電子限定描き下ろし付き
甘えんぼ方言男子、初恋奮闘中♡
義理の従兄弟って現実でもBLでも珍しい関係性ですね。従兄弟自体兄弟に比べると少し遠い存在で、さらに血縁もなく年も離れているとなると、顔を合わさなければほぼ他人。でも、悠は幼い頃旗彦にたくさん遊んでもらったので、すっかり懐いていて。東京で再会してからも過去と変わらない真っ直ぐな態度で旗彦に接する悠が、とても可愛くて応援したくなりました。田舎出身者が皆こうなわけではないと思うんです。本人の生まれ持ったもの、家族の育て方が良かったんだろうなと。お互い節度を保って、仮同棲後悠がちゃんと部屋を見つけて出て行ったり、悠に感化されて旗彦も故郷に向き合ったり、恋愛面だけでなく生活面や家族との関係における2人のしっかりした考えも描かれているのが素敵でした。
幸田みう先生の作品は、ほっこりするねぇ〜。。。
悠くんの終始の言動に〜いつも、萌え死にそうになるwww
あとがきに、「また何らかのカタチで描けたらいいな」と、ありますが〜是非、続編を!
悠くんが、泣く時に服をギューって握る仕草が幼い頃と変わってないのが可愛い。
まだ、大学だけど〜少しづつ、大人になって行く悠くんと〜優しい旗彦さんを読んで見たい。
無邪気で素直な悠くんが、旗彦さんの寂しさをが癒しだったんだね。
優しいお話しで、ほっこりしました。
大学進学を機に秋田県から上京してきた悠と、悠のいとこにあたる旗彦のお話です。悠は、アパートの風呂場からの怨霊を感じて、悠の家へ引っ越して来ます。子供のころから大好きだった旗彦くんと憧れの暮らしが始まりますが、慣れない都会での暮らし、大学生活など、悠が乗り越えることはたくさんあるようでした。
ずっと秋田弁が抜けない悠は、素直な性格なので、都会で生活していくことが悠に合っているのか気になりました。悠には、あまり窮屈な思いをして欲しくないと思いました。大学での友人づくりなど、悠の大人になるまでにの成長物語、ドキュメンタリーのような作品です。
爽やかな読みやすいお話でした。
くりくりまん丸お目目の悠がタイプではないけども(ごめん)と思いながら読みましたが、あら〜まっすぐで素直でかわいい子じゃないの〜と(なぜかオネエ口調に)。
上京しても方言バリバリで直そうとしないのがナイスです。
再会の仕方が偶然すぎ〜!と思いましたがw
旗彦が冷めて変わっていった背景がよくわかりました。
それも必要最低限な描き方が好みです。
悠にまっすぐに思いを告げられて一旦は突き放すけども、いなくなってさびしいと気づく旗彦。
自分の中の負の感情にケリをつけるために、まずおじいさんに電話するのがよかった。
当時、おじいさんは戸惑っただけで、旗彦を否定したわけではない、きっとそういう人柄だろうと感じさせる描写でした。
両思いになるところも、それ以降もよかったです。
旗彦が本来の思いやりのある人柄で。
悠に甘えられるところも、悠が旗彦のことを理解して甘えさせてあげられるのも。
ストレスなく読めるのって、やっぱり大きいですね(最近好みでない作品に当たったのでw)。
大学進学を機に上京した悠はアパートが事故物件かもしれなくて怖くて帰れず、まだ知り合いもいない東京でひとり泣いていると、声を掛けてきてくれたのは大好きなイトコの旗彦くん。
そんな偶然の再会からはじまる恋のお話でした。
秋田出身の悠が抜けきらない方言で話す言葉は丸みがあり、更に悠の幼さもプラスされてすごく可愛らしくてほっこり。
旗彦はクールであまり感情が見えないけれど、そのぶん根っこの優しさがじんわり温かくしみてきてふたりのやり取りに癒やされました。
年齢よりずっと幼く見える悠ですが旗彦の隣でどんな大人になるんだろう?
描き下ろしのエピソードから、稲穂の海の輝きを忘れない人でいて欲しいなと思いました。
可愛くてほのぼの、でもジーンとするところもあるようなお話でした。