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ダンスシーンの躍動感と、会場の観客の熱量の描写にとても痺れました。
個人的にバレエやダンスを扱った作品はとても苦手なんです。でもこちらの作品は違います。
あっというまに引き込まれてしまいました。
審査員達の葛藤にヤキモキして、結果に歓喜しました。
加えて男性同士の恋愛の難しさ、一筋縄で行かない杉木と鈴木の意識の相違などが浮き彫りになります。
友人のアーニーの言う通りに、杉木は何も想像出来ていなかった事を後から知る事になるのですが、杉木と鈴木の今後が気になって仕方ありません。
ずっと気になっていましたがなかなか読むタイミングがなく…
いまさら、読破しました。
いや〜… すごい、これは、本当に面白かったです。
BLとかそうで無いとか、そういうのは関係なく漫画として面白く、ぐいぐい引き込まれました。
社交ダンスには明るく無いので、この漫画でいろいろなルールなど知ることができ
その辺りも楽しかったです。
続きが本当に楽しみです。
移籍後は一般誌とのことですが、できれば二人のエロスなシーンも見たいですね…!
BL誌の麗人から、青年誌のヤンマガサードに移籍して、やっぱ漁場が違うしキスまでで、そこまで露骨なことはできないよね…と思ってはいたのですが。
四巻のアレも描きおろし特典だったしさ。でもでも。
おお、すげえ。ちんこ出た。咥えさせようとした。できなかったけど。
いや、青年誌なので、男女の絡み的なアレなら描写的にエグいのも普通にあるかと思うのですが、これBLだし。同性愛だし。
重要なシーンで、これで恋に突っ走っていた杉に「お前はヘテロだし、体を繋いだ所で一つにはなれないよ。別の人間だ」と突き付けて、もうこの恋は終わり。でも、愛してる。と鈴が語り掛ける。
ここまでずっと一緒にやってきたからこそわかる、心の機微。なんか神様みたいに崇拝してて恋愛感情のなんたるかを勘違いしてそうな杉と、早めに恋と自覚していた、愛と情熱の国で育ったラティーノ鈴。
こっからどうやって巻き返していくのかな。
まだ10ダンスでテッペン取れるほどダンスを極めてない二人なので、まだまだ話は続きますよね。
今後もずっとおいかけていきます。
それにしても。昨今の青年誌は懐が深い…
読みたくて読みたくて読まずにおいたこの作品。絶頂で崖から突き落とされたようで泣く…きっついわ…
4巻では大会が無くじれじれしたところに、これまでにない鈴木田嶋ペアの長尺ダンスです。普段あの感じの田嶋のアキちゃんが、いかに妖艶で美しいかやっと分かりました。杉木プレゼンツ、素晴らしいです。
サングラスに帽子の杉木がちょっとカジュアルで可愛い。そう思わせておいて、血を沸かせる杉木は最高にセクシーね。
ダンスの大会の闇を感じ、ジリジリと胸というか胃が痛い。業界のことは全く知らないですが、これはリアルなのだろうか。すごい世界。
そして終盤。不安に思っていたこと全てを、酷い服を着たアーニーが語ってくれます。なんだよその服、シリアスシーンじゃないのかい!
この恋に早く気づいたのも、その危なさや怖さををより深く理解していたのも鈴木です。恋愛経験もずっと豊富なのではないか。兄としての性質か。今まで語られてきた鈴木の断片的情報が、すべて集結して、杉木への愛がいかに大きなものか伝わります。
別に鈴木だって杉木に対して、プライドをへし折りたいとか、女扱いしたいって訳ではないと思うんですよ。ただ2人とも、頂点に立つことを望む男で、鈴木はダンスで杉木を潰さなくてはいけない。
あとがきにも書かれている通り、杉木のそれは信仰であり恋でもあることはしっかり伝わる。もっと想像しなくては、生身の人間たる鈴木とどうなりたいのかを。
4巻を読み返すと、鈴木の真意はすでに伝えてあったし、想いに差がありすぎるというセリフがのしかかりますね。杉木が言いかけたのは、どう続く言葉だったのでしょう。
※電子書籍ひから カバー裏無し
今回はダンス編、とのことだったので、心して挑みました。
鈴木先生が、いよいよ世界と向き合う!
アジアの大会で世界チャンピオンと第二位のカップルと対戦します。もう、自分の力を抑制せず勝負すると決めた鈴木。観客席で返送して見守る杉木先生。
アキのヘアスタイルや衣装が決まっててかっこいい。
そして、すべてスタンダードで踊ると予選から出場した杉木。そのとき、何かが生まれる。けれど停電でそのダンスは審査外に。
チャンピオンが負けることはないといわれるダンスで、二組の招待選手の次に三位が順当であると思われた鈴木・田嶋組ですが、あまりの神がかったダンスに、審査員も規定路線を壊して、第二位に。
試合後の鈴木は、杉木に会いたくてたまらず銀座のスタジオへ。杉木もどんなに遅くなっても掃除をして待っている。
これまで自分を抑制していた鈴木だが、ダンスとともに、自分の恋愛も道を究めようとたがを外す。杉木を求める鈴木。でも、杉木は”受け”られない。。
みごたえのあるダンスシーン、緻密な画面、先生達のステキな表情とものすごく密度の濃い漫画。相変わらずのことではありますが。星10コつけたいくらい。
鈴木は愛を確信するけれど、杉木の鈴木への執着は愛ではないと。。
こんなに可愛くていじらしい杉木なのに。。絶対受けだよって心で思いながら、だけど杉木のダンスはそれではだめなんだと思う。
いったん、分かれる二人ですが、これから二人のダンスがどうなっていくか、いよいよ楽しみで、次巻が本当に待ち遠しい。
もう10DANCEのことしか考えられない。