amazonの電子書籍版です
アキヒト先生の紡ぐ言葉はやっぱり心に響いてきます!
既刊2冊はホワーンとかわいいキャラの癒しストーリーでしたが、癒しの中にある響く言葉たち。
アキヒト先生がシリアスなものを描いたら、どれだけ心に刺さるものになるんだろう?って、もうその期待通りでした!
巻数振られてませんが、これは【1巻】だと思います!
(1冊目には巻数振らないGUSHのいつもの姑息技ですよね?)
全身に痛みが発症する謎の疫病が流行る国、感染症の疑いがあるから、他国との交易は途絶え、発症者は差別されている。
その痛みを緩和させる精液を持った人間=ID(Including drug)は1000人に1人現れる。
IDは国によって管理され、緩和薬=White drugを作るために精液を提供し続けなければならない。
発症してない者にとっては、White drugは麻薬であり、IDは国から保護という名の搾取をされるか、ならず者に精液レイプされることに怯えるかのどちらか。
配達人のウィルは、差別、人間を搾取すること、すさんだ奴等、そのすべてを忌々しく思いながら、発症した者にも仕事を与え、疫病を治すことを模索している、この世界では珍しくまっとうな人間。
だからウィルは、襲われているルカを助けて匿った。
ルカは国から逃げているIDで、周りのすべてが自分を狙う的だから、最初はウィルを警戒しているけれど、ウィルのことを知ると、少しずつ心を許していく…
ルカにとって精液を出すことは苦痛でしかなかったけれど、ウィルに初めて搾取ではない ”悦くなるため” に抜かれて…
ウィルはルカの初々しさが手放せなくなりそうで、ルカは今までと違う体験が恥ずかしいと思いつつウィルのことが気になり…
36歳と17歳だから、その着地点もありかもしれませんが、BLセオリー的な男と男が恋愛的にどうにかなるかって点は曖昧なままだと思うんです!
そして、ルカが今までどうやって国とならず者から逃げてこれたのか?
ルカのそれまでのことは全て謎につつまれたままだし、ウィル自身のことも多くは語られていません。
加えて、特殊なルカを狙う者たちからウィルはどうやってルカを守っていくのか?
この国の未来はどうなってしまうのか?
世界観とキャラに伏線を張り巡らせた【序章】を描いた1巻としか思えない構成です。
ここまで作り込んだ設定をこのまま終わらせるなんてもったいない!
ウィルとルカのそれまでのこと、これからのことを私は知りたい!
アキヒト先生の心に刺さる言葉をもっと読みたい!
どうか、どうか、この続きが描かれますように。
※3-5月刊行のGUSH紙本コミックスのうち2冊と、雑誌GUSH4-6月号のうち1冊で、描き下ろし小冊子『erotica』に応募できます。
電子特典のペーパーでアキヒト先生も宣伝してましたが、対象作品のエッチな番外編が読めるらしいです。
でも、『Dear My Drug』の続きは番外編に収まるわけがない!
しーっかりと連載して欲しいです。
いやぁ…まず言いたいのは続くのかどうか。
最終話の本誌掲載が3月号なので・・・・気になるところ。
ただ、ここで終わりだからこそ素敵な作品になってると言えばほんと「それな」状態。
そして、BLなのかと聞かれたら「彼らの未来はBLだ!」と答えたい。
ルカの精液は国中で苦しむ病人を救うことが出来る。
その精液を悪用するために襲う奴らもいる。
たった17歳の少年に圧し掛かる重圧がたまらないですね。
ウィル達を見て「自分がただ逃げているだけだ」と感じるルカがただただ可哀想で。
国の管理下に行くと言い出したルカを”って”くれたウィルにはもぉ”ありがとう”しかない!
そして、ルカを狙ってるノエル達も気になる。。。
あのラストで察し、残りを妄想で補うのか。
次巻で話が広がるのか。
あと、声を大にして言いたい。
描き下ろしが最高にかわいかった!!!!
電子版でコミックスを購読。
尿療法があるくらいなので、ありそうな遺伝子療法系の話だな~と感心しました。
希少で貴重な精子を持つ美少年ルカ。疫病の特効薬になる「精液」を持つ人は、国が管理するIDを付与され管理される特殊な存在。
管理者から逃げ出して、襲われているところを助けてもらった年上の男性と行動を共にしながら、街に蔓延する奇病に苦しむ人達を見て、国家管理に戻ろうと考えるルカ。
独特な描写で、断片の継ぎ足しのようなこまわりから、苦しさを感じます。
まだ完結していない連載ものなので、なんとも感想を書けません。
でも、今までに無い発想が面白いです。
佐藤先生作品の中で一番好きな世界観!!!
別作品目当てで購入した連載誌を読んでドハマりしてましたが、
連載誌で完結した時に「え?…もう?これで?」と…愕然としてしまいました…。
単行本で大量の描き下ろしがつくことを祈って、すご~~~く楽しみに電子コミックス購入しましたが
読後の虚しさときたら…。
いや~~ほんとにもう終わりですか?
応募者全員サービスの小冊子描き下ろしで二人のエロティカが見れるとありますが、
もちろん二人のエロは見たい!でも、問題はエロじゃないんですよ。
しかも、雑誌であったキスシーンが、単行本ではキスしようとしてやめる…に変わっていた。
恋愛関係にならない設定にするなら、小冊子のエロティカはおかしいですね…。
それとも、小冊子の為にキスシーンなしにしたのか?
あ~先が見えない苛立ちがクレームになってきました><
作り上げた世界観で始まった物語が序章で終了の気分です。
これだけ残念なのは、それだけ作品の質が良かった訳ですよ、ほんと、勿体ない!!!
レビューじゃなくてクレームしか言ってない事に気付きました…。
繊細なタッチで描かれる風景、街並みの美しさに、一気に引き込まれていく…
佐藤先生の画でみせる、荒廃した世界観がとても繊細に表現されています。
設定が海外ドラマや映画にありがち、特殊な力を持つために追われる若者と守る大人…大好きなんです。
疫病の特効薬はないが、痛みを軽減する抗不安薬の成分となる、特殊な精液を持つ人「ID」
病にかかっていない人には強力なドラッグとなり、ジャンキーがID狩りと称してレイプが横行。
ルカ(ポチ)17歳は希少なIDで、レイプされそうなところをウィル36歳に助けられる。
この二人の関係が変化していく過程がいいんですよね~
イケおじのウィルが若く感じるので、19歳差の年の差にはみえにくいかな。
幼い頃に国に囚われ、精液を採取され続けた経験から、誰も寄せ付けない、信用しないルカの鎧が
お節介ウィルの包容力に絆され、自分の味方だと実感していくにつれ柔和していく。
二人のやり取りがコミカルに、シリアスに、萌えエロで描写され目が離せません!
快感の為の自慰…ウィルがルカに実践して教える場面の大胆なカットは見どころです。
恥じらい、新しい感情や、感覚の芽生え、快感に打ち震えるルカに魅せられます…。
IDである為に触られることが不快でしかなかったtnk…触られるのが嫌でなくなった理由を
ウィルの友人にそれとなく相談する少年ルカが可愛かった><
追われていたノエル達に場所がバレて、疫病を終わらせる方法をみつけようと努力しているウィル達に
迷惑を掛けたくない、問題からもう逃げたくない、自分のわがままで人助けを避けている、
自分が国にもどれば…と、DV被害者のような思考回路に陥っているルカが、なかなか切ない><
最後まで味方であることを必死に伝える、包容力満点な大人なウィルに
やっと本音を吐き出すことができたルカ…意地っ張りのデレいただきました!
ルカの居場所が定まった事が終着点でない限り、このお話は完結してないです。
その他個性的なキャラや、今後…ぼんやり状態でこのままはね…やっぱり酷くないです?
何度も言いますが、これだけごねているのは内容がいいからです!
もちろん諸事情あるのかもしれませんが、是非続きをお願いしたいです><
消化不良が甚だしい…小冊子描き下ろしでは絶対に解決されない消化不良ですよ。