ボタンを押すと即立ち読みできます!
この恋は絶対に誰にも言えない
松基羊先生の初人外もの!
人間と獣人のいる世界観。
しかし「共存」といっても実際は居住区が分かれ、一部の獣人は抵抗し、それを人間が制圧する。そんな関係。
主人公は、獣人(半獣人)である事を隠してバーで働く幸(ゆき)。
そして、幸が恋焦がれているのがMGT(対獣人急襲部隊)隊員の後醍。
だから、幸は自分が半獣人とバレてはいけない。だが…
…というのが骨子なわけだけど。
とにかく序盤の後醍がクズい。幸の純情を弄んでる。
どんどん好きになって、どんどん言えなくなって。言おう言おうとしてやっぱり言えなくて。
そして凄惨な身バレ。
これはもうバッドエンドしかないんじゃ…と怯えつつ読むわけですが。
…という前半はすごく面白く読んだんです。
で、終盤に急転直下。
ロウ…は名前からなんとなくは獣人?て思ってたけど、オミさん/ロウ2人の意義?みたいなのがどうも釈然としない。
お母さんがちゃんと手紙に書いておけばよかっただけじゃん。
こういう所がね…話を複雑にするだけの遠回りというか。
絵柄も良くHシーンも良かった。幸も健気で可愛い。けど…というわけで、総合は「萌」です。
獣人と人間が暮らす世界という設定で、世界観は結構ちゃんと作られています。
個人的にBL作品は受けのほうが好きになったり、印象に残ることが多いのですが、こちらの作品は攻めの後醍さんが印象的でした。オレ様だったり、クズっぽいとこがあったりするのに、序盤から「守ってやる」とか言ってるのが冗談だけではない感じがして……。実際後半を読むと、後醍さんがどういう気持ちでいたか、どういう人生を歩んできたかがわかって、より好きになりました。個人的にクズっぽく振る舞っていていて実はきちんとした信念を抱えている、みたいなのが刺さるというのもあるかもしれないですが。。。とにかく、色々と荒い割に不器用なところがあったり、男っぽさを感じる攻めなのが最高でした。
受けの獣人と人間のキメラという設定もただ可愛いというだけでなく、体に爪が食い込んでいたり、舌がざらざらになったり、目が凶暴な雰囲気になったりと作品の世界観に忠実でよかったです。
ラブコメちっくな部分もありつつ、世界観の中でシリアスな描写もあるバランス感の良い作品でした!
面白かった~!
【獣耳・尻尾・牙・爪・目の変化 (体の変化は、座裏屋さんの「コヨーテ」に耳と尻尾をつけた感じです。)】
人外設定が好きな方にオススメです!
もっと早く知りたかった~♪
受→獣人と人間のキメラ(ハーフ)で、興奮したりすると人化が解けてしまい↑の姿になります。
攻→対獣人の組織(獣人やキメラを捕まえたり、殺したりする組織)の斬り込み隊長!
=========ものすごくネタバレします。
幸ちゃんは、17歳まで家の外に出ないまま お母さんと2人暮らしで育つ。
監禁とありましたが… うーん超過保護だっただけのような?お母さんも幸ちゃんも全然普通。病んでたりもしてないです。
(普通のキメラは頭部だけ獣だったり、半端な姿が多い。それでも嗜好品として売れる中で、幸ちゃんは見た目がイイ!
お母さんは、拐われたりするのが心配過だったんじゃないかな~。子供の頃は耳出っぱなしでしたしね。)
ところが、17歳のある日「お母さんはもう帰れません。あなたにはお兄ちゃんがいます。いい人間に匿われてます。部屋を出て写真の人を頼ってね。外では人間に変装してね。絶対にキメラなのバレないようにね!」←要約 という手紙と、1枚の写真を残し居なくなります。
家の外へ初めて出てみたものの、空腹で倒れちゃう。そして、助けてくれた後醍に そのまま拾ってもらいます。←(後醍さんは幸ちゃんを人間だと思っています)
その後、後醍さんの組織のOBのバーで仕事を紹介してもらったり、普通の人間として普通に一人暮らし生活をします。
そんなある日、後醍さんがアパートを追い出され幸ちゃんの家に居候を開始。
後醍さんは、ちょっと色男?スケベオヤジ?なので笑
幸ちゃんは毎日体を狙われる→感じちゃうと耳や尻尾が出ちゃう→バレないように攻防する。という、毎日を繰り広げます。
幸ちゃんは、後醍さんとの暮らしにすごい幸せを感じつつ、獣人を殺したり捕まえたりしてる後醍さんにバレたら絶対嫌われる…でも正直に言いたい…と、毎日ぐるぐるします。
ある日、後醍さんは「オミさん」という美人な男性の上司をバーに連れてきます。
この「オミさん」…前々から後醍さんが慕ってる人で、幸ちゃんがヤキモチ焼いてる相手なんです。
オミさんは、後醍さんが幸ちゃんと住んでると知ると「ウチに住んだらいいよ」と後醍さんを誘います。
幸ちゃんは咄嗟に、「ダメです!」と言ってしまい… 焦って?バーの外に出ていきます。
頭を冷やしていると、オミさんが突然現れる!
驚いていると、近くのビルからロウ(オミさんと何やら特別な関係がありそう+後醍さんの上司でオミさんの部下)が幸ちゃんに薬を撃ちこみます。
薬で人化を解かれた幸ちゃんは、耳や尻尾が出てキメラの姿なっちゃいます。
それを後醍さんに見られてしまい、焦って逃げます。
逃げた先で、今度は獣人に捕まり連れ去られます。
拐った獣人から後醍さんの「家族を獣人に皆殺しにされた」過去を聞きます。
幸ちゃんは、(もしかしたらキメラだと告白しても受け入れてくれるかも…)と仄かに胸にあった期待を打ち砕かれます。
そうこうしてると、後醍さんが到着。
拐った獣人たちを蹴散らし、キメラ化して縛られてる幸ちゃんと二人きり。
後醍さんは一言「何か言いたいことはあるか。」
幸ちゃんは「後醍さんに嫌われるのが怖かった」こと、「後醍さんが好きだった」こと、そして「来てくれたのが後醍さんでよかった」「殺してください」と伝えます。←(このシーンの幸ちゃんが可哀想で可愛くて…もうもう…照)
後醍さんは血のついた刀を構え…
殺しません!!笑
お互い気持ちを伝えあってラブラブです!
そして、組織から逃げるためにラブホに入る→初H!
感じちゃって人化が解けるのを嫌がる幸ちゃん・ザリザリの舌で後醍さんの手を舐めちゃう・ 爪で引っ掻いちゃう・尻尾でおしり隠しちゃったり… もう可愛すぎ!
…もっと長く描いてほしかったな~←
翌日、ホテルの部屋にロウが現れ、組織から追われないように身を隠せと大金を渡され、定期的に連絡を入れろと言われ、平和にバイバイ!
ちなみに「オミさん」と「ロウ」が何だったかというと…
「オミさん」はお母さんが頼りなさいと言った写真の人。
「ロウ」は幸ちゃんのお兄ちゃんでした~。
幸ちゃんを捕まえようとしたのは、幸ちゃんを2人で愛して育てたかっただけなんです。
オミさんは、色々ありそうな年上美人受!って雰囲気。ロウ苦労してそう~笑
この2人はラスト、ロウが犬の姿でオミさんの横で寛いでる姿が可愛かったです。
======================
絵もキレイですし、内容も面白かったです!
欲を言えば、攻にもう少し魅力があって欲しかったかな?あと、もう少しHシーン長めでもよかったな~笑
受の子はとっても可愛かったです!
量的には人外姿と人間姿は半々くらいかな?
尻尾はちょっとタヌキみたいで← もふもふで可愛かったです。
悩んでる方は買っても損はないと思いますよ~☆
獣人が好きなので、気になって購入してみた今作。
思ったよりも純情で、とても楽しかったです。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
ケモミミシッポが見たいがために、エロシーンではいいぞもっとやれ!と思いながら読んでいました。
幸のプリケツがほんとに、ぷりぷりなので見てほしい。すごくハリがあります。
一つ読んでいて不思議だったのが、幸が1人になるきっかけである母親。守るといっていたにしては、あっさりと幸の前から姿を消していて、びっくりしました。
でもまあ結果的には後醍に合うことになるので、良かったと思います。
終始恋する幸の描写があるので、とても楽しかったです。可愛い。後醍への好きで溢れています。
一番好きなのは、後醍に幸が獣人であることを受け入れてもらえなかったところ。涙を流しながら、「受け入れてもらえなかったなあ」というシーンは切なくて刺さるものがありました。
とても気になる世界観で、もっと深く知りたい!と思いました。スピンオフも決定したとのことで、脇2人のお話が読めるのを楽しみにしています。
松基先生はもともと好きな作家様なんですが、前作『Attachment Love』から絵もお話もますますハマってきた!と感じていて、今回の発売も楽しみにしておりました。
既刊は短編も多いのですが、しっかりとキャラが立っているので「もっと読みたかったなー」という食い足りなさが残るのが残念だったんです。うん、やはり長編はいいです!
先生の魅力が遺憾なく発揮されていると思います。
人間と獣人が共存する世界。
昔はお互いを迫害し合うひどい関係だった両者ですが、今では居住区を分けることで争いは緩和した状態にあります。
しかし無法地帯は存在し、そこで暴れ回る獣人たちを制圧するための組織が「MGT」と呼ばれるもの。
バー店員の幸は、そのMGTの腕利きメンバー・後醍に密かに憧れています。
ある晩、チャラい後醍にお持ち帰りされてしまった幸は、内心ときめきを覚えるものの、最後までは体を許せない。
実は幸は、獣人の父と人間の母を持つ半獣人で、我を忘れると耳や尻尾を隠しておけなくなるので、その姿を後醍に見られることを恐れているのです。
設定とキャラのよさに、一気に物語に惹かれていきました!
一見軽くて余裕のある強引な攻め×健気でウブ可愛い受け…という超絶好み♡なカップリングと、人間vs獣人というスリリングな世界観のファンタジー。
キャラの持つ背景がいい。攻め受けともにビジュアルもいい!
家賃滞納により家を追い出された後醍が幸のアパートに転がり込んできて、同居生活が始まります。
幸にちょっかいをかけてくる後醍と、それをやんわりと拒否し続ける幸。
半獣人という複雑な生まれの幸は、危険だからという理由で、17歳まで家の外に出してもらったことがありませんでした。
ところが一緒に暮らしていた母親が出ていき、突然一人で生きていかなくてはならなくなった幸。
それを拾い、救ってくれたのが後醍でした。
以来後醍に信頼を寄せ、恋愛的な意味でも憧れてきた幸は、何度も自分の正体を明かそうとするも、なかなか話せない。
本当の自分を知って欲しい。
受け入れて欲しい。
でも受け入れてもらえず、後醍が離れていってしまうのが怖い…。揺れる感情。
ここから、反獣人組織のトップ・オミや、その側近・ロウが登場し、後醍の目の前で幸の正体が暴かれ、幸は獣人たちに連れ去られてしまうという、ドキドキな展開に。
このへん絵がお上手なこともあり、躍動感ある描写や人物の表情に、一気に持っていかれました。
ヤバイ、本当に好みすぎるかもしんない…。
戦闘時のイっちゃってる表情から、幸を優しく見つめる表情まで、強くて優しい後醍サン、かっこよすぎるだろぉーー!(〃ω〃)
そして、健気でちょっぴりツンデレで、赤面しながら目尻が釣りあがった大きな目を見開く幸ちゃんが、また可愛くてさぁーー!(//∇//)
もう、完っっ全にキャラ萌えです!
2人の初エッチもすごくよくて…。
興奮して感じてきた幸は、本来の姿になってしまうんだけど、後醍はそれを丸ごと愛して、幸を強く包み込んであげるんです。
耳と尻尾を出して可愛く悶える幸を見たら、萎えるどころか大興奮なのは間違いないけどね♡
安心して抱かれる幸の幸せそうなことったら(*^^*)
辛いこともたくさんあったのに、健気に頑張って生きてきた幸だから、とことん幸せになって欲しい!
サブキャラもとてもよく、まだまだ匂わされた謎もすべてしっかりとは明かされていないので、続編なりスピンオフなり、欲しいですねー!
今のままだと、幸の母親なんだったの!?感が強すぎて…。
17歳まで外に出さずに大事に大事に育ててきたのに、置き手紙ひとつで出ていっちゃうって!?
オミやロウと幸の関係も、「実はこんな関係でした」だけじゃなく、ハッキリと物語として詳しく読みたいなぁと思います。
オミとロウCPのスピンオフにて、2人の馴れ初めから幸との関係まで、いろいろと掘り下げていただけたら最高かな♡欲張り読者からの勝手なお願いです。
短編より断然長編がいい松基先生ですが、それより更に「シリーズ」がいいのではないでしょうか。
まだまだ足りないんだーー!!!
メス堕ちBLのあの獣人BLがオミとロウだったとは!
この2人の濃厚エッチを甘い修正で見ることが出来て嬉しい♡ロウさん…凶悪なモノをお持ちで(笑)
やはりキャラを深く知ると、エロも数倍よく感じますね♪