いつか雨が上がるように、僕らはゆっくり恋していく――。

雨上がりの僕らについて(1)

amemagar no bokura ni tsuite

雨上がりの僕らについて(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×229
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
13
得点
331
評価数
75
平均
4.4 / 5
神率
54.7%
著者
らくたしょうこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
comicPOOL
発売日
価格
¥710(税抜)  
ISBN
9784758016834

あらすじ

東京で暮らす社会人の奏(かなで)は、ゲイであることを隠し、もう恋はしないと心に決めていた。
そんなある日、奏の前に、高校時代の親友であり、かつて「特別」な想いを寄せていた相手でもある真城(ましろ)が現れる。
6年ぶりの再会。動揺する奏に対し、真城は信じられない言葉を口にする。

これは「押し強めな天然男子×ネガティブピュアボーイ」の、涙が出るほど不器用で温かい恋。

表題作雨上がりの僕らについて(1)

真城 洸輔・リーマン・高校時代の親友
奏 振一郎・出版社営業マン・高校時代の親友

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下漫画

レビュー投稿数13

愛おしい2人

等身大な恋がそのまま描かれていて、心の中にしまっていた恋をした記憶を呼び覚ましてくれるような作品。奏くんと真城くんの一生懸命に恋をする姿がとても愛しくて、ゆっくりに恋を始めていく2人を温かく見守り続けたくなる。読んだ後は、恋をする勇気と両想いという奇跡の素晴らしさが心にじんわりと広がってくる。優しくて心に沁み込む物語。

0

愛おしい

まず、最初に言いたいのは
さいっっっこう!!
語彙力無さすぎですが、この一言につきます!

高校時代に出会った真城と奏。
奏はその頃真城が好きだった。
卒業してもう会うことはないだろうと思っていたのに偶然出会ってしまう。
ゲイなんだ、お前のこと好きだったんだ、と告げもう二度と会わないようにするつもりの奏に対し、真城は告白をする。

いきなりすぎる告白に奏は戸惑うし、馬鹿か?と。
さらに、ゲイである自分に対して罪悪感のようなものを持ってるせいで好意を示されても進むことができない。

真城は家庭環境のせいで、どこか自己犠牲的なところがある。
そんな日々の中、奏のくれた言葉は確かに真城を救ってくれた。
けれど、卒業後連絡を取れなくなってしまった奏。
就職し会えるかもと期待して出てきた東京で偶然出会えた喜びがどれ程のものだったのか計り知れない。

奏の周囲にいる人も優しい。
女性2人がとても良い味を出していて好き。

最後無事に恋人同士になるのですが、
これからも何かありそうな2人…
なかなか平穏無事にとはいかなそう。
けど、2人一緒なら絶対絶対幸せになれる!
もう切なくて胸が痛い。
涙が出てくるくらいこの2人が愛おしすぎる。

続きがとても楽しみな作品です!!

0

青春、リターンズ!

高校時代の親友との数年ぶりに再会した奏。
断ち切ったはずの過去の想いが突然の再会でよもやの成就。
しかも相手:真城は交友を深めようとグイグイくる…諦めと甘い期待がごっちゃになって混乱する奏のソワソワ感が可愛くて楽しいです。

奏は大学時代のツラい過去から恋すらしないと思うほどに頑なになっていたのに真城の押しにタジタジ。
社会人になっても、まるで思春期のような不器用な青さや心の揺らぎがぎゅっと詰まっていて、「あの頃」をやり直ししてるみたいで、切なさとくすぐったさの配分が最高。

奏がピュアっ子な繊細さんで大変かな?と思っていたのに、楽天家に見える真城の方が実は家庭環境からヤバいのがスパイスになって本当に面白い作品でした。
真城…痛みや我慢に慣れたらイカンよ。
いちばんヤバいのは真城のTシャツのセンスだが!

今巻では、ひとまずうまくいってるかに見えるふたりだけど、お互いの「根本」から理解しあわないとズレが出る気がします。
すごーく幸せなんだけど、ちょっとした毒が仕込まれていて、それが時限爆弾抱えているような気持ちでハラハラしながら読みました。
真城のお母さんどこで出てくるのかな…

高校時代に真城に彼女ができたとき、教室を抜け出してひとり泣いていた奏が切なすぎて幸せになってほしい。
いざとなったら奏の方が度胸ありそうですが。

次巻も楽しみ!

それにしても同僚の金森さんがウザい…すみれちゃんがいい子だからよかったけどね!!
久々にBLの女子キャラに舌打ちしそうになりました。

2

会いたいと思うことが何よりも大切だよ

高校時代は親友同士の再会もの、装丁で左右を見て黒髪攻めを確信する。どう転んでも好きなやつだ。
1話が真城と奏の過去と二人のこれからを暗示しつつ、作品全体の雰囲気をよく表していて掴みが上手いなぁと感じます。逆に1話でしっくりこない読者さんは最後まで馴染めないかもしれない。

「傷ついたり 傷つけたりしてまで
誰かと深く つながりたいなんて もう思えない」
を覆せるほどの強いアンサーなんてあるのかな?
「うまくいった日とか いかなかった日とか
何かある度に思い出して 何してんのかなって
会って話したいなってさ」
結局はこれに尽きるのでは!と私は思うわけです。
水族館デートとかしちゃう真城と奏ですが、ここの場面キラキラしていてとても好き。BL的にはありふれたデートスポットなのに既視感を感じさせないのはスゴいなと思います。
人は誰かに救われて、知らない間に誰かを救ったりして生きていくんだよなぁ・・・と真面目な物思いに耽ったりしながら最後はほのぼの感が残る、続きが楽しみなお話でした。

4

綺麗.......。

綺麗な表紙に惹かれて購入!!
昔の友達と久しぶりに再開して、恋に発展…。最高です!!
真城の強気な感じと、奏の弱気な感じが、なんだか空回りしていて、もどかしくもあったけれど、リアルな恋模様が描かれていて良かった!!
次巻も楽しみにしてます

0

大人の遅い青春を見ているようで

再会してからの2人の姿が甘酸っぱくて、ちょっぴりほろ苦くて、でもきらきらとしていてとても眩しく感じました。
高校時代の親友同士だった2人が、とある喫茶店で偶然にも再会をするところからお話は始まります。
こちらの作品、以前らくた先生がTwitterに掲載されていた「夏の喫茶店」というタイトルの漫画が元になっています。
「夏の喫茶店」もじんわりと来る良い作品なので、まだ未読の方はぜひチェックしていただきたいです…!
まさかこのお話の2人がたっぷりと読めるなんて!と喜びでいっぱいです!

過去の恋愛のトラウマから、もう誰の事も好きにならない・なりたくないと思っていた奏。
喫茶店で偶然にも、高校時代の親友で好意を持っていた真城と再会してからというもの、止まっていた奏の世界がどんどんと動き出すかのような展開にわくわくしました。
「ゲイなんだ」と奏に告白された時の真城の反応があまりにも普通なのがとても良い。
実は両片想いだったという事が判明した2人が、手探りのままゆっくりと恋を育む様子が、年齢的には大人なのだけれどすごくピュアで応援したくなる。
タイプが違う2人のやり取りが可愛い。
水族館デートが美しくて大好きなシーンになりました。
写真を撮り合う2人と、楽しいと言う奏を見た真城が「好きだな」と呟くシーンにきゅんとします。

現在と過去が織り交ぜられながら、両視点で描かれている今作。
2つの視点で描く事によって、真城は奏に救われ、奏は真城に救われている事がすごく良く伝わるんですね。
真っ直ぐで明るい真城にも内に抱えているものがあり…
この辺りも次巻以降どうなるのかが気になります。


そして、皆さま仰っている通り、うーん…奏の会社の女性陣が出て来るシーンに少しだけ苦手意識を持ってしまいましたが、その後は段々と恋愛相談をする間柄にまでなっているようなので良かったのかな。
必要なシーンだったとは思いますが、ここにもやもやとする方もいらっしゃるかもしれません。
喫茶店の店員さんは元気で可愛らしくて良いですね。

読み終えて、良いお話を読んだなという気持ちになれる作品でした。
少々お疲れの方や、BL初心者の方にもおすすめの柔らかな空気が流れるお話です。
泣き虫な奏の泣き顔が、なんだかもう庇護欲がわいて来てしまう可愛さで、らくた先生の描かれるキャラクター達の表情は本当に魅力的だなあと感じました。
ゆっくりと穏やかだけれど、コミカルさも苦い部分もあり、すごく丁寧に描かれた恋のお話です。
作中の「雨」が心情を表しているかのようで、これから先、2人がトラウマを乗り越えて青空の下を一緒に歩けるようになれば良いなあ。
次巻も楽しみにしています。

1

じっくり灯る

このお話の元になったtwitter漫画を見てらくた先生を知りました。
このお話が本になるのを待っていました!
ほんとにじんわり、胸に沁みる泣ける漫画で、でも設定はあのまんまではないんだな、と、いうのがカフェのお姉さんですね。
二人は多分そのままなんだけど。
良かったね奏良かったねとひたすらお母さんみたいな気持ちになります。

超ネタバレですが
やっっっっっとやっとラストシーンで某箇所がくっつくというスローぶりなので、それを楽しめる方向けです。

奏に片想いしてる子の涙に奏も泣いてしまう場面では、本のこちらの自分もボロ泣きしてました。
じっくりじっくり、読みながらふたりと一緒にふたりの心を育ててくような感覚です。

らくた先生は、環境の部分に闇があることが割とあるような気がするので(この本が出るまでに既刊を全部買いましたw)、今後真城のほうが重くなってくるかとは思うのですが、奏と超えていくんだろうなと続刊を待っています。

電子も紙も買ったのでおまけ漫画はもうジタバタしました!!ほんとこの先どうすんの奏!!!

あとカナデは下の名前だと思い込んでいました…。

1

人間の強さと脆さ

私漫画の日常生活の描写が好きでして。
ケトルで湯を沸かすとか片手鍋で湯を沸かすとかそういう小さなことから生活感や為人が見えるじゃないですか。
食事とかもそう。ちゃんとこの人たち生きてる!て感じさせてくれる描写をする作家さん(作品)は
心理描写も上手いと信頼感が私の中であるので。
だから2話の真城の朝のシーンとかテンション上がっちゃった。
お昼とかモリモリ食べてて愛しさ増すわぁ。
2人の会話のテンポ、ふとした瞬間の表情で魅せるコマを堪能して欲しい。

これ1巻なのでまだ続くんですよ。
人間の強さと脆さ、奏でと真城それぞれの視点から解かれて行く過去にハッとさせられる。
1話の奏の回想シーンが真城視点で描かれた時の奏の強い言葉に弱気な奏の新たな一面を知ることができたし
構成うまって唸った。
真城の抱えてるものも重いなぁ。。
いつか雨が上がるように、僕らはゆっくり恋していく――てあるように丁寧に作ろうってのが伝わってくるな、と。
あ〜〜〜幸せになってくれ。。

1

優しい雨の日から始まる2人の恋物語

らくたしょうこ先生があとがきに記載されていますが、TwitterとpixivにUPされた『夏の喫茶店』が原型になります。
『夏の喫茶店』はSSですが、とてもいい作品なので、ぜひ読んでみてください。
お気に入りは、真城くんがカフェの店員に堂々とカップル宣言しているシーンです。
奏くんは超うれしかったでしょうね。泣いてます。

らくた先生の絵は可愛いし、コマ割りも上手いので読みやすいです。

サラリーマンの真城 洸輔くんと高校の同級生でサラリーマンの奏 振一郎くんのお話。

本編は奏くんの視点でお話が進みます。
奏くんはゲイで、高校生の時に東京から転校して来た真城くんのことが好きでした。
でも、奏くんは真城くんに気持ちは打ち明けないまま、大学進学を機に上京して音信不通にしてしまいました。
その後、奏くんはフツーに誰かを好きになって、フツーに恋をして、フツーに付き合いたいといろいろ頑張りましたが、どれもうまく行かずにいつしか恋することを諦めていました。
もう恋なんてしない 覚悟してしまえばいい

一方、真城くんは精神的に不安定なお母様(毒親)の存在で、中学生の頃から自分の気持ちを心の奥底に沈めて生きて来ました。
そんな真城くんが高校で奏くんと出会い、自分の気持ちに向き合うきっかけになる言葉を言われます。
「自分の気持ちを無視しているだけだ 我慢するな 真城」
真城くんは連絡が取れなくなった奏くんと会えるかもしれないと、大学卒業後の就職を機に上京します。

雨の日に奏くんが仔猫を拾ったことで、2人は喫茶店で再会します。
もう真城くんに会いたくない奏くん
もう奏くんを離したくないと思う真城くん
奏くんは自分がゲイであること、高校の時に真城くんが好きだったことをカムアウトします。
これで終わりだと奏くんは思ったに違いありません。
が、真城くんの返答は奏くんもビックリの「お前のこと好きだから」です!
真城くんは奏くんの告白で、名前がわからなかった「自分の気持ち」に気が付いたのです。

一般的に、お互いがそれぞれ辛いトラウマを抱えている恋愛は暗くなることが多いのですが、らくた先生の描くキャラがとても魅力的なので、陽だまりのようなピュアなラブストーリーになっております。

奏くんは恋愛のトラウマがあるため少し擦れてしまっているのかと思ったら、全然そんなことはありませんでした。
真城くんに軽いキスをされただけで、真っ赤になってその場にしゃがみ込んでしまうほど純粋なのです。
真城くんは明るく真っすぐな性格かと思えば、こちらは家族のトラウマがあるため、人に頼ることが出来なくなっています。
でも、奏くんが勇気を出して真城くんに思いをぶつけたことで、真城くんの心の奥底が雪解けしていくように感じました。
真城くんは奏くんとは反対で恋愛には積極的な感じです(笑)今後が楽しみです。

他の方もレビューされていますが、奏くんの同僚の金森さんが前半うざいです。
何様ですか?って感じです。
後半は奏くんの相談相手になりますが…。

まだ始まったばかりで、悩みながらの2人の恋。
この2人がトラウマを乗り越えて本当に幸せになるまで見届けたいと思います。
次巻も楽しみにしています。

ぜひ、多くの方に読んでいただきたいです。
BL初心者の方はもちろん、いろいろあって心がお疲れの腐女子の皆さまにもおすすめします。

最後に…
電子版は描き下ろしはラストの続きがあるんですか?!
私は紙ですよ Σ(||゚Д゚||)ガーン
誰か「雨上がりの僕らについて(1)」電子限定描き下ろし漫画 のレビューお願いします(泣)

1

泣き顔萌えがきたよ

続刊作品、初めから1巻だとわかる表記は本当にありがたいです。
そして、先生お得意のラブコメ作品だと思っていたらテイスト違いで驚きでしたが、
ゆっくりとした恋が描かれていて、ただの再会ラブではない作品にじんわり。
私は泣き虫受けの泣き顔に萌えまくりでした。

高校同級生が6年ぶりに社会人となり再会。
隠れゲイの奏と明るく押しの強い真城。

喫茶店で偶然再会した二人、友達として繋がろうとする真城を、
奏があからさまに拒否しても諦めず食らいつく。
自分はゲイでお前が好きだったと奏に告白され、
真城も初めて自分の気持ちが恋愛感情だったと気づく両片想いだった二人ですが、
ゲイで恋にトラウマのある奏は、誰も好きにならないと決めていた。

結構序盤に再会してお互いに好きだったと解るのに、
今までの恋愛に傷ついて臆病な奏は逃げ、真城に逃げ道を塞がれ会うことができる奏。
また好きになりたくないと言っていた奏が、一緒にいる心地よさを思い出して、
本当の自分の気持ちを知りたいと、奏から真城をデートに誘うという、なんちゅうキュン展開。

BLの水族館デートっていいなぁ…絶対かわいい描写のクラゲが出てくるから大好きです。

奏を見てる真城の表情から好きが滲み出てる、
やっぱり水族館デートは二人の蜜度をあげますよね。
気持ちが溢れた奏といい雰囲気だったのに…お邪魔が。

ゆっくりゆっくり近づいていく二人の恋に、ジレながらもキュンが止まらない。
一気に加速すると思ったら…。

明るい真城の背景が驚きで、不安定な母によって歪んだ愛情を押し付けられた生育。
相手を思いやること、自分の気持ちに素直になること、
どちらが本当の愛情なのか解らない真城が、
奏との関係を深めることで、自分の素直な感情に反応できるようになる。

かなりそれぞれの心情を掘り下げて丁寧に描いてます。
ゲイのトラウマで傷つき、自分の気持ちばかりを見てきた状態ですが、
元々感情に素直で、だからこそよく泣くし、泣くことを我慢しない奏。
真城は押し殺すことでやり過ごしてきた負の感情に、奏に支えられ向き合い感じていく。
正反対な二人が一つになって丁度いい感じです。

嫌な感じだった女性同僚の二人は、奏の恋愛相談相手になってるし、
今まで隠れゲイだっただけに、奏にとってはありがたい存在ですよね。
すれ違いかと思った二人だけに、ラストはキュ~~~ン…
いいとこで終わりましたが、この感じだと次巻はアマイチャ回だと期待できる?!

ラストにキスでしたが、電子描き下ろしで、ラストの続きとか…え。
部屋に上がって寛いでもう一回ちゅ…なんですが、本編で一回しかキスしてないのに、
紙本派だったら怒り心頭ですよね…というか、他の描き下ろしペーパーもそんな感じとか?
ちょっと気になるな…。

次巻が楽しみ、奏の泣き顔も楽しみにしてますよ。

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