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秘境に棲息する竜人族の王の末子であるアゼルは、産み落とされた時から家族や周囲から疎まれていた。卵がふ化するまで10年かかり、二十歳になった今でも幼体のまま。唯一アゼルを可愛がってくれた占い婆の託宣により、山を下りて街道で25番目の人間に会うため夜明け前から待っていると、通りかかったのは、黒い鎧に身を包んだ騎士だった、というお話。
本書は、表題作の「竜は将軍に愛でられる」と、その続編「将軍は竜を溺愛する」の2本立てで、分量的にはだいたい半々です。
はじめに謝っておきますが、私はこの作品のよい読者ではありませんでした。
アゼルは子供の竜で、竜人族ゆえに竜体にも人型にもなれるという特性を持っているのですが、人間界の常識もあまり知らず、ましてや故郷でも占い婆に育てられ家族との縁も刺々しい物だったこともあり、往々にして本能のままに行動します。子供だから仕方ない、世慣れていないから仕方ない、と思えれば違うのかもしれないですが、私はそう思えなかったので始終イライラし通しでした。無謀に敵地に向かって飛んでいき役に立たないばかりか竜の存在を敵軍に知られたり、気軽に人前で人型になって全裸を晒したり、考え無し過ぎるためトラブルを招きます。
また、アゼルの相手であるランドール。勇猛果敢で頑強で国への忠誠心も厚い一国の将軍、だそうなのですが、彼の唯一の弱点「小動物に弱い」が全面に出過ぎていて、というかアゼルと出会ったところからのお話なので、終始アゼルに夢中でデレデレしているところしか見てないので、正直途中でかなり心配になりました。小動物はおろかアゼルの人間体(美々しい子供の身体)に目を奪われ、無垢な笑顔に股間を滾らせる。アゼルのために理性をかなぐり捨てるところもあって、完全に籠絡されていて、この人が将軍で本当にこの国は大丈夫なのかと。
そのような感じでした。お好きな方は本当にすみません。
「竜は将軍に愛でられる」は、ファンタジー要素満載ながら読みやすい恋物語でした。
成体になれない竜のアゼルが、偶然出会った将軍・ランドールに可愛がられながら少しずつ心を開いていく過程がとても丁寧で、ほのぼのした気持ちになれます。
将軍の溺愛っぷりも面白くて、頼もしさと優しさの両方を感じさせてくれてニヤニヤが止まりませんでした。
人間と竜という種族差のある設定ながら、ふたりの距離が縮まる瞬間には自然と感情移入できて、切なさや温かさがバランスよく描かれているなと思います。
◯度は控えめで物語自体のラブ要素が中心なので、甘めのファンタジーBLが好きな人には特におすすめ。
気軽に読めて癒される一冊でした。
和倉先生お得意の「攻めの溺愛」をこれでもかーーー!と堪能でき、心が満たされました…✨
目次だけ見ても、「竜は将軍に愛でられる」「将軍は龍を溺愛する」と、どっちも「攻→受」への愛じゃないですか…!
”溺愛”ってしっかり入っちゃってるし。ナイスです!!!
名倉先生のファンタジー作は初めてでしたが、可愛い&かっこいい竜人族のアゼルに、ランドール同様私もメロメロになりました(*´꒳`*)
竜人族の王の25番目の子供である、アゼル。20歳になるのに大人の体になれない彼に父王は怒り、「山を下り、25番目に通りかかった人間を襲ってこい」と厳命します。
この”25”というのは、占い婆が口にした数字。占い婆が「25に関する人間と会え。さすれば正体となるだろう」と予言したのを、父王が独自解釈し命令を下したのです。
仕方なく山を下り、25番目に通りかかった人間ー将軍のランドールに目をつけるのですがー
と展開するお話。
攻めであるランドール将軍、イラストで見るとお髭もあって筋肉隆々、立派な体躯でいらっしゃるのに「小さくて可愛いもの好き」だなんて可愛らしい!❤︎笑
あっという間に小竜のアゼルの虜になっているのが笑えます。
おまけに後半、成竜になったアゼルの人間の姿にぼうっとし、部下に「将軍、目がおかしくなっていますよ。しっかりしてください」と言われる始末(笑)
かつては強い繋がりのあった竜人族と人間がなぜ離れて暮らすようになったのか?
そこに隠された悲しい事実や、寿命の違う二人がどう一緒に生きていくのかーといった点が徐々に明らかにされ、わくわくドキドキしながら読み終えました。
調べてみて気付いたのですが、こちら、シリーズものなのですね!続刊も読まねば…!
受けを溺愛しすぎて恋の海に溺れ、あっぷあっぷしている攻め(笑)を堪能できる、素敵な素敵なお話でした✨
『竜は無垢な歌声に恋をする』を読んでからこちらを読みました。
こちらが竜シリーズの第一弾のようです。
成体になれない竜人族のアゼルと人間のランドールのお話。
アゼルの可愛さと、ランドールの溺愛のすごさにとても癒されました。
アゼルがランドールに最初から懐いて、ランドールを追っていくところが可愛くて
きゅんきゅんが止まりませんでした(*´▽`*)
挿絵もとても素晴らしくて、物語をより深く感じることが出来ました。
寿命について、確実なことはわからないけど、
きっと二人なら大丈夫なんじゃないかな?と思ったし
大丈夫であって欲しい…と心から思いました。
アデルはこれからもランドールに溺愛されて、のびのびと生きていって欲しいし
ランドールもアデルと共に幸せに暮らして欲しいです(*´▽`*)
可愛いお話を読めて良かったです♪
溺愛攻め、相思相愛、無垢で健気な受けを描かせたら右に出る作家はいないでしょう。
全3巻で番外が1巻あります。
オムニバスもの大好きなので、ぜひとも3巻とも読んでいただきたいです。
CPのその後が見れるって素敵じゃないですか?
今回はかわいいものが大好きなクマみたいなおじさんが攻めで、健気で無垢な竜人族が受けです。かわいいもの好きなおじさん、ギャップ萌えでいいですよね。
ストーリーもしっかりと面白く、ファンタジーものですが、世界観は難しすぎずちょうどいい塩梅で楽しめます。また、竜人族の設定もしっかりとシリーズで引き継がれていき、そちらも見ものです。
