、焔来への想い一つでその御役目を勝ち取った八緒は、本当のことを言えぬまま許されぬ関係を続けることになる。
種族が違うから、焔来の仔狐を産むことはできない。添い遂げることもできない…切ない想いを胸に秘める八緒だが、身に覚えのない仔を孕み!?

表題作九尾狐家妃譚~仔猫の褥~

焔来、九尾狐王家の世継ぎ
八緒、猫族

その他の収録作品

  • 九尾狐家妃譚~その後の褥~

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レビュー投稿数5

もふもふ好きな方に!

九尾狐王家の子息:焔来×猫族:八緒のもふもふ可愛らしいお話でした。主従関係、ケモ耳、溺愛、妊娠、ととても盛りだくさんな内容です。

序盤で描写させる2人の出会いや八緒の近侍としてのお務めなど、焔来が言葉にはせずとも八緒を信頼している様子がわかりますし、八緒が精一杯焔来のために働いてるのがなんとも愛らしいです。

このまま平穏な日常が続いていくのかと思いきや、女院と側近が焔来の「お添い臥し」について話しているのを聞いた八緒は焔来への本当の気持ちに気づきます...
焔来の初めての閨の相手になりたくて八緒は女院に「男と経験があって、なをかつ狐の仔を身ごもらない利点がある」とアピールし、見事お添い臥しの役目を掴みます。このときの八緒の行動力には感服です...義兄の緑郎に指南してもらい、とうとうお添い臥しの日当日になるのですが、経験があるから任せて、と頑張るも初めてのことにぎこちなくなってしまう八緒がとても可愛らしいのでぜひお手に取って読んで頂きたいです。
「おまえの処女が欲しかった」と言う焔来に、「僕も初めてだよ」と言えない(女院にばれたらマズいので)八緒に本当に『あぁ〜言って!お続き互い初めての相手だよ〜!!』とじたばたしてしまいました(笑)

翰林院に進学してからも2人は体の関係があり、「焔来が妃を娶るまで」と八緒は自分に言い聞かせつつ、触れ合える現状に嬉しさを噛み締めていたのですが、そこに狐族である華恋の登場です...
華恋は焔来の妃候補上位で、焔来とはいとこの関係です。いとこ同士だと九尾狐の仔が生まれる確率が高いようです。
焔来の将来を思って身を引き、焔来に華恋と十五夜のダンスのパートナーになるよう勧める八緒ですが、内心は嫉妬の炎がめらめらと燃え上がります。焔来にも「嫉妬しないのか」と言われてしまいますが、ここで本音をいいたくても言えないのが主従モノの良いところですよね!!!滾ります。主の将来第一ですもん

華恋の母の陰謀やら、八緒の出生の秘密など、最後は怒涛の展開で物語は収束していきます。
わたしはてっきり、焔来の精液の力で八緒が狐に...??というかなりファンタジーなことを想像してたのでいい意味でなるほど〜となりました。
根付の話をもう少し掘り下げて描写して欲しかったのですが、全体的にもふもふケモ耳で大満足です。続編で八緒の子育て話が読めたらいいなぁ。もふもふ好きな方にぜひ読んでもらいたいです。

5

ナチュラルに孕んでます。

捨て猫だった八緒は、幼い頃から同い年の九尾狐、焔来に仕えて共に成長してきた。九尾狐王家世継ぎである焔来が、適齢に差し掛かると“お添い臥し”いわゆる筆下ろしの話が一族の間で囁かれ始める。いずれ焔来は然るべき妃を迎え、世継ぎをもうけなければいけない宿命にある。
分かっていながらも、焔来に想いを寄せる八緒はなんとか一度だけでも焔来に抱かれたい、とお添い臥しを名乗り出る。お添い臥しは本来、経験豊富な年上の女性が行うのが慣わしであるにも関わらず、八緒は経験があると偽り、焔来のお添い臥しという大役を勝ち取る。一度だけのはずだったのに二人は幾度となく、身体を重ねてしまう。
そんなとき、八緒の妊娠が発覚。同じ狐なら、男同士でも身籠れるが猫である八緒が焔来の子供に身籠ることはあり得ない。不義を疑われた八緒は、焔来の義母に追い出されてしまう。

ここ最近はファンタジーが好きなので、やや強引な展開があるものの、萌えました。
息子である子狐がまだあまり出て来なかったので、次回は登場してくれるかなぁ。旦那の身分が高いだけに、八緒にとってはこれからが大変そう。

4

究極のもふもふものでは?

花降楼シリーズで鈴木あみ先生の作品を読むようになったんですが、
こちらの新作も鈴木あみワールド全開で魅力的ですね。
ケモノ×種族違い×身分違い×妊娠出産などなど、色々な設定が混在しているのに、話の展開がちゃんと王道なのがさすがですね。
あらすじを読んだだけでめちゃくちゃ萌えたので、購入したその日に読み終わりました。鈴木先生の作品はいつもテンポがよくてメリハリもあり、構成のバランスもすごく気持ちいいので、安定感のある作家さんです。

*******以下ネタバレあります********
九尾狐王族の主君・焔来 × 捨て猫出身の付け人・八緒
この主従設定はなかなか萌えるw
猫族である八緒は小さい頃から焔来の遊び相手として彼のそばにいて、焔来のことを憧れているし忠誠を誓っているが、焔来のはじめての床入りの相手という話が出た時に自分の恋心に気づき、思わず自ら名乗ってしまう。
しかし男との経験がないなら「御添い臥し」を務めないので、義兄の緑朗と寝たことがあると嘘をつかざるを得なかった。
それでようやく「御添い臥し」の資格を勝ちどったが、焔来には他の男と寝たことがあるかとひどく怒続きられ、それでも嘘を押し通すしかないから誤解されたまま二人は体の関係を持つようになる。
焔来の方は最初に八緒が他の男と寝たことでひどくショックを受けたが、強引な態度で八緒を自分のものにした。
態度は強引だが八緒に対しては本当に優しい。八緒もそんな素直になれない彼のことをよく知っていて、いつも健気で尽くしているのがすごく可憐です。
しかしある日、八緒が妊娠したことが判明し、八緒は説明する余地もなく追い出されてしまう。
ーーなぜなら同性とは関係なく、猫の八緒は狐の子を孕むことはできないからだ。
他の男の子どもであるに違いないと思われ、八緒は焔来を主張しても信じてもらえなかった。
というわけで色々すれ違いが会ったが、最終的には妊娠の理由も分かり、二人は無事に一緒になることができたハッピーエンドです。何より八緒の腹の中の子はちゃんと焔来の子どもで、可愛らしい狐の赤ちゃんも産めました~
その理由はなかなか意外だったのでここではネタバレしませんね。
八緒の一途の想いがとても愛おしくて、読んでいてキュンキュンしました。鈴木あみ先生らしいなという雰囲気でした。
もちろん一番胸キュンしたのは攻めと受け二人とももふもふな設定ということです。
特に攻めは九尾狐なので、九つの尻尾もあって絵的にはなかなかゴージャス( ´艸`) 受けも攻めのこのもふもふな尻尾が大好きで、自分でブラッシュをかけずにはいられないとか、抱きしめて寝たりするとかで萌メーターがマックスでしたよ!
生まれてきた子狐は…小さなもふもふ♥可愛らしいな~

コウキ先生のイラストが最高に可愛かったです!この小説はコウキ先生の絵がなければだいぶ色褪せるのでしょうね。
イラストを見るたびにとろけるようにメロメロになっちゃう。
子狐の息子と、猫又になった八緒と相変わらずゴージャスな尻尾を持つ焔来の三人(?)ショットがツボすぎる!!
この絵を見ると二人の子育てものが見たいな…鈴木先生、続編書いてくれないかな…

7

九尾の狐と捨て猫の身分差ラブ

人狐一族の跡取り×捨て子で人猫の一族に拾われた人猫。
受けくんは、幼い時に攻めの身の回りの世話をする係に任命され、せっせと仕えています。攻めとともに仲良く成長し、攻めの添い臥し(筆下ろし)相手を探す際に攻めが好きすぎて立候補、その後もずっと抱かれ続けています。
この世界は、種族さえ同じなら男同士でも子供を作れるのですが、狐族の攻めと猫族の受けの間には子供ができないので、攻めの家族にも関係を黙認されていました。しかし、できないはずの子供を受けが妊娠し、猫が狐の子を孕めるわけがない、誰の子を孕んだんだ汚らわしい、と攻めの家族から屋敷を追い出されてしまいます。
受けは攻めとしかしたことないので攻めの子だと思うものの、自分の知らぬ間に猫族の誰かに汚されていたのかも知れないと悩み、攻めは攻めで、自分の子だと思いたいものの猫族の受けに自分の子は孕めないはずだしで悶々です。
結果はもちろんハッピーエンドなのですが、そのあたりの行き違いや受けの身を害そうとする存在などでドキドキハラハラしました。いろんな事情が判明するときのカタルシスも味わえるので、読みごたえありました。
ただ受けの妊娠出産が続き鬼門なかたにはオススメできません。

あと、キャラが人間じゃないからか、作中で「人」という漢字を一切使っていません。作者さんのこだわりなのだろうけどちょっと読みにくかったです。表記が「恋人」は「恋びと」、「人生」は「じん生」、「人気」は「にん気」、「病人」が「病にん」、「危険人物」が「危険じん物」などなど。いちいちそこで目が引っかかりました。普通に「恋人」やら書いてくれた方がよかったな。

6

種族を超えた純愛

大好きなケモミミに惹かれて、手に取りました。

お互いに、子供の頃から相手一筋で、エッチをするのもお互いのみで、狐と猫の種族を超えて…という純愛ラブストーリーです。

途中、身分差や勘違いによるすれ違いがあったり、攻めの焔来を狙う女狐が登場したり、もどかしい展開がハラハラしてジレったかったけど、受けの八緒の健気さにキュンとなりました。
終盤明らかになる、八緒の出生の秘密と正体には驚いたけど、好きな展開だったので嬉しかったです。
おまけに、2人の子供まで誕生して、コウキ。さんの描かれた九本の尻尾のある赤ちゃんが可愛くて癒されました。
力の違いから2人の寿命が違うのが切なくなるけど、八緒が大好きな焔来だったら何とかしちゃうんじゃないかと思えます。
心残りは2人の育児シーンが見れなかったことだけど、焔来の溺愛ぶりは萌えるし、八緒の一途さはキュンとなるしで、2人の純愛を堪能できて満足です。

11

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