深く愛している…だから離れることにした。

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表題作くちづけは嘘の味 7

和智大介,青年実業家の会社社長
槙尾ひじり,バーテンダー,情報屋

その他の収録作品

  • 僕の友達の話(描き下ろし)
  • 寂しいに決まってんだろ(描き下ろし)
  • カバー下漫画/あとがき

あらすじ

深く愛している―――だから離れることにした。槙尾に訪れる大事な人との別れ―――酷い男×悪い男の危険な情事、人気シリーズ最新刊!

経営者としてはおそろしく優秀、だけど情が薄く人間的に難アリの青年実業家・和智と元詐欺師のバーテンダー槙尾は恋人同士。穏やかな日々を過ごしていた二人の前に厄介な敵が現れる。「槙尾を泣かせた方の勝ち」方法も手段も問わない―――槙尾の師匠・白州が仕掛けたゲームに二人は巻き込まれていく。一方、槙尾と和智を案じた杜江が二人と同居することに。 杜江の前ではしゃぐ槙尾を見ていられず、和智は自宅を飛び出して…?

作品情報

作品名
くちづけは嘘の味 7
著者
サガミワカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
くちづけは嘘の味
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414289
4.1

(31)

(11)

萌々

(15)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
130
評価数
31
平均
4.1 / 5
神率
35.5%

レビュー投稿数2

シリーズとして落ち着いちゃったかな?

もうこんな巻数になったんですね。
初めはハラハラしていた主人公二人の関係も、何だかんだ落ち着いた感じに。だから、シリーズを続けていく中で話をどう進めるか、となると、主人公二人を取り巻く人達との人間関係を描く、ってなりますよね…。

今回はその色が強くて、結果主人公二人がぼやけちゃってーな感じになっちゃったかも。何しろこのシリーズ、脇の人間も濃いし変人ばっかだし(笑)
面白かったけど、ある意味この二人の関係はもう動かしようがなくなったんじゃ?とも思えちゃった感じです。シリーズを続けるなら、またこういう周りの人間に引っ掻き回されるけど、乗り越えていく!みたいなパターンになっちゃうんじゃ?みたいな。うーん、今後どう続くのかなあ。

4

これってどうなの?

うーん。とても評価に迷いました。限りなく中立ですが、実際に面白かったので萌にしました。

最初は読んでいて槙尾の師匠の白州がゲームを仕掛ける意味が分からず、彼の思考回路に胸糞悪く感じました。

そして脇が甘い和智を助ける為に杜江が活躍するのは面白かったし、杜江の槙尾への決別にも感動しました。

序盤の胸糞悪さがスッキリと解決したし、やっぱり面白かったと満足したんです。
もうこれ最終回かしらと思うほどで、カバーと帯の文字も目を皿のようにして確認しました。

そしてカバー下の漫画を楽しんで「あとがき」を読んだ途端にスンって冷めてしまいました。

「杜江と槙尾の関係も一区切りさせなければということでこんなお話に」とあったんです。

あの白州の胸糞悪いゲームがこの結末の為だと知って一気に冷めてしまったんです。

お話を面白くする為のアイデアなら理解出来ますが、ああいうことを作者様に「あとがき」でバラして欲しくなかったです。


3

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