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この先生の作品が大好きです
この作品もとても素敵でした
穏やかに時間が流れていく過程がとても素敵
穏やかな時間が永遠に続くと思ったら‥
そこからの展開も無理がなく
穏やかにしかし熱く展開していきます
それがとても心地よい
攻めも受けも、ノンケなのかゲイなのか
どんな人なのか、どんな背景があるのか
必要最低限しか描かれていない中で
読み進めるうちに、ちゃんと人物像が
イメージされる不思議
お互いに思い合っているのが手に取るようわかるのに、お互い大切にし過ぎててもどかしさすら感じました
付き合いたてなのに、連れ添って何十年みたいなところも良かったです
食べ物が出てくる作品が好きすぎて、作品一覧から表紙に食べ物が描かれている作品を片っ端から購入するという暴挙に出ています。
この作品はタイトルとコックスーツが決め手で購入。期待以上のおいしさでした。
母子家庭で幼い頃に「自分がつくったものを食べてもらえる喜び」を知った晃太郎。
高校から始めたスーパーの惣菜コーナーの仕事が楽しすぎて、彼女にもフラれるありさま。
そんな晃太郎には来店を心待ちにしている客がいて…。
晃太郎と晃太郎がつくった惣菜をいつも買ってくれる高野の話です。
物語はずっと晃太郎サイドで進みます。
職場でのシーンはもちろん、バイトの子たちとの食事会や晃太郎に片思いする濱崎くんとの会話、母親とのエピソードも絡めてあって、晃太郎の人となりがよく分かるようになっている一方、高野はモノローグはいくつかあるし、高野メインのシーンもありますが、バックグラウンドは一切明かされません。
この情報のギャップが良かったです。
晃太郎の知っている高野しか知り得ないことで、一緒に恋している気分。
激しい感情のぶつけ合いや胸が締め付けられるようなことはなくて、静かにゆっくり育っていく大人同士の恋という感じでした。
この雰囲気がすごく良くて、濱崎くんを晃太郎がやんわりいなすシーンも「おっとなー」という感じでカッコよかったです。
見た目もイケメンだけど、高野に対してはかわいい晃太郎も必見です!
母親のエピソードもとってもいいです。
子供の頃も、高校生になってからも、本当にいいお母さま。
はっきり描いてはいないけれど、晃太郎が決断をしたときのシーンで「え、あのお母さまは…」という衝撃のあと、「絶対しあわせになって!」と応援したい気持ちでいっぱいになるはずです。
そして何と言っても新幹線のシーン!もう!!泣く!!!好きだ!!!!
読んでいない方、もう絶対に読んでください!
可能であればお貸ししたいくらいです。それくらいおすすめ。
食べ物が出てくる作品は数あれど、この作品ほどいい仕事をしているものはなかなかありません。
惣菜コーナー、晃太郎の自宅のキッチン。舞台はほぼこの2つです。
添え物的に扱われる食べ物にやきもきされている方でも、きっと満足いただけるであろう作品でした。
購買理由…名切さん(攻め)の容姿が好みだったので。
丁寧にスパイスから調合したカレーを、一日寝かせてから提供された様な(そして、もちろん美味しい)読後はそんな気持ちになりました。
心を掴まれた彼と、胃袋を掴まれた彼の甘酸っぱい恋愛模様が描かれています。舞台は主に、スーパーのお惣菜売り場。
名切さんと母親の日常が、時々 効果的に挟み込まれることによって自然と彼の人柄に惹かれていきます。
高野さん(受け)は惣菜ばかりの夕飯に、好物のトマトを必ずプラスする。出来合いのものだけでは やはり健康が気になるのかな?そんな良い意味で 少し小心者な雰囲気の彼が、悪い人な訳がない!と、恋の行方を全力で応援したくなる二人なのです。
少しずつ、相手との距離を間違わないように 慎重に…かと思えば、時に男らしく 大胆に。
料理だって普段とは違う手順を踏んで作ってみたら、いつもより美味しく出来た なんて事もある。
想いが通じた後、眠れない名切さんを抱き寄せて頭をなでなでしてあげたり、高野さんの懐の深さを感じられる描写が色っぽいけど温かさも伝わってきて好きでした。
いつ食べても美味しい料理に愛情が込められているのは もちろんの事。
その味付けの変化=感情の揺らぎ、だと敏感に察知出来る高野さんが とても素敵だなぁと思えました。
本編は名切さん視点でお話が進んでいきますが、所々ストーリーの繋がりが唐突に思える場面も。
その部分は、既刊「エンドスタートライン」収録の読切で、しっかり・バッチリ補完されています。こちらは2話の途中までの高野さん視点です。
読切部分が本作に同時収録されていたなら、文句なしに神評価でした。
スーパーの惣菜売り場で惣菜を作っている攻め。サラリーマンの常連客が、自分の作った惣菜ばかり買っていることに気づくが、あることがきっかけで言葉をかわすようになり…。
料理が得意な男子と食べる専門のサラリーマンのカップルです。
『エンドスタートライン』という既刊に収録されている読み切り作品の続編らしいです。そちらは受け視点の短編だそうですが、今作は攻め視点で出会いからが描かれているので、既刊が未読でも問題なく読めます。
料理がアイデンティティな攻めが、自分の作った惣菜を気に入ってくれる人に好意を持つのは分かります。でもそこから一緒にご飯を食べることになるのがあまりに駆け足というか、えっもう家に来てご飯食べることになっちゃうの? とびっくりした感もありました。
前作を読むとそのへんは補完されるのかもだけど、大人の男2人が出会い、ちょっとずつ惹かれ合う描写自体はとても素敵なので、そこを掘り下げないのはちょっともったいなかったです。
あと、攻めがこれまで誰にも心を動かされることがなかったのに、自分の惣菜を喜んで食べてくれる受けに惹かれた、というのもちょっと強引かなと思いました。現に同じ職場で働く複数の男女が攻めのことを好きで、その人たちも攻めの作る惣菜が好きなのに、なぜその人たちには心を動かされなかったのかな、と思いました。同僚の男の子なんてワンコで健気で攻めスキスキでなかなか良かったし、個人的には寡黙な攻めと、こちらの同僚くんが出来上がったほうが好みのカップリングだった気がします。
とは言え、リーマン受けとのカップリングも、メンズラブ的でなかなか良かったです。絵が結構好みの絵柄で、それがかなりプラスになっていた気がします。
スーパーのお惣菜コーナーを通じて知り合った
惣菜売り場担当の攻め×買い物客のサラリーマン のお話です。
既刊「エンドスタートライン」に同タイトルが収録されており、
そちらは2人の出会いの受け視点となっているようです。
なので今回は、前作の攻め視点ver.+続編といった感じなのかな?
前作は未読なので時々場面切り替えに"おや?"と感じる部分はありましたが
特に問題なく楽しめました!
ちょっと分からない部分は「エンドスタートライン」で補完しようと思います(^^)
1冊丸っと表題作・攻め視点です。
幼い頃から料理を作って食べてもらうことが好きな攻め。職場の惣菜売り場でいつも自分の作った商品を買っていくサラリーマン(受け)と話すキッカケがあり「いつも美味しいお惣菜をありがとうございます」と言われ、嬉しさと同時に受けともっと仲良くなりたいと思うようになります。
ある日プライベートタイムに惣菜売り場以外の場所で偶然出会い、次第に仲良くなり、直接手料理を振る舞う関係に。互いの気持ちを確かめ合い甘く幸せな食卓を囲む日々が始まるものの、受けから突然告げられたのはーーーというお話です。
色んな美味しそうな料理が出てお腹がすきますw
攻めは仕事で1日中作っているのに、家でも受けの為に作って、夜の突然の訪問でも作って、弁当も作って届けてって……う、羨ましいゾ(受けがw)
愛情のこもった手料理にほんわか( ´͈ ᐜ `͈ )
嬉しそうな顔をして料理をしてる姿にキュン♡
他人には無愛想なのに受けの前だと幸せそうに笑ってるのが印象的です。
ですが。
幸せそうな攻めに対して受けは少し浮かない顔…。
離れなきゃいけない期限が迫っていて。
タイムリミットがきた時に玄関で涙を流す攻め
最後に作ってもらったお弁当が喉を通らない受け
このシーンの描写が切ない・・・(´•̥ ω •̥` )
こういう悲しさって後から湧いて出てくるんですよね。
あ、最後はもちろんハッピーエンドですよヾ(*´∀`*)ノ
会いたくて会いたくて仕方ない切なさを乗り越え、明るい笑顔に暖まります♪
上田アキさんの本は2冊目の購入でしたが
今作の攻めも個人的萌えツボストライクで嬉しい!
見た目は大人っぽいのに受けには甘えるギャップとか
淡白そうに見えてエッチがガッツくギャップとか
堪らんです(∩´///`∩)萌
んで、オールバックでお団子頭+ヒゲのキャラデザは
立ってるだけでそこはかとなく漂う色気が良い。
前回読んだのは【廃品回収】今回は【惣菜売り場】どちらも身近で所帯染みたテーマなのに、作者さんのお話を通すとキラキラと暖かい場所になっていくのが素敵です。次回作も楽しみ(﹡´◡`﹡ )