gift 赤い桎梏の、約束の場所の、望んだ十字架の、(中)

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gift 赤い桎梏の、約束の場所の、望んだ十字架の、(中)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神41
  • 萌×25
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

164

レビュー数
6
得点
237
評価数
50件
平均
4.7 / 5
神率
82%
著者
 
媒体
コミック
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
バーズコミックス ルチルコレクション (コミック・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784344839205

あらすじ

美しく獰猛な青年・勁と出会った宥。危うく距離を詰め、熱を分け合うように情を交わすふたりだが……。邂逅と宿命の物語、中巻!!

表題作gift 赤い桎梏の、約束の場所の、望んだ十字架の、(中)

白石勁,ボクサー,19歳
御子柴宥,ボクシングジムトレーナー,23歳

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レビュー投稿数6

その先に幸せはあるのか

上が来て、中がくるということは次で完結・・・・?


ただ、ここまでの急展開、組織の存在と勁がボクシングといういわばアナログの世界から、見え隠れしていたデジタルな世界の住人へと変貌して(戻って?)いく姿。痛みの中にしか救いを求められない男たち。
この先にどんな幸せがあるのか、全く想像もつかない。

上巻で勁にとって宥は全能の神のような存在だったけど、今回宥の無力さといったら。組織の話だけでなく、この対比も物語を更に急展開に見せているのかも、じれったくてたまらなかった。
急展開すぎて心も頭も追いつけないまま読了してしまった感じ。上巻をもう一度読み直してから中巻をスタートするべきだったかもと少し後悔。

勝てなくても自分は愛してもらえる存在だと何らかの気づきがあって、めでたしめでたし・・・となるのかと思っていたらとんでもなかった。

安らかで健やかな幸せが訪れてくれますように。

次巻発売時は必ず先の2巻を読み直してから!と心に決めました!

1

どシリアスな急展開

幸せだけど危うい2人の行く末がどうなってしまうのだろうハラハラドキドキしながらの2冊目。
ちょっとしたボタンのかけ違いから、2人に距離ができてしまい、それからあれよあれよと言う間の急展開。
あれ?こんな命懸けの話だったっけというような一気に裏社会な展開に。
自分を痛めつける攻めのお兄さんも可哀想。。
そして終わり方が気になり過ぎるーー!!!
孤独で壊れかけている攻めが受けの無償の愛で心穏やかに過ごせる日を願います。。

1

怒涛の展開

上下かと思いきや、まさかの上中下∑(´□`;)

面白かった!面白かったんだけど、読み終えてみて
完結してから読めばよかったとなかなかの後悔がぬぐえない。
これどーなんの!?マジどーなんの。

まさかの展開が繰り広げられる本作。

幼い頃から愛をしらない攻。
初めて心から、というか無意識に受を想い本能で動くさまは
見ていて思わずこみ上げるものがある。
兄の言うことはすべてが絶対だった。
命令は黙って遂行する。できるはずだった。
でも頭によぎるのは。

そして限られた逢瀬と、受を守りたいと思う行動と。

ただただ純粋で。まっすぐで。
それがひどくつらい(´;ω;`)
故に、幸せな顛末を願わずにはいられないのです。
はふ。次回を首長に待ちます。


追伸:結局、なんだかんだ言うても
一番かわいそうなのはお兄さんなのかなと思わなくもないのかなと
今回思いました。
救済してあげてほしいなー

3

急展開すぎて、違う話になっているような…

道徳心も感情の起伏もない頸が、人間味あふれる宥と出会って変わる。
頸はボクシングの強さしか価値が無く、負ければ宥からも捨てられると思いこむ。
宥は頸に惹かれているのに「好き」と言っても届かないことが悔して悲しい。
ここまでが上巻。
宥の想いが届いて、頸が救われていく、そんな展開を期待した続刊でしたが…

頸は宥に捨てられることを恐れるあまり吐いて体調を崩し試合に負ける。
そしてこれで終わりだと思っている頸に、宥は「試合に負けてもボクサーじゃなくてもここに居ていい。頸が好きだ」と告げる。
宥にそのままの自分を受け入れてもらえてるとやっとわかった頸、宥を抱きよせ、カラダでも感じ合おうとする…これこそが期待していた展開!
でも、この情事をジムのボクサーに見られ、宥を守るため、頸はジムもボクシングもやめて消えてしまう。

ここからが急展開。試合後で身体もボロボロで行き場のない頸の前に、突然、兄が現れる。兄は新興宗教の教祖・雀(チェ)に自分の内臓を差しだすほど心酔していて、ファミリー(教団)は頸を脅して取り込む。
このファミリーは宗教団体というより、ドラッグ販売にとどまら続きず爆破や殺人まで請け負う犯罪組織で、宥の元に戻れないと思っている頸は教祖達の言いなりになる。
どこまで頸の人生は堕とされていくんだろう…

宥は寝る間も惜しんで頸を探すが見つからず、ケータイにメッセージを送り続ける。それに気付いた頸はケータイに愛おしそうに口づける。
窓から差し込む光が宥からの救いの手のように思える涙が出そうなくらい綺麗な絵でした。
でも頸の身体にはGPSと盗聴器が埋め込まれ「逃げたらお前もケータイの相手も殺してやる」と兄に脅され…

その直後、頸は一人で川原をさすらい、そこで宥と偶然会う。
二人とも気持ちを抑えきれず抱き合って、川原でカラダを繋げる!
そして、また会う約束をして、宥に危険が及ばないよう頸はファミリーに戻り、宥もそれを見送る。

そしてファミリーはさらなる過酷な試練を頸につきつけ、頸は宥を守るために、それを喜んで受け入れようとする。ここまでが中巻です。

ファミリーが御子柴ジムのことを詳しく調べ始めたのは頸を取り込んだ後なので、兄と頸の再会は偶然に思える。それと頸と宥の再会も偶然。タイミングが良すぎる偶然が重なると白けてしまうというか…
ファミリーが頸のケータイを取り上げず一人で出歩くのを見逃すのも不自然に感じるし、やっと再会できたのに宥はどうして二度も頸の手を離すことができるんだろう?
展開がご都合主義的に思えてしまいます。

上下巻2冊の予定が、中巻も増えて3冊となり、物語がどれだけ膨らんでいるのか期待したのですが…
膨らんだ分の急展開が上巻とはまったく違う話に見えて違和感がぬぐえません。
赤い糸で緊縛される二人のカラー絵、凝ったコマや演出、絵も漫画も素晴らしいのに、肝心のストーリーがブレているように感じてしまったのが読者として悲しい。
ただ下巻の完結まで読まないとわからない何かがあるかもしれない。
上巻で、これからも何度も読み返す大事な作品と思った『gift』がまたそう思える完結となってくれることを祈っています。

コミコミ特典付電子を購入しました。
電子共通特典は、掲載紙ルチルsweetとコミックスの変更ページ一覧。ページ数の羅列なので、掲載紙か単話と見比べないと意味がわからないと思います。
コミコミ特典は漫画1Pで、風呂上がりの頸の裸にこっそり照れる宥、まだ頸と宥が一緒にいた頃のかわいくほのぼのとした日常です。

9

まさに狂暴なほどの純愛

中巻も素晴らしすぎました。こんなまっすぐでかなしい愛を描くBLが他にあるでしょうかと思うくらいでした。
今回の巻は勁を拘束する新興宗教なども出てきており、「これ以上苦しめないで~!」と思ってしまったり、二人がやっと会えたシーンは本当にうれしかったり…上巻からの伏線もしっかり拾いつつロミジュリでは語りつくせない試練がある中、最後まで宥との約束を守る勁の姿は本能で宥を愛しているようで、切なくも温かい気持ちになりました。
上巻から引き続きですが、勁の行動を選択するのは暗い部屋でゲームをする2人の子供の勁。これを描いていただいてることで寡黙な勁という人間がすごく分かり易くなっていて、こういう表現手法は他の漫画にもたまに出てくることがありますが、がっつりたくさん出てくるのは個人的には真新しい感じがしてとても面白いです。
この本は読むのにめちゃくちゃ一喜一憂するので読後ダメージをくらいますが、めちゃくちゃ面白いことには間違いありません。本当に下巻が待ち遠しいです。
一ノ瀬先生素敵な本をありがとうございました。下巻も楽しみにしています。

2

早く続きを…!

魂が揺さぶられる作品。
なんか大げさみたいだけど、読後にまず感じた感想はまさにこれでした。

虐待されて育った勁。自分を守るために内面に「子どもたち」を形成し、彼らの目を通して人生をゲームのように過ごしてきた彼が、自分をそのまま受け止めてくれる宥と出会い、人間らしさを取り戻していく。

「宥のため」というただそれだけの理由のために、ボクシングで勝つことにこだわり続ける勁の心情がなんとも切なかった。
勝ち続けなければ、宥に捨てられる。
かつて、兄にそうされたように。

2巻では、勁のそういう思い込みを、宥が「勁が好きだ」と告げたことで払しょくしたところから始まります。

ボクシングで勝つことができなくても、宥は自分を受け入れてくれる。そう信じることができた勁。すれ違ってきた彼らにようやく訪れた甘い空気に、良かった、と思う間もなく、次々と二人に試練が。

ええ、これはタイトルに(中)ってついてますから、まだまだ完結じゃないってことはわかってたんですが。





宥のボクシングジムに所属している友也に、二人の行為を見られてしまったところから一気に暗雲が続き立ち込め始めます。

ゲイであることを知られたくないという思いを宥が抱いていることを知っている勁の取った行動はたった一つで。

さらに友也のバイト先の同僚による逆恨みからくる嫌がらせ。
そして、勁の実兄・梏が所属する宗教団体ヴェイクラム・デイ、通称ヴェイクラからの追跡と迫害。

悪事のレベルは全く異なりますが、様々な状況が重なり、勁と宥の二人は一気に追い込まれていきます。

特に勁の環境は最悪なもので。
けれど、そんな中でも宥の言葉を思い出し、その言葉を守り人殺しはせず、宥だけを守ろうとする勁の愛情と、そんな勁を探し守ってやりたいと奮闘する宥の、二人の相手を想う愛情に思わず落涙しました。

梏の登場によって勁の過去も少しずつ明らかになってきましたし、ヴェイクラの実態や、梏の勁への屈折した感情。
勁を引き抜きたい荒川ジムの会長。
そして、勁の内面にいる「子どもたち」。

まだまだ二人の前に立つたくさんの障害があって、これから二人がどうなるのか非常に気になります。


で、最後が~~!
なぜそこで終わるんですか、一ノ瀬先生…。

きょう ゆたかとあうやくそくだから よろこぶかおが みたい

全身で宥を求める勁に、そして守ろうとする勁に、号泣しました。

あとタイトルが良いよねえ…。
すごく意味深で、すごく素敵だと思います。

次巻はいつ発売なんでしょうか。
早く、続きが読みたいです。

9

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