• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作華と楽

椿,メイクアップアーティスト
山田将大,ヤクザの跡取り息子

その他の収録作品

  • 二人の夜(描き下ろし)
  • あとがき
  • 本体表紙:初期設定を盛りすぎた師匠
  • 本体裏表紙:初期設定を盛らなさすぎたまーくん

あらすじ

ヤクザの組長のチンピラ息子・将大(まさひろ)と、
有名女装メイクアップアーティストの椿(つばき)は
大阪~東京で絶賛遠距離恋愛中。

しかい彼らの関係を良く思わない将大の弟や
椿の後援者が横槍を入れてくる。

そのせいで椿への劣等感を持ち始めてしまった将大は
このままでいいのか悩みだし……!?

「花といっくん」シリーズスピンオフ!
女装迫力美人×ヤクザ組長のドラ息子
大人気「月と太陽」のスイート&ハード調教ラブ、再び!

作品情報

作品名
華と楽
著者
阿部あかね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花にくちづけ
発売日
電子発売日
ISBN
9784403666896
4.5

(85)

(57)

萌々

(23)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
389
評価数
85
平均
4.5 / 5
神率
67.1%

レビュー投稿数12

はぁ~…幸せ♡

椿さんと将大♡最高だ(*˘︶˘*).。.:*♡ 

「花にくちづけ」シリーズから考えると、やっぱり将大の成長っぷりは私的受けの劇的成長変化では3本の指に余裕でランクインする衝撃Σ(゚Д゚)!!!

もぉ、この将来性を見抜いて青田買いが出来る心の審美眼をお持ちの椿さんも流石だし、そこに期待以上で応える原石のポテンシャル男の将大がやっぱり……優勝です!
この2人の出会いを見れた事に感謝ですゎぁーーー(〃ω〃)これを幸せって言うんですね~♡ハァ~さいこぉ…/////

特にこの巻はナイスな当て馬的存在がお2人おりますが、やっぱりこの後にも続くクソキノコこと「将太」がエェお仕事してますな!
そんでもって普通にブラコン拗らせてるってオチがかわいいし、なんだかんだ仲いい兄弟とか萌えしかないっすね~♪

将大の中さん、将太の亀ちゃん、それぞれ周りを固めてるイカツメな大人の愛情もホッコリするし、このシリーズはすっかり単なるスピオフ以上の作品になってしまったなぁ~
オリジナルも最高でスピオフも最高…それ、最強ですからね!
しかも、この後にまた更なるスピオフもある訳ですし!!
最高で最強の幸福シリーズですっ( ´3`)~♡

相変わらずこの2人のベッド上がまた何とも言えないエロティシズム‼
なんでしょうかねぇ…この2人の愛情が漏れまくってるのに甘いだけじゃない、本能の絡みっぷりがマジでエロい!
出来るなら…ずっと見てたい位すき…ლ(´ڡ`ლ)

何回読んでも全然飽きないし、巻数を重ねてもダレない底力のある魅力的な作品です
「月と太陽」より内容的な深さは抑えめだけど、楽しめる度はその分純粋に上がってます
流石、お付き合い編!!この辺を含めて結局「神」な作品でゴザイマス
やっぱり、おススメだなぁ~と、つくづく思います♪

0

表紙のイケメンは誰?と思いました!

表紙のイケメン、まさか将大?
あの花と幼馴染でヤクザの息子で椿に可愛がられてる将大なの?
と思うくらいの爽やかイケメンですね。
本作を読んで納得です。
将大はこの恋愛で本当に心身共に成長しましたね。
男同士だからこそ、相手と同じ位置に立ちたいという欲求が強いのかもしれませんね。
椿をニューヨークにまさか送り出すとは思わなかったな。出来る男のようでしたよ。
久しぶりの再会でイケメンのままかと思いきや、椿の前では4年前のヤンチャな将大で、余計に愛しさが増しました。中身は椿が大好きなヤンチャで可愛い将大のままでしたね。
椿はすっかり女性のように感じちゃうけど、身長は何センチなのかな?ヒールなしで180オーバーだと思うんですけど。目立ちますよね。
でも可愛いし美人。
これからは大阪に本拠地を移してほしいな。
姐さんと呼ぶ覚悟はみんな出来てますよー。

1

大人の男に

椿をメロメロにする将大ある意味すごいじゃん!

今は何者でもない将大が弟や椿の支援者に、今のままの自分じゃ椿の隣に胸を張って並べないって思い知って。
ちなみに弟の性癖はブラコンを拗らせたのかな?

椿は今の可愛い将大を愛してるし、まだまだこれから育てるつもりなのに、離れ離れになっちゃって…。

原石だった将大が椿を支えに自分を磨いて、四年後あの黒いオッサンと会うところ!

将大を包み込むようでちゃんと教育もして、可愛さにギュッとなってな乙女で大人な椿。
ヤクザの長男なのに何もない将大が椿と知り合って少しずつ大人の男になっていく様子。

王道なんですが二人のキャラや台詞の掛け合いとか、さすが阿部あかねさんなんですよ!
椿の聖母のような表情と、椿によってエッチでグズグズにされる将大がとっても良かったです。

0

椿の満ち足りた表情にこちらも幸せになる

 『月と太陽』の1巻では将大が本当に子供でしたし、2巻ではどんどん成長していく彼に椿が不安も覚えていた印象でしたが、この最新巻では2人ともいい感じに落ち着いてきたなと思いました。周りのことも見えつつ、互いへの愛情はまったく揺るがない。正直最初の頃は、将大はもっと周りの目を気にするキャラなんじゃないかと思っていたんです。それが、とんだ誤算でした。弟の前で、自分が女装した男に掘られても構わない、と思えるほどの行動力。そんなことでは自分の芯は揺るがないぞ、という自信があるからですよね。このシーンには痺れました。

 弟の将太がブラコンなことは読めてしまうし、彼の言動は相変わらず幼稚なのですが、実際大好きな兄が突然、自分より得体の知れない人間に執心し始めるというのは、弟からしたら恐怖や焦燥感をすごく煽られることなのかもしれませんね。最終的には将大に泣きつくという可愛らしい姿を見せてくれたので、溜飲も下がりました。末っ子が手がかかるのは兄弟の宿命ですね。中盤以降は、椿の隣に堂々と立ちたいという一心で、彼を海外へ送り出し、日本で有能な男になって待ち続けた将大が本当にかっこよかったです。スーツがこんなに似合う男だったんだなぁと惚れ惚れしました。

1

男らしい体の二人がいいっ!

「月と太陽」シリーズの続編です。「花といっくん」にも出てきた弟くんも登場し、あの毒キノコの毒っ気をいとも簡単に抜いてしまう椿さま、流石です。
見所は書ききれないほどあるのですがやはり椿さまが超絶美人のお姉さまから、どーん!と雄に変わるところですね。最初の方の頁で、久しぶりに会った椿と将大がエッチしていて、将大が最近前だけでは気持ちよくならなくて、変なんだみたいなことを言うと、椿の雄スイッチが入って~次の頁の顔どーん!これが、まさに雄!って感じでかっこいいんです。
それと、弟の将太を懲らしめようと将大が椿のところに連れていって自分達のエッチを見せつけようとするエピソード。ここでの椿さまのボンテージでの登場も迫力満点でめっちゃかっこいいです。ヒーロー参上って感じです。遠距離恋愛にも耐えて何百倍にもいい男になった将大、そろそろ攻め受け逆転を狙ってみたら?

1

まーくん最高

将大が成長していたのに感動しました!
椿の隣に立てるような男になりたいって、弟の挑発にも乗らなかったのにも驚きました。

そして椿が可愛くなっててびっくり、将大の事が本当に好きなんだと思いました。
でも弟が来た時の演技の表情にはゾクリとしましたけど!

椿のパトロンのガングロオヤジには最初はイラッと来ました。
でも将大が成長する為に椿と離れる事を選んで、予想を上回る良い男になっていたのが嬉しかったです。
立派になった将大よりガングロオヤジが小さく見えたところが、阿部あかね先生上手いなと思いました。

あんなに良い男になっても受けなのが最高でした。
そして弟がブラコンだったのに笑いました。

1

あのアホの子がこんないい男になろうとは・・・

花太郎シリーズのスピンオフですが、完全にメインカプを超えましたね。

花太郎のときはめっちゃヤなやつ(ていうかアホ。アホすぎてムカツく)
だったんですが、椿にめちゃくちゃほれた男の本領発揮ですね。

ヤクザの息子の受けってところにもだいぶ慣れて、むしろもう
こいつかわええんちゃう・・・っていうくらい椿にグズグズにされるとことか
ちょっとたまらんものがあります。
だいぶアホの子だったからギャップ萌えなのかも。

このスピンオフシリーズは前作「月と太陽」の続き物なんですが
この華と楽で兄弟のごたつきも家族のごたつきも解決して大団円っていうか
一種のエンディングがみれてすっきりします。

私的に「・・・年後」っていう飛ばし年数のエピソードは否定派なんですが
(その数年の間に何があったんかい!っておもっちゃう)
これはこれでいいのかも・・・と思いながらも丁寧に巻数重ねても面白かったのだろうなあ
と思います。なので評価は萌×2。

NYにいった椿と日本で自分の地盤を固めた将大。お互い我慢と頑張りがあったに違いない!
当て馬のような椿かっさらったレオンみたいなおっさんもいいやつに違いない!

メインカプの花といっくんよりこっちのカプの方が
お互い成長を感じられて大人の恋愛って感じがします。

関西弁のBLって随所に笑いがあって面白いなあ・・・
もっと増えてほしいです。

3

将大の進化♪

「花にくちづけ」シリーズ(【月と太陽】続編)

前作の「月と太陽」が将大の”変化”を堪能できる作品で
今回の「華と楽」は将大の”進化”を堪能できる作品でした♪

前作同様めちゃくちゃ想い合ってる二人のラブラブっぷりが
エロいしかわいいし最高でした!!
そんな二人に色々起こるよねぇ♡

まずはジャブ。出ましたクソキノコ(笑)
久々の再会のシーンでムードぶち壊しの邪魔者♪
今回もクソキノコはクソキノコでした。
しかし・・・クソキノコ・・・可愛いんです!

メインディッシュは色黒オッサン。
椿のスポンサー的存在の金持ち竹田が
二人の幸せな時間をいとも簡単に壊す。
しかも、椿の次の成長の為とニューヨークへ連れて行こうとするし。

将大の椿への愛は大きく育ってきたけど
やはり自分の”器”を改めて思い知らされるのは切なかったです!
しかしそこは将大!!
椿の為なら今まで逃げてきたことにだって立ち向かえちゃうんですよねぇ♡

最高に爆萌えの一冊でした♡

1

肩を並べて歩いて行ける2人に…

将大、よくぞここまで育った!
とても立派に成長した将大を、保護者のような気持ちで見てしまいました。

恋人同士の幸せな日々を送る椿と将大だけど、将大は椿に超えられない壁を感じていました。
椿と肩を並べて歩けたいけど、自分にはその価値がないではないかと悩む将大。
そんな2人の間にキノコ弟・将大や色黒オッサンの竹田が割り込んできて…

キノコはお兄ちゃんが大好きだったんですね。
椿に兄をとられたと思って拗ねていただけ。
とんでもない弟だけど、いつか本気になれる恋をして欲しいです。

色黒オッサンの竹田さんは、とんでもない程の存在感でしたね。
私の勝手なイメージは、竹中直人さんでした。
椿をさらって将大に言いたい放題言ってくれたけど、だからこそ将大も腹をくくれたような気がします。
1度ならず2度までも離れ離れになった2人だったけど、4年の月日をもって成長する事ができました。

あのどうしょうもなかった将大が立派な大人になって、竹田さんにも頭を下げることが出来るまでになりました。
竹田さんに有無を言わさず、椿と肩を並べられるまでに成長した将大かっこよかったなぁ。
今作は、将大の素晴らしいほどのサクセスストーリーでしたね。

個人的には、将大の教育係の中村に萌えました。
人と向き合う時に大切なのは、差を埋めることよりお互いを想う心…ですって。
将大とお絵描きしちゃうヤクザのオッさんて…可愛過ぎでしょ!

今後はキノコ・将大のスピンオフも考えられているみたいなので、楽しみに待ちたいと思います。

2

ウ○コ将大はいい肥やしだった。

「花といっくん」シリーズのスピンオフ作品、「月と太陽」続編の3巻目となるこの作品。
本編よりスピンオフの方が巻数が多い…個人的にはどちらも大好きなので、
どちらのカップルでもいいから続いて欲しい。
弟キノコでシリーズはまだ続く予定だそうで、キノコでもこのシリーズが続くならいいか…。

べたで濃い~大阪のノリが息づく作品って、あるようでないんですよね…。
しかも、阿部先生の描く大阪は、昭和の臭いがする懐かしさもあって、ほんと好きです。

ヤクザ組長ドラ息子の将大とメイクアップアーティスト椿。
2巻末で将大がとうとう椿に貫通され2か月後、遠距離恋愛中の二人が再会…。

ずっと自分をウンコ呼ばわりしていたチンピラ将大。
1巻から師匠椿が将大をイイ男に育てていくお話しだと、ずっと勝手に思ってましたが違ってた。
それに気付いた時の衝撃…阿部先生にまんまとやられた感じです。
椿に極上の種付けをされたウンコ将大はいい肥やし…自分で種を育てて開花したんですね。
あのチンピラだったからこそ、ラストの将大がカッコイイ!ほんと唸りました。

2巻で椿への気持ちを自覚してから、アホでやんちゃな将大がどんどん可愛くなる…
リアクションや表情がいちいち可愛くて、
今作品始まりHの「私がいないとダメなのね」という椿の言葉がリアルでした。

幸せなのに一緒にいるほど格の差を感じて、焦る不安な気持ちでモヤモヤする将大。
以前なら、そんな気持ちにも気づかない位、自分勝手なやんちゃくれ坊ちゃんだったはず…
椿をバックアップする竹田さんの登場で、更にモヤモヤが増します。

愛する二人は一緒に…という発想ではなく、先を見据えてお互いを支え合う関係を目指す。
甘ちゃんだった将大が、後半に行く程どんどん男を見せ、あの師匠椿がどんどん可愛くなっていく。
お互いを尊重して高みを目指す関係に行きついた展開が本当にすばらしい。

もちろんエロは変わらずエロい上、面白ネタも満載です。
暫く会えない二人…電話エッチの為にと、将大にアナニーを教え込む椿。
ガンバル内に気持ち良すぎて指が止まらない将大がエロくて笑えるっ。

前半に弟キノコが椿に躾けられる場面、逆手に取った躾の発想がスゴイ。
とばっちりの将大ですが、久々の尻叩きに、危うくオシッコ掛け…
所どころで発揮する椿のハードな調教に、嬉しいドキドキでした。
やっぱり、師匠の尻叩きは見応えありですが、将大のリアクションが個人的にはオイシイです。
何よりも将大に見せる、師匠椿のオス顔が堪りません…キレイでいかついオスでした。

開き直りブラコンきのこ…しばらく先になりそうですが、首を長くして楽しみにしてます。
評価は神よりの萌2です。

1

愛の為。うえを見る石ころ

「月と太陽」の完結編。
2巻から感じてましたが、椿さんがとても優しくて、慈愛的なんですよね。
そこに将大が包まれて、ちょいちょいヨイショしてもらいつつイイ男になっていく…というお話なわけですが。
今回のイベントは2つ。
まず将大の弟のキノコ(将太)が、将大を取られたくない一心であれこれジャマしてくる。
このキノコは「花といっくん」でやらかしたとんでもない子で、私はこの子許せないの。
阿部あかね先生があとがきでこの子の話も…って書いてらしたけど、ギッタギタのボッコボコのぺっちゃんこになるお話にしていただきたいもんです。ハハハ。
ともかくオトナの椿にはひとたまりもなく、「将大にいちゃんが大好きなぼくちゃん」をさらけ出しちゃいました。
次が手強い。
椿の後援者「竹田さん」。彼は椿を世界に通用するメイクアップアーティストとして羽ばたかせる業界力?影響力?とにかくそういう力を持っている。
そんな竹田が将大が椿にくっついていることを一刀両断し、「将大という個人」がまだ椿に釣り合ってないという現実をズバリ指摘し、自らの存在との比較で残酷に見せつけるわけ。
薄々自覚してた将大はしばらく椿と離れることを納得し…
そしてやり遂げるのです。
竹田さんがそれと知らずにその手腕に敬服した年若い社長、それが逞しく成長した将大の姿。
ここ、わかっててもカタルシスありますね〜。
ラストは美魔女振りが全然変わりない椿とのラブラブベッドシーンで終わります。

物語の筋は特にひねりもなくストレートに推移。
椿は優しいお姉さんみたい。将大との愛を知って凄みがなくなっちゃった?タトゥーもっと見せて〜!
社長になった将大はステキ実業家。竹田さんに頭下げたりとか、本当に大人になった。
お話は萌、椿のお仕置きシーンと素敵になった将大が良かったので「萌x2」で。

2

可愛いし、カッコいいし、最高すぎる。

阿部作品の「花といっくん」シリーズのスピンオフ作品『月と太陽』の続編。

タイトルは変わっていますが、基本的には『月と太陽(1)』→『月と太陽(2)』の完結編の立ち位置にいるような内容なので、『月と太陽』を未読だと理解できません。未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。

椿に愛され、そして愛したことでダメ男だった将大が成長していく。

一言で言っちゃうとそういうストーリーなんですが。

もうね。
可愛すぎる。
そしてかっこよすぎる。

椿に出会うまで、絵に描いたようなダメ男だったまーくん。
極道の跡取り息子として生まれ、何不自由なく育ってきた。でも彼は、「自分」というものを持てなかった。自信のなさの裏返しかもしれない。欲しいと思うものに出会えなかったからかもしれない。

そんなまーくんが、椿に愛されたことで「自分」を少しずつ育てていく。

でも、それは椿も一緒だったのかも。

メイクアップアーティストとして頭角を現してきた。それに伴う努力も並大抵のものではなかっただろうし、男でありながら自分の好きな服装を着る(女装)というのも、もしかしたら大変だったのかも。

一人でずっと突っ走ってきた椿にとって、「まーくん」という存在は癒しであり、愛し、そして愛される存在となっていく。

二人の愛情という点は今作品において一点の曇りもなく、まさに蜜月状態です。

そこに横槍を入れるのがクソキノコ、もといまーくんの弟の将太。
この子も何とも言えないクソ息子なわけですが、きのこちゃんがまーくんに噛みつく理由が、

めっちゃ可愛い…!

ビバ反抗期。
ビバ思春期。

椿姐さんの荒治療が、なんとも素敵で萌えます。この子も、もう少し大人になったら、きっといい男になると思うのだけれど。

そして椿×まーくんの幸せな時を裂こうとする輩がもう一人登場します。
椿のパトロン・竹田さん。

彼は可愛い妻持ちの男性で、決して椿に下心があるわけではない。
ないのですが、「椿」というアーティストを高く買っている。ゆえに椿の足手まといにしかならないまーくんを切り捨てようとするが―。

この時の2人の決断と決意が、めっちゃカッコよかった。

椿も、まーくんも、今いる場所で満足しない。
相手にふさわしい男になるために―。

終盤のまーくんのカッコよさは悶絶必死です。
花といっくんにちょっかいを出していた、あの甘ったれのまーくんはどこにもいない。

椿の横に立つのにふさわしい、いい男になってました。

竹田さんという障害を踏み台にして、負けることなく己を高めていった二人の男に心から賞賛を送りたい。

きのこちゃん、いや、将太も幸せにしてあげてほしいな。
あとがきで阿部さんがもう少し熟成させてから…、と書かれていたので、いつかまたいい男になったきのこちゃんのお話が読めるのを楽しみに待っていようと思います。

序盤、まーくんの成長に感激し、二人のお互いを想う気持ちにほっこりし、最後、二人の男気に悶絶しました。1冊で何度もおいしい、素晴らしい作品でした。

文句なく、神評価です。

8

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP