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俺たちもう…ただのセフレじゃいられない…。
オメガポルノシリーズの第2巻。
ふと思いましたが、オメガバースではありますが、ポルノという言葉から想像されるようなエロティックな内容ではなく、どれも割とキュンとする恋のお話です。
第2巻は、オメガの千昭とアルファの虎のカップル。
高校の同級生で、発情期に体から始まった関係ですが、4年も続いているのはなぜ?
千昭は虎のことが好きなのですが、虎には常に彼女がいて、千昭とはただの体の関係だと思っています。
千昭が言葉に出来ない思いをかかえる切ないストーリーですが、千昭のことを大事に思う第三者があらわれて、やっと自覚しはじめる鈍感攻めという設定でした。
こんな鈍感彼氏は嫌だ(鉄拳風)、っていうお話なんですが、最後には自分の執着に気づき、自分のものだと主張するかわいらしい虎なのでした。
オメガポルノ二作目、だけど今回の主役千昭と前作の主役たつるの見分けがつきません…。片方が片思い状態のセフレが恋人になるまで。
千昭の方はずっと虎が好きなのかな~って感じですが、虎の方は自覚なし。で、千昭と店長の仲を誤解してからの虎のぐるぐるが長いったら。相手に何の確認もせずに勝手な思い込みを元に考えて、一人で何を空回ってるんだろうと思ってしまいました。しかもこの誤解し続ける期間が長すぎて、いつまでやってんだと。
振り回された千昭も自分からは動かないし、キャラの魅力とストーリーの面白さがどこにあるのか、私には分かりませんでした。
オメガポルノシリーズでも特に好きなカプです。
虎の事が好きだけどその思いを隠しながら関わり続けるΩ千昭。チャラくてオープン自由気ままなα虎。やることはめっちゃやってるのに恋愛は初心者な二人のすれ違いがなんとも好きです。
遊び人だけど憎めないキャラクターな虎って凄い!千昭はちょっぴりツンで思いを隠しているけどさりげなく虎の好物を作ってあげたり、虎には何でも許しちゃうところが健気で可愛いんです。
きゅん&笑顔になれるΩバース作品です。
チャラ男系アルファ大学生×一途なフリーターオメガのお話です。
題名を見てなんとなく読んでいなかった作品ですが、広里先生の他の作品がとても好きで読んでみました。
オメガポルノシリーズは3作品あってそれぞれ違うカップルの話になっています。
こちらは第二弾で主人公は健気で一途なフリーターの千昭です。題名からわかるようにオメガバースのお話ですが、世界観自体はゆるくてアルファである虎次郎と普通の日常生活の中で関係が変わっていく様子が描かれています。
このアルファの虎次郎が千昭に接しているときの様子がとてもイイのです。
やっていることはなかなかヤリ◯ンなのですが千昭を目の前にした時の虎次郎は表情も台詞も攻が受を好きすぎるのが大好き病の私にはたまらなくイイのです。
オメガバースの発情期設定は
激しい・そこそこ・適度(私的)と色々ですが
この作品は適度です。
なのでほぼ二人のなかでそれが解決されている為安心で表情と心情の描写にもキュンが多く程よく楽しむことができます。
虎次郎はアルファですが親しみやすい感じもあって可愛らしくもあって、チャラいですがシリーズ三作の中の攻では一番推しです。
終盤の虎次郎のデレは最高です。
受の千昭も一途で健気で優しい。
感情の起伏が激しい感じはなくてほのぼのとストーリーは進んでいくのですが二人の様子にキュンを沢山感じます。とくに虎次郎に。
広里先生の絵柄がまたいいんです。
コミカルなコマも多くて緊張感はほとんどないです。
この作品は攻も受も男らしいのですが、攻の男らしさがすごく好きです。
エロは多めです。とてもイイエロです。
購入してからもう何度も読んでいます。
作品の雰囲気も台詞も絵柄もとても好きです。
重いオメガバースが苦手という方にはオススメです。
『caseたつる』で、主人公・たつるの親友として登場した芳野の兄の登場です。
抑制剤が体に合わなくて戻してしまう千昭。
薬を飲む代わりにαである虎次郎とセックスをすることで、発情期をやり過ぎしてきたが…。
いやあ、切なかったです。
千昭目線と虎次郎目線の配分が絶妙。
常に彼女が切れず、千昭の相手をするのは単純に「気持ち良いから」というだけの虎次郎にひそかに抱いている想いを打ち明けることも、関係を切ることもできない千昭目線は、とにかく切ない。
彼女と千昭は「別腹」と言い切り、ただ気持ち良いから千昭としたいだけの虎次郎が、千昭のバイト先の店長のことでモヤっとしたり、発情期のはずなのに呼ばれなくてモヤモヤする虎次郎目線は、虎次郎の鈍感っぷりが可笑しい。
この虎次郎目線が挟まれることで千昭目線の切なさが際立って、爆萌えにつながるという効果がありました。
鈍感な上に無神経なんですよ、虎次郎が。
自分的にはキモチイイ+人助けくらいの気持ちでいるから、平気で彼女の話もするし、千昭のバイト先に彼女を連れて来たりもしちゃう。
恋愛に関しては先に惚れた方が負けなので、そんな虎次郎を拒絶できない千昭が切ない。
だけど次第に虎次郎が自分の気持ちというか、無意識に漏れ出した想いに「あれ?」「おや?」となっていくに従ってパワーバランスが崩れていくのが、また良いんですよ。
終始にやにやしっぱなしでした。
何人元カノがいようと、歴代の彼女たちや今カノに「本命は別にいる」と思わせていたのも萌えるエピソード。
完全に胃袋も掴まれちゃってるのもツボ。
彼女とは長続きしないのに、千昭とは4年も続いてるというのも良い。
気付いてないのは本人だけっていうのがたまらんのです。
はー、楽しかった。
あまりに楽しかったので、もう一回読んでこよう。