皇軍恋詩 紫の褥、花ぞ咲きける

kougun koiuta murasaki no sitone hana zo sakikeru

皇軍恋詩 紫の褥、花ぞ咲きける
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×211
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
80
評価数
21件
平均
3.8 / 5
神率
14.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫black(小説・白泉社)
発売日
価格
¥741(税抜)  ¥800(税込)
ISBN
9784592851363

あらすじ

男子の皇族はほぼ軍に属す、皇帝統治の軍事国家で、敵対派閥の如月宮家の嗣子・紫苑に惹かれてしまった涼白宮星華は…!?

表題作皇軍恋詩 紫の褥、花ぞ咲きける

紫苑,陸軍大佐・情報局局長,敵対派閥の養子,28歳
涼白宮星華,陸軍中佐・戦史研究所所長,28歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数4

シリアスだったりお馬鹿だったり

軍事ものというか、ぱっと見タイトルもあらずじも固い印象があるものは苦手でどうしようかと思っていた本なのですが、花丸ブラックさんははえろに特化したレーベルで大好きなレーベルだしということで購入。結果、かなりよかった!
鳥谷さんの作品の中でもインパクトがあってかなりお気に入りの本になりました。

確かにちょっと堅苦しくはあります。架空の帝国を舞台にしていますが、そこの派閥争いやら、皇族についての説明などが冒頭、やたら長くてまどろこしい。
説明を頭に入れるのがちょっと大変でした。
その上、頭に入れたら入れたでそんなに大事な設定でもなかったり。

最初の数ページを過ぎればあとはすらすら読めるかな、と思います。
国の設定がしっかりしてるのにイラストから雰囲気をあんまり察せなかったのは残念かもしれません。
(舞踏会やら皇族やらクラシカルな世界と、スマホやコンビニなどが混在してるその雰囲気とか)
あと、やはりえろがメインのお話だったのでここまで堅苦しい世界の説明は最初に要ったのかなあという気もしますね^^;

主人公の星華と紫苑は共に敵対する派閥に組する皇族ですが、とある取引続きのために身体を繋げる関係になります。
無くした姉のイヤリングを探してもらう代わりに、アブノーマルセックスの練習相手になるという取引です。
あくまで「練習相手」という名目なので、よくある「取引で身体を差し出せ」などという無理やり攻めじゃないのが紳士でよかったです。

紫苑は、潔くてかっこよくて酷い攻めキャラなどでは全然ないけど、最後まで見るとかなりの変態。でも鳥谷さんの変態攻めはデフォルトですので、その辺りはまぁ普通な範囲かな、という気も。
このお話は受けの星華も、クールで潔癖感があるキャラにみえてある意味でノリノリだったのがよかったです。

乗馬プレイにおもらしに潮吹きに獣攻め尿道攻めバイオリンを弾きながらの騎乗位etc…。
下手すればちょっと笑ってしまいそうな場面もあります。
何より男性のアレをうなぎに例えているのが笑えました。
もう何度うなぎという言葉が飛び交ったことやら。

互いに「うなぎ王子」と「お漏らしの君」などあだ名つけているのがツッコミを入れたくなるくらい面白かったです。
本人たちがきちんと自分たちを変態じみてると認めているので大丈夫(?)だとは思いますが、見た目が堅苦しい印象で、喋り方も皇族っぽくて多少大仰めいているのでそのギャップがさらによかったです。
「俺がうなぎ王子じゃ嫌か?」て紫苑の台詞はかなり笑えました。

変態プレイには特化した作者さんですが、いつもは恋愛部分もきちんと重点を置いて、えろだけがそこまでひたすら続く印象はないんだけど、このお話は最初から最後までえろえろ。
今まで読んだこの方の作品で断トツでえろかったです…。
でも恋愛部分もおなざりでなく、きちんとしていると感じました。
ちょっとぶっ飛んでいるので好みがわかれるかもしれませんが、えろえろだけじゃないマニアックを求める方にはものすごくオススメだと思います。

2

こにしそる

ココナッツさま

いつもの1.5倍増しで変態チックに感じました^^
鳥谷さんの作品はこういう作風なので、シリアスお話でも笑ってしまうから面白いですよね。

ココナッツ

こにしそるさま、ありがとうございます。
あまりに変態チック(いつもの鳥谷さんですが)で即ポチりました。

どぶんびゅろんじょぼぼぼ

困窮した宮家の当主である受け。嫁いだ姉が不注意から婚家の家宝であるイヤリングを盗まれ、それを取り返さなければならなくなるが、世間知らずなため行き詰まっていたところ、昔なじみの攻めに手を差し伸べられる。受けが代償として何かさせてくれと言うと、婚約を控えた攻めは、婚約者が変態的な性行為を好むため、練習させてほしいと言い出して…。

最初は耽美調シリアスかと思っていましたが、全然違いました。すんごいエロコメディです。いや、コメディというのはちょっと違うかな…真剣にアホなことをやってるかんじです。
とにかく攻めの変態度が際立っています。そして、経験が少なかったのにその変態にきっちりついていく受けがすごく面白い。生真面目なのにエロ方面には柔軟で、どんなプレイも受け入れます。しょっぱなからおもらしだし、攻めにおもらしの宮なんてあだ名をつけられたくらい、いろんなものを尿道からしぶかせています。
汁気たっぷり、擬音語たっぷりです。最後には受けの尿道から何が出るのかわからない状態になってて爆笑してしまいました。

非常に楽しめたのですが、ちょっと納得いかなかったところもありました。
勃起し続きた状態で放尿はできないのでは、とか、そんなことは言いません。ファンタジーですので。
そうではなく、最初に思わせぶりに出てきた、攻めを目の敵にしている受けの従兄がそのあとまったく出てこないとか、怪盗にイヤリングを盗まれたって設定が微妙だとか(ただ単に「泥棒に盗まれた」でいいのでは…)、受けのお姉さんの設定が込み入ってたわりには最後の扱いがあっさりすぎとか、受け攻めの家だけでいいのにやたら凝った皇室の設定があるとか、まあ端的に言えば書き込むべきところとあっさり流すべきところの配分がおかしい。展開に生かされない設定をこまごま書き込みすぎてて、伏線なんだか何なんだかわからない状態。
スピンオフシリーズになるんだったらまだわかるんですが、そういうかんじでもないみたいだし、もうちょっと書き込みをすっきりさせてほしかったな。

3

甘々、エロエロ、ちょっとギャグ

鳥谷しずさんの作品は何冊か読んだことがあったのですが、その時は正直どハマりしませんでした。
エロに特化した印象もなかったので、花丸BLACKから出てるのをみて本屋でしばし悩みました。
結局、軍服とか、皇族とか、ファンタジー設定に後押しされて買ってみたのですが…すごかった。
作品情報では「エロエロ」になってますけど、これはもう「変態」でいいんじゃないかと思うほどアブノーマルプレイの連続。
最初のエッチでおもらし。馬上プレイに野外プレイ。バイオリンを弾きながらのエッチに潮吹き。
おもらしも、漏らしてフィニッシュじゃなくて漏らした後も行為が続行したり。
馬上プレイは馬が出てきたときから期待してたので大満足だし。
バイオリンって…プレイ内容的にはハードじゃなかったのですがマニアックですよね。思いつかなかったわ〜。
モブに尿道責めと獣舌責め、媚薬責めされるシーンもあります。(個人的にモブレ◯プが苦手なのですが、ち◯こは挿入されてないのでセーフでした)

取り引きという形で身体の関係を持った攻め様と受け様ですが、お互いに好意を持っていることが最初から感じられたので、切なさや苦し続きさはさほど感じず。(受け様は気付いてなかったけど、攻め様の受け様にぞっこんな感じ、だだ漏れでした(笑))
ちょいちょい出てくる変なニックネームとか、ギャグ要素もあって、ラブラブ変態プレイを安心して堪能できました!
ピュアっこな受け様が、ハイスペックな攻め様に囲いこまれていやらしく花開いていく感じも大好物でした!
皇族で。閨房述指南で一回だけ性行為を経験した受け様はほぼ童貞の処女。
それが、王子様なのに酒もタバコもセックスも大好きな攻め様に開発されちゃって、エロいおねだりしちゃったりとか…萌え萌えです!

がっつりエロいの読みたい方にオススメします。

4

うなぎ王子×お漏らしの宮

鳥谷しずさん初の軍国BL。ちょっと痛いシーンもありますが、ノリはいつもの鳥谷さんで、楽しく読めました。

舞台は皇帝統治の軍事国家。
陸軍中佐の星華(受け・28歳)は、敵対派閥皇族の養子で大佐の紫苑(攻め・28歳)から、アナルセックスの練習相手になってほしいと頼まれ…

紫苑いわく、婚約者がアナルセックスを好む特殊な性癖の女性なので、星華に練習相手になってほしいと。
引き受けた星華は、最初の絡みで放尿するほど感じてしまい(!)、その後も馬上セックス、結合してのヴァイオリン演奏など、様々な変態プレイを経験することに。
特に馬上セックスは、二人乗りの状態で軍服を着たまま(臀部の服を切り裂いて!)挿入するという図が、挿絵も相まってすごくエロかったです☆

紫苑は、外見は理想の王子様で性格も男前ですが、真面目な顔で変態発言を連発する変わった一面もあります。
うなぎ釣りが趣味で、星華に
「これから釣り上げるうなぎより俺のほうが大きければ、今晩もう一度やってくれ」
なんて珍発言も。
実際の珍子も、亀頭冠の段差が高い名器で、暴れ方もうなぎ並…らしいですw

そんな紫苑に続き惹かれていく星華。
子どもの頃から紫苑と仲良くしたいと思っていた(けれど親に禁じられ叶わなかった)エピソードがあるので、この気持ちの流れにはさほど違和感を感じませんでした。

クライマックスでは、星華が姉の盗まれたイヤリングを取り戻すべくオークション会場に潜入。貿易商らに見つかり、尿道に棒を入れられたまま犬に犯されてしまいます。
そこを紫苑が助け出し、誤解も解け両想いに…という展開。

ラブラブになれたのは良かったですが、冒頭から引っ張ってきたイヤリングの件はこれで終わり?
没落しつつある星華の家のことなど、作中出てきた設定がさしたる進展を見せないまま終わってしまうため、ややスッキリしない読後感でした。

しかし、「うなぎ王子」こと紫苑の変態っぷりや、「お漏らしの宮」こと星華の放尿、その他数々の変態プレイは読んでいて楽しく、発想やワードセンスに鳥谷さんらしさを感じました。

9

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