いつか雨が上がるように、僕らはゆっくり恋していく――。

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表題作雨上がりの僕らについて 1

真城 洸輔
リーマン、高校時代の親友
奏 振一郎
出版社営業マン、高校時代の親友

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下漫画

あらすじ

東京で暮らす社会人の奏(かなで)は、ゲイであることを隠し、もう恋はしないと心に決めていた。
そんなある日、奏の前に、高校時代の親友であり、かつて「特別」な想いを寄せていた相手でもある真城(ましろ)が現れる。
6年ぶりの再会。動揺する奏に対し、真城は信じられない言葉を口にする。

これは「押し強めな天然男子×ネガティブピュアボーイ」の、涙が出るほど不器用で温かい恋。

作品情報

作品名
雨上がりの僕らについて 1
著者
らくたしょうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
comicPOOL
シリーズ
雨上がりの僕らについて
発売日
ISBN
9784758016834
4.3

(234)

(120)

萌々

(91)

(14)

中立

(7)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
26
得点
1013
評価数
234
平均
4.3 / 5
神率
51.3%

レビュー投稿数26

すぐに上手くいかないところがいい

 雨の日に子猫を拾ったところカフェの店員に声をかけられ、寄り道したカフェで高校の頃好きだった相手と偶然再会します。ぐいぐい距離を詰めてくる攻めに受けが高校の頃、攻めのことが好きだったことを告白し、「もうお前のこと好きになりたくないから放っておいて」と拒絶しますが、攻めは自分も受けのことを好きだったと告白します。そこから恋人としての関係を新たにスタートさせるお話でした。
 攻めは最初こそ強引でしたが、自分より他人の気持ちを優先させてしまう優しい性格なので、いきなり性的な関係にはならずにゆっくりと距離が縮まっていきます。
 1巻はキス止まりで、エチは2巻以降に持ち越しのようです。

 攻めも受けもすごく好きなキャラでストーリーも、両思いだからとすぐにはうまくいかないところがよかったですが、受けの職場の同僚♀が受けが同僚の女性社員をフッたことについて理由を問い質してきて、たまたま攻めと受けが水族館デートしているところを見かけていたことから、男が好きなんじゃないかと詮索してきたのは、デリカシーがなさすぎて不快に思いました。

0

話はめっちゃ良い!

話はめっちゃ良い!!
メインの2人も好き!!
特に、攻めがめっちゃ素直で良い子だし
受けも葛藤しながら頑張ってる!!!
受けに告白した彼女も、
喫茶店の2人も好きだ!!!



サブ役の年上女性が
マイノリティへの配慮なさすぎて、かなり無理めでした!!

余計なお世話すぎる、、、
ただの同僚がアウティングしろって良い立場か??
ほっといたら勝手にアウティングさえしそうだし、、、
悪気のなさがまだタチが悪い、、、
お話とはいえ、こういった行動は本当によくない、と思ったのでコメントいたしました〜

0

煮え切らない

好き作家さんのため作家買いしていました。この作品が代表作なのかな?
「レンタルタマちゃん」がすごく良くて、それ以来交わせていただいているのですが、こちらの作品はその中でも珍しくツボらず、辛口評価になってしまいました。

同級生の再会もの。奏の方は当時から真城のことを好きだったが、告白できず今は出版社の営業職。そんなときふと真城に再会する。
なんと真城は奏のことを好きだと言いだし。。

高校生当時言えなかったこと、会わなかった時間に興ったこと、それぞれの背景があるのですが、奏が乙女でぐるぐると思考が定まらず、ばちっと意見を言うキャラが好きな私にはちょっと合いませんでした。ごめんなさい。

好き作家さんだけに続編も番外も購入済みで準備万端でしたが、これからちょっと新たな気持ちでまた読みたいと思います。

1

再会とそれぞれの成長

新刊が出たのに合わせ、おさらい読みです。
高校時代のクラスメイトとの再会物語。エチなし。
じっくり読めて、じんわり沁み入るこの感じ…好きです。

再会早々ものすごいスピードで距離を詰めてきて、陽気でワンコ系の攻めだな、と思っていたら、母親との関係で彼が抱えたものがだんだん見えてきて…
自分も家族関係の悩みを持っているので、胸に刺さって読みながら苦しくなったりしました。

「家族」という言葉に縛られて、自分の欲望や怒りを我慢してきた真城(攻)だけど、これからはきっと奏に相談して一緒に悩んだり悲しんだり、迷ったり…そういうことが少しずつ出来るようになっていくのかな、出来るようになっていってほしいな。

それにしても、水族館デートで「いもむし」Tシャツを着てる真城、可愛い!
そして魚を見つめる奏をじっと見つめるその目線がね…恋してるんだね…って分かっちゃうよね。

全体的にすごく好きなお話なんですが、一点、奏のプライベートかつ繊細な部分にドカドカ踏み込んでくる金森さんの言動!
いくら奏にフラれた職場の仲間:藍沢さんのためとはいえ、正直嫌な気持ちに。。藍沢さんがいい人で良かった…;

0

表紙とあらすじとタイトルからは想像できなかった内容

素敵なタイトルに可愛らしい表紙。キャラも可愛くてまだまだ若い二人の恋物語かな?と思ってたら…。

なんだか二人とも苦労性というか不運というか。

藍沢さん、勇気出して告白して振られても諦められないってまだ迫って…。可愛い子に許される暴力なのか?

金森さん、後輩から失恋話聞いて腐女子の勘がビビビと来たかもしれないけど、奏を問い詰めるのお門違いでは?一歩間違えればセクハラかモラハラでは?

真城のお母さん、子供は所有物じゃありません。愛情と善意と勘違いの束縛と依存の押し付けは暴力です。真城が何から自由になるのを許さないの?あなたは何に縛られてるの?実母の世話?これまで頼ったのは誰なの?

奏が告白した人。気の毒だけど、自分の告白で誰かをそこまで追い詰めたら奏はもう恋するの怖くなるよね。

うーん、こう書いてくとこれBL漫画か?な感想ですね。普通に生きて普通に恋をすることがこんなに難しいなんて。
自分が諦めれば周りは丸く収まるんだって、悲しいですね。まだまだ若いのに。

はぁ、夢を見させて欲しかった。

0

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