花恋つらね (1)

hanakoiturane

花恋つらね (1)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神47
  • 萌×233
  • 萌11
  • 中立2
  • しゅみじゃない10

41

レビュー数
21
得点
402
評価数
103件
平均
4 / 5
神率
45.6%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784403665226

あらすじ

有望な若手女形の惣五郎と、立役の若手有望株の源介。
同い年で人気もある2人。しかし、惣五郎は源介をライバル視している。
ある日そんな二人が夫婦役で共演することになり……?
梨園の御曹司同士の恋絵巻、華やかに開幕!!

表題作花恋つらね (1)

新井源介(大谷屋御曹司・本名:野田淳平)
松川惣五郎(玉乃屋御曹司・本名:東周吾)

評価・レビューする

レビュー投稿数21

いい所で「続く」なぁ(*´Д`*)

BLに目覚めたばかりの頃、夏目イサク先生の作品を読みあさりました。最近は遠ざかってましたが…。しかし、久しぶりに読んだらやっぱり面白い!! 前作はあまり合わなかったのですが、今作は期待大です。それにしても、いい所で続くになる…。(>_<) 続きが気になって仕方ありません!! ジリジリしながら2巻を待とうと思います。

内容は歌舞伎の青春モノ。私は歌舞伎の事を全然知りませんが、意味が分からないという事も無く楽しく読めました。ド素人でも分かりやすく描かれてるんですね。逆に歌舞伎に詳しい方にとっては物足りないかもしれませんが…。まぁ、どのあたりに基準を置いて描いていくというのは、作者さんにとっても悩み所ではないかなぁと思います。とりあえず、私は楽しく読めました。

この作品の(私の)一番の推しポイントですが、ギャップ萌えなんですね。
なんと言っても受けの惣五郎! 普段は割とドタバタとしたツンデレキャラなのですが、役を演じ始めると、とたんに色っぽくなるのです。いや、本当にめちゃくちゃ美しい…。すごいギャップなんです。さらに、デレた時の表情がもう…! 元気いっぱいのツンツンしたキャラが続き、急にフッと大人びた表情を見せたり、照れた色っぽい顔を見せると、ここまでの破壊力が…とびっくりです。

攻めの源介は明るい正直者。男前です。惣五郎がずっとライバル視して嫉妬メラメラだったのに対して、彼の方は惣五郎の存在を認めつつ、恋心を抱いている感じです。この二人がお互いに競い合いながら、一緒に舞台を踏む事によって距離を縮めていくというのが1巻ですね。

ここに、受けと仲の良いイトコが絡むのですが、このイトコも大変かっこいいです。二人のイチャイチャしてるような仲の良さを見て、攻めが嫉妬して「誰にもわたさねえ」と抱きしめる所で次巻へ続く…になります。当て馬大歓迎なので、イトコが惣五郎を好きで…という展開にならないかなぁと大変期待してます。

まだまだ序盤という感じで、当然エロも全然無しですが、ここから二人の関係がグイッと進むらしいので、ジリジリしながら次巻を待ちます!!

0

歌舞伎の世界の話でした。

夏目イサク先生の作品は安定して好きなので作者買いしました。

源介と惣五郎の歌舞伎界の御曹司の話でした。源介が惣五郎の事が好きだけど、惣五郎は源介にコンプレックスを持っていたみたいです。そのコンプレックスですが二人が共演することでなくなってきたころに、惣五郎の尊敬する武兄が登場し、源介が嫉妬してしまいます。

歌舞伎の世界の話で、興味はあったし、おもしろかったのですが、夏目先生の作品と言えば『タイトロープ』の方が断然好きでした。でも「花恋つらね」は続くようなので以降の展開にすごく期待しています。

1

夏目先生の作品では一番好きです

安定の夏目先生クオリティ!
すべての作品を読んでいる訳ではないのですが、いくつか読んだ作品の中では一番好きです。

歌舞伎には詳しくないので、詳しい方のような歌舞伎描写に物足りなさを感じることもありませんでした。
扉絵がどれも素敵で、それだけで歌舞伎という題材で作品を作ってもらえて良かったです!

主人公の二人も高校生ということで、どちらも可愛らしいです。受けのぼっちゃんっぽさが良いです。
未熟な御曹子二人のこれからの成長と進展が楽しみです。

古典芸能を題材にしたBLが好きなのですが、一巻で完結してしまうものばかりで、もっと読みたいと思っていました。今回は続刊もあるので、じっくり歌舞伎もラブも描いて欲しいです。

1

期待の序章

本誌での美しいカラー絵や内容が気になり、発売をとても心待ちにしていた1巻です。
歌舞伎ものは初めて読むのですが、演目の説明などをキャラクターが分かりやすく喋ってくれているので、物語に入りやすいと思いました。

最初は主人公である惣五郎(受)は、同世代の歌舞伎役者である源介(攻)の才能に嫉妬して敵視をしていますが、共演をきっかけに源介が自分のことをどう思っているのかを知り、徐々に打ち解けていく惣五郎。
それと同時に、色気がないと師匠である祖父に言われていた惣五郎が、源介を意識し始めて(無自覚ですが)段々と色っぽくなっていく様…う〜ん、夏目先生のツンデレ受け、本当にたまりません…!

1巻はまだBL的展開はありませんが、2巻以降、惣五郎がどういう風に源介に落ちるのかとても楽しみです。

2

表紙負け…



もう全てにおいてフワフワした作品でした。
歌舞伎を舞台にしているのはいいのですが、内容が浅い。歌舞伎が好きな方は正直期待外れだと思います。
blとしてはいいのでしょうが…歌舞伎の必要性が感じられない作品でした。
表紙が素晴らしいだけに、残念です。

5

 

「現代もので、リーマンが主人公で、コメディタッチ」というのがあんまり好きじゃないので、夏目さん初見です

匂い系なら『國山奇出雲の事情』とかあるけど
待ちに待ってた歌舞伎のタチ役×女形の本当のBL漫画!
なのに! 期待したほど(まだ)BLではありませんでしたw
一方、歌舞伎漫画としても掘り下げられていなくて中途半端です
「なりきる」「思い込む」こんな基本的なことができてない御曹司ってどーなの?

才能あるお坊ちゃま×メンタル弱いナルでおバカなお坊ちゃま
受けがあんまりかわいくないかな?
武兄はかっこいいです

やっぱり普段現代もの描いてる人なので、画はあっさりしてるし、コマ割りや構図が単調。歌舞伎ものならもう少し色気や迫力がほしいところ
次巻以降に期待!

1

色気駄々漏れ

色っぽいですねぇ。特に三幕の扉絵、惣五郎がお化粧してる絵が凄く色っぽくて大好きです。表紙のデザインもなんとも言えない色気です。
源介でなくても一目惚れしますね。
でも、こんなビジュアルなのにエゴサーチして、落ち込んだり、誉められて天狗になったり、かなり面白いキャラな惣五郎が面白いです。
源介が小さい頃からの惣五郎の切りぬきを集めていたのを発見してから、惣五郎がそれまでとは違う意味で源介のことを意識していくのが可愛い。武兄に嫉妬してる源介に、「俺の一番になりたいのか?」って聞ける辺り、流石御曹司!!ここから源介の「絶対誰にも渡さねぇ」まででご飯おかわり3杯いけますね。

0

こいつは春から 縁起がいいわえ

好きな歌舞伎の世界を好きなイサクさんの作品で読むことができて「こいつは春から縁起がいいわえ!」

歌舞伎界の名門:玉乃屋に生まれた惣五郎は同じ年でありながら若手として有望視されている大谷屋の新井源介を一方的に敵視しています。
源介の舞台を観て圧倒された惣五郎は劣等感から「人からの批評」を気にしてさらにドツボにハマる…という悪循環。
そんななか、源介が代役をつとめることから初めて共演することになり…という始まりです。

1巻は種を蒔いている状態かな?と思いきや源介はすでに惣五郎に対し大好き花盛りみたいです。
惣五郎だけがチワワみたいにきゃんきゃん吠えていて、大型犬の源介がゆったり構える様相で、これはイサクさんのお得意のカップリングかと思われます。

舞台において「いい役」だとか「自分」が気になっているうちはまだまだと思うんですが、惣五郎は素直にそういう部分を表に出してしまうんですよね。
でも、素直な気質だから共演する源介の言葉にも耳を傾け、それは芸にも表れる。

暗くなりがちな「才能への嫉妬」を単純で歌舞伎が大好きな惣五郎の素直さが元気に明るく昇華させています。
続き
惣五郎はちょっとしたことで顔を赤らめてすごく可愛いです。
ツンツンしてる子の赤面率が高いのは幸せです!!

いっぽうの源介はニコニコしながらグイグイ攻めてくるTHE大型ワンコ!!
ケンカップルではなくヤキモチ妬きの攻めになると思います。

初共演も終わりに近づきはじめたある日、ふたりの次の共演が決まります。
「三人吉三」の季節は舞台は旧暦のお正月(2月はじめ)を過ぎた節分の夜、冬から春への季節感の微妙なうつりかわりあたりです。
2度目の共演となる「三人吉三」の稽古を通して初心な惣五郎に春が訪れるように仄かな色香が灯るのを楽しみにしています!!

それにしても気になるのは惣五郎のお祖父ちゃん。
源介のお祖父ちゃんとは気が合わなかったとかで互いの一門同士は疎遠になっていたようですが、源介に対してはニュートラル。
でも仲良くじゃれる惣五郎と源介を見つめる眼差しは意味ありげ…気になる~!!

源介にはお兄ちゃんがいるみたいだけど惣五郎は跡取りっぽいし…お家の背景についてもワクワクしながら次巻待ちです!!

5

ラブが足りない…

ライバル的な歌舞伎の名家に生まれ、それぞれ女形と立役として活躍する17歳高校生の歌舞伎役者の話です。
攻めが立役(男役)、受けが女形です。

まだエロどころかキスシーンさえもないので、どちらかといえばBLというより若き歌舞伎役者の青春もの、といった感じです。でもすごく面白かった。「りんぎょぎゃってくれめせや」(かわいがってください、の意)とか、言葉の響きがすごく可愛くて、ちょっと歌舞伎に興味が湧きました。

受けは一方的に攻めをライバル視してるのですが、攻めのほうは受けが大好きなようで、それが可愛くて微笑ましかった。受けと、受けの従兄の歌舞伎役者が引っ付いてるのを見て妬いてる姿には萌え萌えしました。
でもファンになる要素はあっても、恋愛として好きになる要素があまり見当たらないので、顔と演技以外の「好きになった理由」がはっきりしていたらよかったのにな、とは思います。

夏目イサクさんは昔から大好きなのですが、個人的に前作がツボにハマらなくて残念だったので、今回のシリーズには大期待しています。できれば早くラブ度が上がってくれるといいな。

5

色気が足りません

歌舞伎の世界を舞台に繰り広げられる今作。
高校生らしい喜怒哀楽を見せる惣様の、感情の賑やかさに釣られてあっさりと楽しくなり、源介の意味深な視線と笑顔も来るべきその時を考えるだけでウズウズしてきます。

始まりのテンションとしては間違いないのですが、何故かそこから先盛り上がりきれません。
歌舞伎に詳しくはないのでなんちゃって感には問題なく。
けれど終始、高校生のドタバタばかりで、日常の生活と非日常である歌舞伎役者としての切り替えも曖昧な感じ。
まるで部活動をしているみたいな和気あいあいさに、歌舞伎の重厚な空気感とか絢爛さを感じることができませんでした。
レベル的にもっともっとを求めてしまうせいかもしれませんが。
楽しいけどなんか違う。
そんな残念さが心に残ってしまいました。

12

なんちゃって歌舞伎

待っていた夏目イサクさんの新作です。
歌舞伎なんて、見たことないし、知識もないけど
大丈夫かなぁと、心配したのですが、全然いけました!
梨園のアレコレを知らなくても、十分楽しめる内容でした。

≪あらすじ≫
歌舞伎界の名門の息子(受け)。
同じく別の名門の跡取り息子(攻め)。
受けは、攻めの事をライバル視しており、心底「嫌い」でした。
あるとき、2人が夫婦役で共演することが決まります。
普段、決して共演することのない2人が共演することで
徐々に2人の距離は微妙に近くなっていき…?

----------

この手の楽しいラブコメディは、夏目イサクさんの
本領発揮!といったところでしょうか。
サラッと楽しく読むことができます。

攻めに対してメラメラと敵愾心をむき出しにする受けは
見ててとても面白いですし、
それに反して、受けのファンだという攻めの懐の深さは
なかなかの見どころだと思います。
ツンデレ受け良いよ!
とっても好みの設定♪
嬉し~~(^^)
ただ、受けのイトコに対してやきもちをやく攻めは
いつもの余裕の態度はどこへやらで、続きライバル視、メラメラっ。
可愛かったです☆

ラブ要素が大変少なく、「まだまだ今から?」感が
とても高い今作で、なかなか萌えずらいところが
ウィークポイントでしょうか。
ただ、ラストの
「絶対、誰にもわたさねエ」という抱擁してからの攻めの文句。
いやあ、これは殺し文句でしょう。
受けが照れるのもしょうがないですね~★


あとがきで書いているように歌舞伎を知らない人も
楽しめるよう、「なんちゃって歌舞伎」でいいと思います!
というか、そっちのほうが物語が面白くなるのではないかなー?

あと気になった点がひとつ。
演技をしているとはいえ、照れた表情や嬉しそうな表情とかを
舞台や練習でされると、
ホントに照れた時、「これは演技なのでは?」とか疑ってしまうので
その見せ方はなかなか難しいと思います。



描き下ろしは、舞台裏の控室での2人の物語。
受けがモフってるシャチのぬいぐるみが、また可愛いのです♪
わたしもぎゅうしたいよ~~><

今回はまだ序章。
これからの2人のラブ進展に期待!

4

表紙買い☆

歌舞伎も好きだし、表紙を見て迷わず買いました。
当たり!当たり!
私には当たり!でした。
まだまだ、BLな感じはあまり無い・・・いや、ラストの方にはチラホラ(ФωФ)

歌舞伎の演目も、解りやすいですが良くありがちな「説明がダラダラ…」なページは無くて二人の関係がわくわくです!
綺麗だ!
love、loveオーラだだ漏れな感じだよ~~~♪♪
次が楽しみです(^◇^)

0

歌舞伎BL

歌舞伎BLが大好きなので楽しみにしていました!
個人的には久々に読む夏目イサク先生です。

まだまだ恋愛未満ですが、高校生同士の可愛いやりとりが多くほのぼのします。
夫婦役をやってるうちにお互いを意識したり、ライバルが違う意味で気になったり…と、王道路線なのでジャンルが歌舞伎でも読みやすいはず。
2巻も楽しみです。

0

歌舞伎役者同士という設定勝ち

夏目イサク先生らしい、重苦しさのない明るいお話です。
まず歌舞伎役者同士で同年代のライバルで、お互いの実力を認めてて、って定番だけど萌える設定で、それだけで色々期待が膨らんじゃいます。
受けは安定のツンデレですが、攻めが真っ直ぐな良い奴で好感が持てました。
個人的にくっつくまでのじれじれした感じの関係性が好きなので、徐々に距離が近くなっていく感じが良かったです。
エロさや濃厚さはないですが、直球な攻めにどきっとさせられる場面もあり、次巻への期待が高まります!

0

かわいいカップル

作者買いです。
表紙がとても綺麗なので、中身に期待でワクワクしながら買いました。
話も私の大好きな「歌舞伎」を題材にした梨園の物語。
名門『玉乃屋』の御曹司惣五郎と、名門『大谷屋』の御曹司源介の坊ちゃま×坊ちゃまというカップリング
攻めも受けもキャラ的には、夏目イサクさんお得意な感じのキャラで、読んでいる方も安心してニコニコしながら読めました。
ただ私的に、ちょっと今回は残念だったのが、二人の年齢。
17歳の高校生カップル。
せっかく梨園の話だし、舞台で夫婦役や恋人役を演じているうちに、互いに意識しあうようになるのですから、もうちょっと年齢が上の方が、色っぽい話になったのにな~という感じです。
せめて大学生くらいでやってほしいかったです。

3

歌舞伎もの

前評判がよかったので俄然楽しみに読ませていただいた1冊。
まず表紙が麗しい(*´∀`*)ノひゃふv

お話はと言いますと、歌舞伎の家に生まれた坊ちゃん×坊ちゃん。
頑張っているのになかなかうまくいかない。
同い年だという攻の舞台を見てからライバル意識むき出し。
俺だって!そんな受があほで可愛いw
某少女歌舞伎漫画の主人公にキャラが激カブリなので
正直そっちの方に半分くらい頭とられてしまったというのが
実際ではあるものの、この子がどう攻に攻略されていくのかが
楽しみではある。

なにせ幼いころから何やらストーカーチックww
幼少期の写真までコンプリートしているところを見ると
かなり年期もはいってそう。

恋を知ることで演技が変化していくのだろうと予想するのですが
それもまた楽しみのひとつかなと思います。
次回がまちどおしい。

3

定番だからこそ安心して楽しめました!

作者買いしている先生のお一人です・・・が、最近は私的に重すぎたりぴんとこなかったり・・・という事があったのですが(すみません・・・あくまでも私自身の萌えの合性がシンクロしなかっただけなのです・・・)、今作は久しぶりにわくわく楽しく読めました。

歌舞伎役者同士で、ライバル同士で・・・という設定は正直短編も含めてしばしば今までも目にしたことはあります。定番ものだと私は感じました。
でも、定番ものだからこそより安心して楽しめたのだと、私はプラスに感じています。勿論、歌舞伎ものが全て面白いという訳でもないので、これは勿論ひとえに作者様の技量によるところも大きいと思います。

源介が転校してきたことにより、同じ高校の同級生ともなった2人。
稽古を重ね、役者として切磋琢磨精進しながら、愛を育んでいく・・・という流れは、個人的にとても好きなので、今後が更に楽しみです。
1巻目ではラブラブ両想い・・・とならなかったのも、逆に自然な感じがして良かったです。

3

歌舞伎の知識が無くても読みやすい

1巻ではまだ恋愛未満ですね。
夏目さんの作品は、さっぱり風味なのでストレスを感じることなく、スラーっと読めます。
濃厚なラブシーンや重厚感のある作品がお好きな方にはオススメできないかもですが、BL入門にはもってこいの作家さんだと思います。

歌舞伎役者でライバル同士の若い二人が、演技を通じてお互いを認め合い、やがて惹かれていく話。…になると思われます!
…と、いうのも今回は恋に進展していないからです。源介の方はそういった意味で惣五郎を好きな素振りを見せていますが、惣五郎はまだ自覚していないような?
今後に期待しています。

3

丁寧な一冊ではあるけども

バックの赤に、さらに赤、というのがなんだか挑戦的でいいですね。こちら、艶を残しつつざらっとした質感のジャケットが美しいです。

舞台役者同士(や付き人)が主人公というような作品はけっこうありますが、これがどうしても入って来にくいところがあるのですよね。なんとなく軽いノリだけでいけるテーマじゃないだけに、設定などは大変苦労されているのだろうなぁ。今作の場合、歌舞伎役者といっても主人公たちがあまりに若い(17)ので、稽古以外の部分を多めに描かれている方が入り込みやすかったり、もっと素直に楽しめたかな、という印象もありました。歌舞伎役者で10代となるとやはり目標は年上の先輩となるでしょうから、年下が年上に恋をする、という方が自然というか、自分はこの場合だったら萌度UPだったかも。個人的好みばかりで申し訳ないですが、私はいろいろなことが気になってあまり入り込めませんでした。先のレビュアーさま方が書かれているように、ラブのほうはまだまだこれから…という感じかな。

なおこちらの本には演目名などがところどころに出てくるので、どういうお話なのかと調べてみられたり、この本をきっかけに歌舞伎や日続き本の演劇に興味を持たれる若い方がもっと増えるといいなぁと思います。

10

絵柄がツボ過ぎて

イサクさんは昔からきれいな絵柄でしたが、ここ最近、美しさに磨きがかかっている気がします。
もう表紙が!美しすぎて激しく萌えてしまった…。
赤い着物に、紅いアイライン、そして深紅の背景。素敵です。

さて、感想を。



主人公は梨園の名門『玉乃屋』の次男・惣五郎。表紙の彼です。
家柄良しかつイケメンさんで、ハイスペックな彼は自分に圧倒的な自信を持つ反面、人からの評価にも敏感に反応してしまうちょっとメンドクサイ性格の持ち主。
なぜそうなってしまったのかというと、同い年の、同じく梨園の『大谷屋』の御曹司・源介の歌舞伎を見たから。
源介の歌舞伎を見るまでは「自分が一番」と絶大な自信を持っていましたが、圧倒的な演技をみせる源介の姿を見て『あいつには負けたくない』と勝手にライバル心を抱いています。ゆえに、自分の演技に過剰に反応してしまっています。
そんな中、源介が惣五郎の通う高校に転入してきて、そして、同じ演目で共演することになり…。

というお話。

自分に自信のあるナルシストかと思うと、ちょっとネガティブな思考も根底に持つ惣五郎。そして、ちょっと天然さん。
続き努力家でありながら飄々とした態度の源介。
キャラの性格はイサク作品の『どうしようもないけれど』の二人とちょっと似てる感じ。

二人とも歌舞伎にかける意気込みはしっかり持っていて、精進する二人がなんとも素敵でした。
私は歌舞伎って片手で数えられる回数しか見たことはないのですが(つまりまったくもって知識がない)、歌舞伎に関するプチ情報が所々に書かれているので理解しやすい。

歌舞伎がメインのお話ではありますが、この二人、実は高校生。表紙を見たときは高校生だと思わず20代半ばくらいなのかと思ってましたが。なので、高校生活の話もあり、学校の友達の話もあり、歌舞伎一辺倒のお話になっていなかったところもよかった。

脇を固めるキャラたちもいい味出してます。
惣五郎の祖父であり師匠でもある菊右衛門に、いとこの武市。
学校の友達の俳優の寛人。
特にじいちゃんが渋くて素敵。

イサク作品の攻めというと、大人で、しっかりした感じの攻めが多い気がしますが、『花恋つらね』の攻めくん(だと思う)源介は、まだ高校生ということもあってなんか青い。けど、そこがいい!応援したくなるナイスガイでした。

1巻では全然ラブまで行ってません。
源介の、惣五郎への想いが透けて見えてるな~、くらい。これから二人の仲がどういう風に進展していくのか非常に楽しみです。

6

もう少しラブと魅せるカットが欲しかった…

雑誌の表紙で見かけて、
イサクさんの新作は歌舞伎ものかぁ!と楽しみにしていたのですが、
う~~~ん、期待しすぎていたのかな…
正直言って、わたしはちょっと物足りなかったです。

面白くなかったわけでは決してないけれど、
萌えも歌舞伎の魅力もこの1巻だけはいまひとつ、な印象でした。


歌舞伎の名門の御曹司同士で、クラスメイトでもあるふたり、
実力が認められ知名度がぐんぐん上がっている立役の若手:源介と、
その源介をライバル視している女形の惣五郎(表紙の子)。

源介に負けるもんか!と惣五郎が頑張った舞台も、
力みすぎてしまって評判はいまひとつ。
そんな時に、ふたりは夫婦役で初共演することになって、
「これを機に、おれのこと好きになってね」
なんてハグされながら源介に言われて、
実力の差を見せつけられながらも、
好きでしょうがない…という顔で演技をされて、惣五郎は……


源介はライバル!負けるもんか!と意気込みながらも、
いちいち振り回されてドキドキしている単純な惣五郎は可愛いし、
そうしながらふたりで一緒に頑張って上達していく様子は、
続き
微笑ましさや清々しさを感じました。

でも、せっかくの歌舞伎の舞台のシーンが、
なんだかちょっと軽い感じで、迫力があまりないように思うし、
歌舞伎のお話の内容もセリフも、
分かりにくくて気持ちを乗せにくい……(>_<)

わたしが歌舞伎を全然知らないせいだろうなぁ…と思うんですが、
読者は多分そういう人が多いだろうし、
もうちょっと魅力的に描いてくれたらなぁ…と思ってしまいました。
内容やセリフが難しいのは、
実際の歌舞伎がそうなのだから仕方ないだろうけど、せめて、
絵でもっと歌舞伎の格好よさや美しさを引き出してほしかったな。
表紙や1話ごとのイラストはとてもステキなので、
本編の内容でも、そういうカットを沢山見たかったです。
盛り上がりは2巻にとってあるのかな?

告白めいた事を言われただけで、
エッチはおろかキスもまだで終わってしまったので、
BL的なお楽しみも次巻に持ち越しです。
どうなっていくのか、心待ちにしたいと思います。

惣五郎の女形のおじいちゃんが、醸し出す貫録 & 色っぽさや、
描き下ろしにあった、シャチのぬいぐるみを取り合って、
源介と惣五郎が揉み合いになっているのは、可愛くてよかったです。
萌え寄りです☆

19

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