電子限定おまけ付き
糸永くんがかわいい!
糸永くんをいつも笑っているようでとても好きな真田。
男の子を好きになったことに動揺してしまい、酷いこと(このイジメは一巻もこの巻も酷くてしんどい)をして、でも好きでたまらない事を認めた真田くん。その時のイジメグループ、絶対許せない男たちが関わってくる話。そして、またお互い好き過ぎて相手に気をつかって少しギクシャクして。
でも真田がはっきり言うところがすごく良かった。1も2巻もすごく胸がギュッとなって泣けました。
描き下ろしが平和で幸せな気分に。
糸永くんにとって、不安要素はまだあるけれど、1巻より安心して読める展開。
我慢することばかりな糸永くんが、感情を我慢しないで放出!
真田くんも、負い目に感じていたことを、一気にぶち撒けたので、もうこの2人は平気かなぁと思っているところに、かなり濃厚なH。
真田くんも糸井くんも、だんだん普通のプレイじゃ物足りなくなってきた?!と思うくらい、縛ったり、縛ったりwww
でも、一番のスカッと場面は、真田くんが金崎に本音をぶちまけるところ。
やっと味方になれた。。。というセリフで、真田くん肩の荷が降りたことが伝わりました。
1巻で盛大な勘違いを解消して両思いになったのに…いじめネタ引っ張りますね。
でも2人にとってトラウマなのは間違いないし、そう簡単に忘れられるものではないと。
そこでいじめっ子だった金崎の影をチラつかせて不安を煽りますが。
金崎に真田がきっぱり拒絶するのはよかったです。
これで2人とも吹っ切れたみたいで。
そこからはエロに吹っ切れちゃって。
好きな気持ちは相手を縛りたいし、自分も縛られているということらしいですが、エロでも縛りを入れたかったのかなと。
思い込みをやめて、わがままにしたいことを言う流れはよかったですが、日常とかエロ手前でのいちゃいちゃも見てみたかったです(間が抜けているような感じなので)
にしてもこの2人やっぱり人間味というか多面性とか深みとか厚みを感じないですね。ネガティブになっているかポジティブになっているかのどちらかだし。表情もあんま変わらないし。攻め受けの役割は大きく果たしていると思いますが。
糸永くんのアホ毛がかわいかったです。
1巻がダメだったんですけど、まとめ買いしちゃってたんで読みました。ちょっとは印象も良くなるかな?って期待を込めて…なんですが、今度は別方向にダメな方に行っちゃってましたー泣。
こちらでは、いじめられっこ糸永くんがどんどんメンヘラになっていくんですね。もう見てて情けなくて辛くって、真田と離れて人生リセットした方が良いんでない?って言いたくてたまらなかったです。
あと些細なツッコミですが、痛めた右手でどうやってチンさまを縛ったんでしょうか?笑。箸も持てないのに器用に紐?輪ゴム?は縛れる不思議な右手…笑。なんて変なトコ書いてるのはここしか笑えるところがなかったからです。
真田はかつてのいじめっこに決別宣言。いいところなはずなのに、なんでかなあ…このシーンが一番ムカつきました。これで肩の荷が全部下りたみたいにほっとしてるのにモヤったのかなあ。許せないとか一生背負えってわけじゃないんだけど。ただただこの二人が徹底的に私に合わないみたいでした。
前作で、まず中学時代の事を謝らなかった事に違和感と嫌悪感でなんだかな〜って感想になってしまったので、本作は気持ちをリセットして読もう!と挑みました。
途中までいい感じで忘れられてたんですが、糸永のモノローグで「昔よりもずっと真田が怖い」って言ってるあたりから、やっぱり糸永も昔の事を引きずってるし今も別の意味で真田に縛られてるんだなぁ…と複雑な心境になりました。
作者さんは多分、お互いに縛り付けておきたい程好き過ぎてる2人、って事で縛る事をテーマにしたのかもしたんでしょうけど。
金崎に真田がビシッと言ってくれたのは良かったです。だけど、糸永も過去に踏ん切りをつけるために、金崎に対峙したほうが良かったんじゃないかなぁと思いました。
やりたくない事、やりたい事を遠慮しないで言い合えるようになって良かった。
ただ、時々真田に狂気を感じてしまうのは何故だろう…。
Sっていうのじゃなくて、狂気と感じてしまう。
やはり過去のせいか?
記憶を消さないとフラットな気持ちでは読めてないのかも知れませんね。